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公開番号
2025121127
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-19
出願番号
2024016370
出願日
2024-02-06
発明の名称
非吸収面用インクおよび塗布具
出願人
三菱鉛筆株式会社
代理人
個人
主分類
C09D
11/16 20140101AFI20250812BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】 非吸収面に対して筆記を行った後における消去性に優れた非吸収面用インクを提供する。
【解決手段】 顔料と合成ラテックスとを含む非吸収面用インクであって、前記非吸収面用インクの50℃における蒸気圧は、10.0~12.3kPaである。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
顔料と合成ラテックスとを含む非吸収面用インクであって、前記非吸収面用インクの50℃における蒸気圧は、10.0~12.3kPaであることを特徴とする非吸収面用インク。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記顔料の固形分質量と前記合成ラテックスの固形分質量との比(顔料の固形分質量/合成ラテックスの固形分質量)は、0.01~0.50であることを特徴とする請求項1記載の非吸収面用インク。
【請求項3】
前記合成ラテックスのガラス転移温度(Tg)は、25℃以下である請求項1または2記載の非吸収面用インク。
【請求項4】
前記合成ラテックスは、アクリロニトリル・ブタジエン系ラテックスおよびスチレン・ブタジエン系ラテックスの少なくとも一方であることを特徴とする請求項3記載の非吸収面用インク。
【請求項5】
前記顔料は、中空粒子である請求項1または2記載の非吸収面用インク。
【請求項6】
請求項1または2に記載の非吸収面インクが容器に充填されてなる非吸収面用塗布具であって、前記容器の一端に消去具を備える塗布具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記後に擦過消去可能な非吸収面用インクおよび塗布具に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
革靴などの皮革製品の製造において裁断や縫い付けの際、「銀ペン」と呼ばれるマーカーで下書きを行い、線や印などの目印をつけている。下書きの線や印は、製造工程中で消去する必要があるが、既存の銀ペンは消し残しが発生するなど消去性に劣り、作業性に影響を及ぼすことがあった。
【0003】
消去性に優れるインクとしては、紙面に対する浸透性を考慮したものが提案されている(例えば特許文献1~3参照)が、皮革等の非吸収面に対する消去性については検討されていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-46093号公報
特開平5-279614号公報
特開平5-214285号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、非吸収面に対して筆記を行った後における消去性に優れた非吸収面用インクを提供すること、また、この非吸収面用インクを用いた塗布具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、鋭意検討の結果、所定の成分を含み、更に蒸気圧を所定の範囲とすることにより上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0007】
すなわち、本発明によれば、
(1) 顔料と合成ラテックスとを含む非吸収面用インクであって、前記非吸収面用インクの50℃における蒸気圧は、10.0~12.3kPaであることを特徴とする非吸収面用インク、
(2) 前記顔料の固形分質量と前記合成ラテックスの固形分質量との比(顔料の固形分質量/合成ラテックスの固形分質量)は、0.01~0.50であることを特徴とする(1)記載の非吸収面用インク、
(3) 前記合成ラテックスのガラス転移温度(Tg)は、25℃以下である(1)また(2)記載の非吸収面用インク、
(4) 前記合成ラテックスは、アクリロニトリル・ブタジエン系ラテックスおよびスチレン・ブタジエン系ラテックスの少なくとも一方であることを特徴とする(3)記載の非吸収面用インク、
(5) 前記顔料は、中空粒子である(1)または(2)記載の非吸収面用インク、
(6) (1)または(2)に記載の非吸収面インクが容器に充填されてなる非吸収面用塗布具であって、前記容器の一端に消去具を備える塗布具
が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、非吸収面に対して筆記を行った後における消去性に優れた非吸収面用インクを提供することができる。また、この非吸収面用インクを用いた塗布具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
塗布具の一例を示す図面であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。
塗布具の一例を示す図面であり、(a)は正面視の縦断面図、(b)は平面視の横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の非吸収面用インクについて説明する。本発明の非吸収面用インクは、顔料と合成ラテックスとを含む非吸収面用インクであって、前記非吸収面用インクの50℃における蒸気圧は、10.0~12.3kPaである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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