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公開番号2025121543
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024016998
出願日2024-02-07
発明の名称画像形成装置
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20250813BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 中間転写ユニットを容易に着脱すること。
【解決手段】 画像形成装置は、トナー画像を担持する感光体25Y,25M,25C,25Kと、トナー画像を感光体から受け取り、トナー画像を担持する転写ユニット100と、転写ユニット100により担持されるトナー画像を記録媒体に転写する2次転写ローラ26と、トナー画像を記録媒体に定着させる定着装置32と、2次転写ローラ26と定着装置32との間に設けられ、2次転写ローラ26から定着装置32に向けて搬送される記録媒体を案内する搬送ガイド150と、を備え、転写ユニット100は装置本体に対して着脱可能であり、搬送ガイド150は、転写ユニット100の着脱時に、転写ユニット100の着脱の邪魔にならない退避位置に退避可能である。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
トナー画像を担持する感光体と、
前記トナー画像を前記感光体から受け取り、前記トナー画像を担持する中間転写ユニットと、
前記中間転写ユニットにより担持される前記トナー画像を記録媒体に転写する転写部と、
前記トナー画像を前記記録媒体に定着させる定着部と、
前記転写部と前記定着部との間に設けられ、前記転写部から前記定着部に向けて搬送される前記記録媒体を案内する搬送ガイドと、を備え、
前記中間転写ユニットは装置本体に対して着脱可能であり、
前記搬送ガイドは、前記中間転写ユニットの着脱時に、前記中間転写ユニットの着脱の邪魔にならない退避位置に退避可能である、画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記中間転写ユニットは、前記感光体から前記トナー画像を受け取る受取位置から前記感光体から離れた離間位置に移動した後、前記装置本体に対して着脱され、
前記搬送ガイドは、前記中間転写ユニットが前記受取位置から前記離間位置に移動する前に、前記記録媒体を案内するための案内位置から前記退避位置に退避する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
上下方向に延びる規制面を有する位置決部を、さらに備え、
前記中間転写ユニットは、前記中間転写ユニットの上下方向の位置が定められた状態で前記規制面に当接する凸部を有する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記搬送ガイドは、回転軸を有し、前記回転軸の周りに回転することにより、前記案内位置と前記退避位置との間を移動する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記回転軸は、前記中間転写ユニットにより軸支される、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記搬送ガイドは、前記回転軸と垂直な面において、重心が前記回転軸と上下方向で重ならない回転範囲内で回転する、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記搬送ガイドは、前記回転軸と平方な方向に延びる摺動突起を有し、
前記摺動突起と直接的または間接的に接続され、前記回転軸と交わる面内で一方向に移動可能に取り付けられたスライダと、をさらに備えた、請求項4~6のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記スライダは、前記摺動突起と第1弾性部材を介して接続される係合部と、
前記一方向において、前記摺動突起と前記係合部との間に配置され、前記係合部に向かう第1の方向と反対の第2の方向を向く案内面と、を有する、請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記スライダは、前記中間転写ユニットに設けられる、請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記感光体、前記中間転写ユニット、前記転写部、前記定着部および前記搬送ガイドが収容される内部空間を有する筐体と、
前記スライダを前記一方向に平行な第1の方向に付勢する第2弾性部材と、をさらに備え、
前記スライダは、前記第1の方向の端部に被押圧部を有し、
前記筐体は、前記内部空間の少なくとも一部を外部に開放する開状態と外部に開放しない閉状態とに開閉可能な扉を有し、
