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公開番号2025134430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-17
出願番号2024032321
出願日2024-03-04
発明の名称層厚調整装置及び組合せ秤
出願人大和製衡株式会社
代理人個人,個人
主分類G01G 19/387 20060101AFI20250909BHJP(測定;試験)
要約【課題】層厚調整部の交換作業の負担を軽減することができる層厚調整装置を提供する。
【解決手段】平面視において円周に沿うように配置された複数の計量ホッパ60へ、複数の搬送経路を通過させて被計量物を搬送可能な組合せ秤1に設けられる層厚調整装置40、40Aであって、組合せ秤1の支持部13に取り付けられ、平面視において環状に形成された取付部材41と、複数の搬送経路のそれぞれに位置するように、取付部材41の径方向外側において取付部材41の周方向に沿って配置され、搬送経路上の被計量物の層厚を調整可能な複数の層厚調整部43と、取付部材41の周方向の一部に沿う円弧形状に形成され、複数の層厚調整部43のうちの一部であって、2つ以上の層厚調整部43が固定されると共に、取付部材41に対して着脱可能に取り付けられる固定部材42、42Aと、を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
平面視において円周に沿うように配置された複数の計量部へ、複数の搬送経路を通過させて被計量物を搬送可能な組合せ秤に設けられる層厚調整装置であって、
前記組合せ秤の取付対象に取り付けられ、平面視において環状に形成された取付部材と、
複数の前記搬送経路のそれぞれに位置するように、前記取付部材の径方向外側において前記取付部材の周方向に沿って配置され、前記搬送経路上の被計量物の層厚を調整可能な複数の層厚調整部と、
前記取付部材の周方向の一部に沿う円弧形状に形成され、複数の前記層厚調整部のうちの一部であって2つ以上の前記層厚調整部が固定されると共に、前記取付部材に対して着脱可能に取り付けられる固定部材と、
を具備する層厚調整装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記固定部材は、半円形の円弧形状に形成され、
前記固定部材には、複数の前記層厚調整部のうちの半数が固定される、
請求項1に記載の層厚調整装置。
【請求項3】
前記固定部材は、
前記取付部材の周方向に沿って複数設けられる、
請求項1に記載の層厚調整装置。
【請求項4】
前記固定部材は、
前記取付部材の径方向外側に配置され、前記取付部材に対して着脱可能に取り付けられる第一固定部材と、
前記第一固定部材の径方向外側に配置され、前記第一固定部材を介して前記取付部材に対して着脱可能に取り付けられる第二固定部材と、
を具備する、
請求項1に記載の層厚調整装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の層厚調整装置と、
平面視において円周に沿うように配置され、被計量物の重量を計測する複数の計量部と、
前記搬送経路を構成し、複数の計量部へ被計量物を搬送する複数の搬送部と、
を具備する組合せ秤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、層厚調整装置及び組合せ秤の技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、被計量物を複数の計量部へ搬送すると共に、各計量部での重量の計測値を用いて被計量物の計量を行う組合せ秤が知られている。また、上記組合せ秤に設けられ、各計量部への搬送経路上の被計量物の層の厚さ(層厚)が不均一にならないように、被計量物の層厚を調整可能な層厚調整装置の技術が公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、搬送された被計量物の重量を複数の計量部(計量ホッパ)を用いて計測する組合せ秤に、層厚調整装置を設けた構成が記載されている。上記組合せ秤は、円錐状のトップコーンに沿って被計量物を分散させる分散フィーダを備えており、複数の計量ホッパは、トップコーンの周方向に沿って配置されている。また組合せ秤は、分散フィーダからの被計量物を複数の計量ホッパのそれぞれに搬送するように、放射状に配置された複数の直進フィーダを備えている。
【0004】
特許文献1に記載の層厚調整装置は、上記直進フィーダ上を移動する被計量物の層厚を調整することができる。層厚調整装置は、リング状の枠体の周方向に沿って、複数の直進フィーダ上にそれぞれ位置するように複数の層厚規制板が配置されている。各層厚規制板は、ボルト等を用いてそれぞれ枠体に固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-326023号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、上述のような組合せ秤では、例えば被計量物の種類の変更に応じて、層厚規制板(層厚調整部)を交換する場合がある。上記特許文献1に記載の層厚調整装置において、層厚規制板の交換を行う方法としては、交換の対象となる層厚規制板を1つずつ交換する方法と、全ての(全周分の)層厚規制板を枠体ごと交換する方法と、が考えられる。
【0007】
しかしながら、交換の対象となる層厚規制板を1つずつ交換する方法を採用した場合には、各層厚規制板の着脱作業の負担が大きくなるおそれがある。全周分の層厚規制板を枠体ごと交換する方法を採用した場合には、複数の層厚規制板をまとめて交換することが可能となり、個々の層厚規制板の着脱作業の負担を軽減することは可能となる。しかしながら上記方法では、交換する必要がある層厚規制板が、全周分の層厚規制板のうちの一部である場合でも、全周分の層厚規制板を備える交換用の部材を用意する手間が生じ、作業の負担が大きくなるおそれがある。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するため、層厚調整部の交換作業の負担を軽減することができる層厚調整装置及び組合せ秤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る層厚調整装置は、平面視において円周に沿うように配置された複数の計量部へ、複数の搬送経路を通過させて被計量物を搬送可能な組合せ秤に設けられる層厚調整装置であって、前記組合せ秤の取付対象に取り付けられ、平面視において環状に形成された取付部材と、複数の前記搬送経路のそれぞれに位置するように、前記取付部材の径方向外側において前記取付部材の周方向に沿って配置され、前記搬送経路上の被計量物の層厚を調整可能な複数の層厚調整部と、前記取付部材の周方向の一部に沿う円弧形状に形成され、複数の前記層厚調整部のうちの一部であって2つ以上の前記層厚調整部が固定されると共に、前記取付部材に対して着脱可能に取り付けられる固定部材と、を具備するものである。
【0010】
また、本発明の一態様に係る組合せ秤は、本発明の一態様に係る層厚調整装置と、平面視において円周に沿うように配置され、被計量物の重量を計測する複数の計量部と、前記搬送経路を構成し、複数の計量部へ被計量物を搬送する複数の搬送部と、を具備するものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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