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公開番号
2025117246
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011988
出願日
2024-01-30
発明の名称
ヘッドレスト及び車両用シート
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/885 20180101AFI20250804BHJP(車両一般)
要約
【課題】左右の側方側支持部を中央支持部と連動して変位させることができるヘッドレスト及び車両用シートを得る。
【解決手段】車両用シート10のヘッドレスト16は、着座乗員の頭部とシート前後方向に対向して配置され、着座乗員の頭部をシート後方側から支持する中央支持部26を備えている。また、ヘッドレスト16は、中央支持部26に対してシート左側及びシート右側にそれぞれ配置された左右一対の側方側支持部28と、連動変位部22と、を備えている。連動変位部22は、中央支持部26が着座乗員の頭部によって押圧された際に、中央支持部26の着座乗員の頭部とは反対側への変位を許容すると共に、左右一対の側方側支持部28をシート左右方向の中央部側へそれぞれ変位させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
着座乗員の頭部とシート前後方向に対向して配置され、着座乗員の頭部をシート後方側から支持する中央支持部と、
前記中央支持部に対してシート左側及びシート右側にそれぞれ配置された左右一対の側方側支持部と、
前記中央支持部が着座乗員の頭部によって押圧された際に、前記中央支持部の着座乗員の頭部とは反対側への変位を許容すると共に、左右一対の前記側方側支持部をシート左右方向の中央部側へそれぞれ変位させる連動変位部と、
を備えたヘッドレスト。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記中央支持部を着座乗員の頭部側へ向けて変位させると共に、左右一対の前記側方側支持部をシート左右方向の両側へそれぞれ変位させる付勢部材をさらに備えた請求項1に記載のヘッドレスト。
【請求項3】
前記連動変位部は、
前記中央支持部と共に変位可能に支持された第1変位部材と、
前記第1変位部材が変位することに伴い回転する回転部材と、
前記回転部材に係合していると共に左右一対の前記側方側支持部と共に変位可能とされ、前記回転部材が回転することに伴い左右一対の前記側方側支持部と共に前記回転部材の回転軸方向に沿って変位する左右一対の第2変位部材と、
を含んで構成されている請求項1に記載のヘッドレスト。
【請求項4】
前記第1変位部材を着座乗員の頭部側へ向けて変位させる付勢部材をさらに備え、
前記第1変位部材が前記付勢部材によって着座乗員の頭部側へ向けて変位することで、前記中央支持部が着座乗員の頭部側へ向けて変位すると共に、左右一対の前記側方側支持部がシート左右方向の両側へそれぞれ変位する請求項3に記載のヘッドレスト。
【請求項5】
着座乗員の臀部をシート下方側から支持するシートクッションと、
着座乗員の背部をシート後方側から支持するシートバックと、
着座乗員の頭部を支持するヘッドレストと、
を備え、
前記ヘッドレストは、
着座乗員の頭部とシート前後方向に対向して配置され、着座乗員の頭部をシート後方側から支持する中央支持部と、
前記中央支持部に対してシート左側及びシート右側にそれぞれ配置された左右一対の側方側支持部と、
前記中央支持部が着座乗員の頭部によって押圧された際に、前記中央支持部の着座乗員の頭部とは反対側への変位を許容すると共に、左右一対の前記側方側支持部をシート左右方向の中央部側へそれぞれ変位させる連動変位部と、
を含んで構成されている車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドレスト及び車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両のシートに着座した乗員の頭部を支持するヘッドレストが開示されている。この文献に記載されたヘッドレストは、中央パッドと、中央パッドに対して左右の両側に設けられた2つの側部パッドと、を備えている。これらの側部パッドは、休息位置では前方向に旋回可能となっており、支持位置では後方向に旋回可能となっている。これにより、乗員の着座姿勢に応じて頭部を適正かつ快適に支持することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2005-518984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載された構成では、左右の側方側支持部(2つの側部パッド)を中央支持部(中央パッド)に対して旋回させることは可能となっているが、左右の側方側支持部を中央支持部と連動して変位させることができない。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、左右の側方側支持部を中央支持部と連動して変位させることができるヘッドレスト及び車両用シートを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様のヘッドレストは、着座乗員の頭部とシート前後方向に対向して配置され、着座乗員の頭部をシート後方側から支持する中央支持部と、前記中央支持部に対してシート左側及びシート右側にそれぞれ配置された左右一対の側方側支持部と、前記中央支持部が着座乗員の頭部によって押圧された際に、前記中央支持部の着座乗員の頭部とは反対側への変位を許容すると共に、左右一対の前記側方側支持部をシート左右方向の中央部側へそれぞれ変位させる連動変位部と、を備えている。
【0007】
第1の態様のヘッドレストでは、中央支持部が着座乗員の頭部によって押圧されると、連動変位部は、中央支持部の着座乗員の頭部とは反対側への変位を許容する。これに加えて、連動変位部は、左右一対の側方側支持部をシート左右方向の中央部側へそれぞれ変位させる。このように、第1の態様のヘッドレストでは、左右の側方側支持部を中央支持部と連動して変位させることができる。
【0008】
第2の態様のヘッドレストは、第2の態様のヘッドレストにおいて、前記中央支持部を着座乗員の頭部側へ向けて変位させると共に、左右一対の前記側方側支持部をシート左右方向の両側へそれぞれ変位させる付勢部材をさらに備えている。
【0009】
第2の態様のヘッドレストでは、着座乗員の頭部が中央支持部から離れると、付勢部材が、中央支持部を着座乗員の頭部側へ向けて変位させると共に、左右一対の側方側支持部をシート左右方向の両側へそれぞれ変位させる。このように、第2の態様のヘッドレストでは、着座乗員の頭部が中央支持部から離れた際に、中央支持部及び左右一対の側方側支持部を元の位置側へ戻すことができる。
【0010】
第3の態様のヘッドレストは、第1の態様のヘッドレストにおいて、前記連動変位部は、前記中央支持部と共に変位可能に支持された第1変位部材と、前記第1変位部材が変位することに伴い回転する回転部材と、前記回転部材に係合していると共に左右一対の前記側方側支持部と共に変位可能とされ、前記回転部材が回転することに伴い左右一対の前記側方側支持部と共に前記回転部材の回転軸方向に沿って変位する左右一対の第2変位部材と、を含んで構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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