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公開番号
2025121937
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2025072068,2023173813
出願日
2025-04-24,2017-06-14
発明の名称
グルコース依存性ミトコンドリア呼吸及び二相インスリン分泌応答を示すヒト多能性幹細胞由来の機能的ベータ細胞の生成
出願人
ヤンセン バイオテツク,インコーポレーテツド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12N
5/071 20100101AFI20250813BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】多能性幹細胞の分化から生じる機能的ベータ細胞(機能的膵臓ベータ細胞)及び細胞の集団をインビトロで産生させるための方法を提供する。
【解決手段】膵内胚葉細胞を、PDX1、NKX6.1、MAFA、UCN3、及びSLC2A1を発現する機能的ベータ細胞へと分化させる方法であって、未成熟膵臓ベータ細胞を、a)有効量のT3;ならびにb)有効量の3-デアザネプラノシンA(DEZA)が補充された培地中で培養し、それにより、インスリンを発現する機能的ベータ細胞を産生することを含む、方法である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
膵内胚葉細胞を、PDX1、NKX6.1、MAFA、UCN3、及びSLC2A1を
発現する機能的ベータ細胞へと分化させる方法であって、膵内分泌細胞を、UNC063
8、UNC0642、UCN0646、TC-E5003、A366、PF038147
35、ZM447439、SB747651A、PFI1、LY303511、MS43
6、AZT、DEZA、ピロキサミド、CI9994、又はMC1568のうちの1つ又
は2つ以上が補充された培地中で培養することを含む、方法。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記培養培地に、ヘパリン、N-アセチルシステイン、製剤I、及びT3、T4、又は
その類似体のうちの1つ若しくは2つ以上が更に補充される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記培養培地がALK5阻害剤を欠く、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記培養培地にALK5阻害剤が補充される、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
前記培地に、ZM447439、ヘパリン、N-アセチルシステイン、及びT3、T4
、又はその類似体のうちの1つ又は2つ以上が補充され、前記培地がALK5阻害剤を含
有しない、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記培地にT3が補充される、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記培地にAZTが補充される、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記培地にDEZAが補充される、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記機能的ベータ細胞が、胚体内胚葉に特徴的なマーカーを発現する細胞、初期腸管細
胞に特徴的なマーカーを発現する細胞、前腸内胚葉細胞に特徴的なマーカーを発現する細
胞、膵内胚葉細胞に特徴的なマーカーを発現する細胞、膵内分泌前駆細胞に特徴的なマー
カーを発現する細胞、未成熟ベータ細胞に特徴的なマーカーを発現する細胞、及び機能的
ベータ細胞に特徴的なマーカーを発現する細胞のうちの1つ又は2つ以上の段階的分化に
よって得られる、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記方法が、空気-液体界面で前記細胞を培養することを含む、請求項1に記載の方法
。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、米国特許仮出願第62/352,968号(2016年6月21日出願)に
対する優先権を主張し、その全体が参照により組み込まれる。
続きを表示(約 2,700 文字)
【0002】
(発明の分野)
本発明は、多能性幹細胞の分化から生じる機能的膵臓ベータ細胞及び集団をインビトロ
で産生するための方法に関する。特に、本発明は、ミトコンドリア呼吸/活性応答及び二
相インスリン分泌応答を呈するベータ細胞又はベータ細胞の集団に関する。
【背景技術】
【0003】
I型真性糖尿病の細胞補充療法の進歩及び移植可能なランゲルハンス島の不足により、
生着に適したインスリン産生細胞、又はベータ(β)細胞の供給源の開発に注目が集まっ