前記扉は、前記内部空間を向く面に、前記閉状態において前記被押圧部に当接する押圧部材を有する、請求項7に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、画像形成装置に関し、特に、トナー画像を担持する像担持体を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数色のトナーを用いて画像を形成する画像形成装置が知られている。例えば、特許6358218号には、装置本体に設けられる像担持体と、前記像担持体上に形成されたトナー像が転写される無端状の中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを回転可能に張架する駆動ローラーおよび従動ローラーと、を含み、前記駆動ローラーおよび前記従動ローラーによって前記中間転写ベルトが張架される方向に沿って前記装置本体に対して挿抜可能な中間転写ユニットと、前記中間転写ユニットの前記装置本体に対する引き出し方向下流側に配置され、前記中間転写ベルトの外周面に当接して前記中間転写ベルトとによってニップ部を構成する2次転写ローラーと、前記中間転写ユニットの上方に配置され、前記中間転写ベルトから記録媒体に転写されたトナー像を前記記録媒体に定着させるとともに、前記中間転写ユニットと同じ方向に前記装置本体に対して挿抜可能な定着ユニットと、を備え、前記中間転写ユニットには、前記ニップ部に対して記録媒体搬送方向下流側に、前記ニップ部を通過した前記記録媒体が前記中間転写ユニットと前記定着ユニットとの間に進入するのを抑制する進入抑制部材が設けられた画像形成装置が記載されている。
【0003】
特許6358218号に記載の画像形成装置は、中間転写ユニットを挿抜する際には、中間転写ユニットを像担持体から離間させるために上方に移動させた後に、装置から引き出す必要がある。中間転写ユニットと定着装ユニットとの間に進入抑制部材が設けられるので、中間転写ユニットを挿抜する際に、進入抑制部材が中間転写ユニットまたは定着ユニットに干渉する。このため、中間転写ユニットを挿抜する前に、進入抑制部材または定着装置を取り出す必要があり、作業者の負担になる。また、中間転写ユニットを装着した後に、進入抑制部材を装着する作業を忘れてしまう場合があるといった問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許6358218号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、中間転写ユニットを容易に着脱することが可能な画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明のある局面によれば、画像形成装置は、トナー画像を担持する感光体と、トナー画像を感光体から受け取り、トナー画像を担持する中間転写ユニットと、中間転写ユニットにより担持されるトナー画像を記録媒体に転写する転写部と、トナー画像を記録媒体に定着させる定着部と、転写部と定着部との間に設けられ、転写部から定着部に向けて搬送される記録媒体を案内する搬送ガイドと、を備え、中間転写ユニットは装置本体に対して着脱可能であり、搬送ガイドは、中間転写ユニットの着脱時に、中間転写ユニットの着脱の邪魔にならない退避位置に退避可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施の形態における画像形成装置の外観を示す斜視図である。
画像形成装置の内部構成の一例を示す模式的断面図である。
扉を開いた状態における画像形成装置の斜視図である。
転写ユニットの斜視図である。
転写ユニットの平面図である。
図5のA-A線断面を示す第1の図である。
図5のA-A線断面を示す第2の図である。
図5の領域Rを拡大して示す図である。
スライダの斜視図である。
搬送ガイドの斜視図である。
スライダと搬送ガイドとを接続した状態を示す図である。
案内位置に位置する搬送ガイドとスライダとの相対的な位置関係の一例を示す図である。
案内位置に位置する搬送ガイドとスライダとを示す斜視図である。
退避位置に位置する搬送ガイドとスライダとの相対的な位置関係の一例を示す図である。
退避位置に位置する搬送ガイドとスライダとを示す斜視図である。
回転レバーの斜視図である。
回転レバーと搬送ガイドとを接続した状態を示す図である。
案内位置に位置する搬送ガイドと回転レバーとの相対的な位置関係の一例を示す図である。
退避位置に位置する搬送ガイドとスライダとの相対的な位置関係の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態における画像形成装置について、図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0009】
<第1の実施の形態>
図1は、本実施の形態における画像形成装置の外観を示す斜視図である。図1を参照して、画像形成装置1は、自動原稿搬送装置2と、原稿読取部3と、画像形成部4と、給紙部5と、操作パネル6と、を含む。自動原稿搬送装置2は、原稿トレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿読取部3の原稿読み取り位置まで搬送し、原稿読取部3により原稿に形成された画像が読み取られた原稿を原稿排紙トレイに排出する。
【0010】
原稿読取部3は、自動原稿搬送装置2により原稿読取位置まで搬送された原稿を光学的に読み取る。原稿読取部3は、原稿を光学的に読み取って得られる画像データを、画像形成部4に出力する。
(【0011】以降は省略されています)

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