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公開番号
2025121172
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-19
出願番号
2024016456
出願日
2024-02-06
発明の名称
アームレスト装置
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
A47C
7/54 20060101AFI20250812BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】格納位置に位置しているアームレストが意図せず展開位置へ移動することを抑制する。
【解決手段】アームレスト装置は、対応するシート10の前方に位置する展開位置(実線で示す)と、シート10の上方へ退避する格納位置(破線で示す)と、の間を移動可能なアームレスト18が格納位置に位置しており、かつシート10が設けられた車両が、車両の運転モードが手動運転モードで、かつ車両のシフト位置がPレンジ以外、という条件を満たしている間、アームレスト18の展開位置への移動を阻止する移動阻止部を含んでいる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対応するシートの前方に位置する展開位置と、前記シートの上方へ退避する格納位置と、の間を移動可能なアームレストが前記格納位置に位置しており、かつ前記シートが設けられた車両が所定の条件を満たしている間、前記アームレストの前記展開位置への移動を阻止する移動阻止部を含むアームレスト装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記所定の条件は、前記車両の運転モードが手動運転モードで、かつ前記車両のシフト位置が駐車時用のシフト位置以外、という条件である請求項1記載のアームレスト装置。
【請求項3】
前記移動阻止部は、前記アームレストが前記格納位置に位置しており、かつ前記車両が前記所定の条件を満たした場合に、前記アームレストを前記展開位置へ移動できないことを通知するための第1アラートを通知部から出力させる請求項1記載のアームレスト装置。
【請求項4】
前記移動阻止部は、
前記アームレストが少なくとも前記格納位置に位置している状態で前記アームレストの移動をロックすることが可能なロック部と、
変位されることで前記ロック部による前記ロックの解除を指示するための操作部と、
前記操作部が変位されることを阻止することが可能な変位阻止部と、
前記アームレストが前記格納位置に位置しており、かつ前記車両が前記所定の条件を満たしている間、前記操作部が変位されることを前記変位阻止部によって阻止する第1制御部と、
を含む請求項1記載のアームレスト装置。
【請求項5】
前記移動阻止部は、
前記アームレストが少なくとも前記格納位置に位置している状態で前記アームレストの移動をロックすることが可能なロック部と、
前記ロック部によるロックの解除を指示するための操作部と、
前記アームレストが前記格納位置に位置しており、かつ前記車両が前記所定の条件を満たしている間、前記操作部を介して前記ロック部による前記ロックの解除が指示されたか否かに拘らず、前記ロック部による前記ロックを解除させない第2制御部と、
を含む請求項1記載のアームレスト装置。
【請求項6】
前記アームレストには、前記アームレストを移動させる際に把持するためのハンドルが設けられている請求項1記載のアームレスト装置。
【請求項7】
前記移動阻止部は、前記アームレストが前記展開位置に位置しており、かつ前記車両の運転モードが自動運転モードから手動運転モードに遷移する場合、または、前記アームレストが前記展開位置に位置しており、かつ前記車両の運転モードが手動運転モードで前記車両のシフト位置が駐車時用のシフト位置から駐車時用のシフト位置以外へ切り替えられる場合に、前記アームレストの前記格納位置への移動を促すための第2アラートを通知部から出力させる請求項1記載のアームレスト装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示はアームレスト装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、降車意思検出部が乗員の降車意思を検出した場合に、車両に搭載されるシートの車幅方向外側に設けられるアームレストを、乗員がシートから障害無く離れることができる位置(シートの上方の格納位置)に退避させる技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-245950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アームレストが車両の運転席に設けられた構成では、乗員(運転者)による運転の妨げにならないよう、乗員の降車意思を検出した場合以外に、乗員が手動で車両を運転する場合にも、アームレストを展開位置から格納位置へ移動させることが望ましい。しかし、アームレストがシートの上方の格納位置に位置している状態で、車両が悪路を走行したり車両が急減速した場合には、慣性力によってアームレストが意図せず展開位置へ移動し、乗員に危害を与えたり乗員による運転の妨げになる虞がある。
【0005】
本開示は上記事実を考慮して成されたもので、格納位置に位置しているアームレストが、意図せず展開位置へ移動することを抑制できるアームレスト装置を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係るアームレスト装置は、対応するシートの前方に位置する展開位置と、前記シートの上方へ退避する格納位置と、の間を移動可能なアームレストが前記格納位置に位置しており、かつ前記シートが設けられた車両が所定の条件を満たしている間、前記アームレストの前記展開位置への移動を阻止する移動阻止部を含んでいる。
【0007】
第1の態様では、アームレストが、対応するシートの前方に位置する展開位置と、シートの上方へ退避する格納位置と、の間を移動可能とされている。そして、移動阻止部は、アームレストが格納位置に位置しており、かつシートが設けられた車両が所定の条件を満たしている間、アームレストの展開位置への移動を阻止する。これにより、格納位置に位置しているアームレストが意図せず展開位置へ移動することを抑制することができる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、前記所定の条件は、前記車両の運転モードが手動運転モードで、かつ前記車両のシフト位置が駐車時用のシフト位置以外、という条件である。
【0009】
第2の態様では、車両の運転モードが手動運転モードで、かつ車両のシフト位置が駐車時用のシフト位置以外の場合、すなわち乗員の運転により車両が走行される場合に、アームレストの展開位置への移動が阻止される。これにより、格納位置に位置しているアームレストが、乗員の運転により車両が走行される際に、意図せず展開位置へ移動することを抑制することができる。
【0010】
第3の態様は、第1の態様において、前記移動阻止部は、前記アームレストが前記格納位置に位置しており、かつ前記車両が前記所定の条件を満たした場合に、前記アームレストを前記展開位置へ移動できないことを通知するための第1アラートを通知部から出力させる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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