ている。1つの手法として、胚性幹細胞又は誘導性多能性幹細胞などの多能性幹細胞から
機能的ベータ細胞を生成するものがある。
【0004】
脊椎動物の胚発生では、多能性細胞は、原腸形成として知られるプロセスにおいて3つ
の胚葉(外胚葉、中胚葉、及び内胚葉)から構成される細胞群を生じる。例えば、甲状腺
、胸腺、膵臓、腸、及び肝臓などの組織は、内胚葉から中間ステージを経て発達する。
【0005】
D’Amourらは、高濃度のアクチビン及び低血清の存在下でのヒト胚性幹細胞由来
の胚体内胚葉の濃縮培地の産生を記載した(Nature Biotechnology
2005,23:1534~1541;米国特許第7,704,738号)。マウスの
腎臓被膜下でのこれらの細胞の移植により、内胚葉組織の特徴を有する、より成熟した細
胞への分化が生じた(米国特許第7,704,738号)。ヒト胚性幹細胞由来の胚体内
胚葉細胞は、FGF-10及びレチノイン酸の添加後、PDX1陽性細胞に更に分化させ
ることができる(米国特許出願公開第2005/0266554号)。免疫不全マウスの
脂肪パッド中のこれら膵臓前駆細胞のその後の移植により、3~4ヶ月の成熟期の後に、
機能的膵内分泌細胞の形成が生じた(米国特許第7,534,608号及び同第7,99
3,920号)。
【0006】
小分子阻害剤が、膵内分泌前駆細胞の誘導のために使用されている。例えば、TGF-
β受容体及びBMP受容体の小分子阻害剤(Development 2011,138
:861~871;Diabetes 2011,60:239~247)は、膵内分泌
細胞の数を増強するために使用されている。加えて、小分子活性因子もまた、胚体内胚葉
細胞又は膵内胚葉細胞を生成するために使用されている(Curr.Opin.Cell
Biol.,2009,21:727~732)。Nature Chem.Biol
.,2009,5:258~265)。
【0007】
一般に、前駆細胞を機能的ベータ細胞に分化させるプロセスは、様々なステージを経て
進み、ヒト多能性幹細胞などの前駆細胞から膵臓細胞を生成するためのプロトコルを改善
することにおいて進歩した。研究におけるこれらの進歩にも関わらず、前駆細胞を分化さ
せるプロセスの各工程は、特有の問題を提示する。このため、機能的膵内分泌細胞、とり
わけ機能的ベータ細胞を産生する目的で、更なる分化プロトコル開発の必要性が依然とし
て存在する。特に、機能性ベータ細胞で観察される急速かつ調節されたグルコース刺激性
インスリン分泌(「GSIS」)を可能にするグルコース応答性インスリン産生細胞のイ
ンビトロの生成を提供することが望ましい。具体的には、第1相及び第2相のインスリン
分泌後にミトコンドリア呼吸/活性の増加を呈する機能的ベータ細胞をインビトロで産生
する方法を提供することが望ましい。
【0008】
GSISは、グルコース輸送体(溶質担体ファミリー2、メンバー1;SLC2A1;
又はグルコース輸送体1と一般に称される;ヒトベータ細胞のGLUT1)、及びグルコ
ースのピルビン酸塩への代謝を介して、解糖という名のプロセスをとおして、グルコース
をベータ細胞中に取り込むことによって開始される。ミトコンドリアへのピルビン酸塩の
取り込み、TCA(トリカルボン酸、及び後続の電子伝達鎖(「ETC」、本明細書では
「ミトコンドリア活性」又は「ミトコンドリア呼吸」と称される)の活性化)サイクルを
とおしたその代謝は、インスリンエキソサイトーシスと密接に連結することで、急速かつ
正しい量のインスリン放出を確実にする。
【0009】
膵島内の機能的ベータ細胞は、2つの連続相においてグルコース濃度の急激な増加の際
にインスリンを分泌することが示されている(Henquin et al.Diabe
tologia(2009)52(5):739~751)。両方の相の振幅及び持続期
間は、細胞内Ca
2+
シグナル又は相加分泌結合因子の動態によって調節される。第1の
相(1
st
)のインスリン分泌は、結合し、容易に解放可能なインスリン顆粒の小さいプ
ールのエキソサイトーシスを表す。振幅はより小さいが持続期間がより長い第2の相(2
nd
)のインスリン分泌は、顆粒を顆粒の貯蔵プールから移動させること、及び解放のた
めにそれらをドッキング/プライミングすることを表す。ベータ細胞における成熟の重要
なマーカーである二相性GSISは、ヒト発達の出生後の相まで検出されず、未成熟ベー
タ細胞に見られる単相性GSISとは対照的である(Otonkoski et al.
Diabetes(1988)37:286~291)。
【0010】
2型糖尿病では、GSISの第1の相は存在せず、GSISの第2の相も低下する。ベ
ータ細胞数が自己免疫攻撃により大きく低下する1型糖尿病は、確固とした二相性GSI
Sを欠くことが報告されている(Krogvold et al.Diabetes(2
015)64:2506~2512)。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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