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公開番号
2025122137
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2025087019,2021190379
出願日
2025-05-26,2021-11-24
発明の名称
漂流軽石等除去装置
出願人
個人
,
個人
代理人
個人
主分類
E02B
15/00 20060101AFI20250813BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】海面を漂流する膨大な量の軽石を除去する。
【解決手段】例えば塵取りのようなもの(吸引海面深さを規制するための深度規制部と、吸引海面開度を規制するための開度規制部と、深度規制部と開度規制部とによって前方に構成される吸引開口と、深度規制部と開度規制部の後方に配置する軽石等吸引口と、からなる漂流軽石等取込口構造体)であって通常の塵取りの持ち手に当たる部分にある軽石等吸引口に吸引力を与えて軽石等を吸い込み処理する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
吸引水面深さを規制するための深度規制部と、
吸引水面開度を規制するための開度規制部と、
深度規制部と開度規制部とによって前方に構成され、除去対象物よりも大きな浮遊物が吸引されないようにするための柵を有する吸引開口と、
深度規制部と開度規制部の後方に配置する軽石等吸引口と、
からなる漂流軽石等取込口構造体。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
漂流軽石等取込口構造体の深度規制部が水面下所定の位置に維持するための深度維持部をさらに有する請求項1に記載の漂流軽石等取込口構造体。
【請求項3】
吸引開口の前方に設けられ漂流軽石等を吸引開口に誘導するための誘導部をさらに有する請求項1又は請求項2に記載の漂流軽石等取込口構造体。
【請求項4】
深度維持部は、深度規制部を上下方向に調節する調節手段を有する請求項1から請求項4のいずれか一に記載の漂流軽石等取込口構造体。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一に記載の漂流軽石等取込口構造体と、
漂流軽石等取込口構造体の吸引開口に向けて漂流軽石等を強制移動するための強制移動装置と、からなる漂流軽石等除去装置。
【請求項6】
請求項1から請求項4のいずれか一に記載の漂流軽石等取込口構造体と、
吸引装置であって、
軽石等吸引口から軽石等を吸引するためのエジェクターと、
エジェクターを駆動するための駆動流体ポンプと、からなる吸引装置と、からなる漂流軽石等除去装置。
【請求項7】
請求項1から請求項4のいずれか一に記載の漂流軽石等取込口構造体と、
水面に浮遊するためのフロート装置であって、
漂流軽石等取込口構造体を支持するための支持部を有するフロート装置と、
からなる漂流軽石等除去装置。
【請求項8】
吸引装置であって、
軽石等吸引口から軽石等を吸引するためのエジェクターと、
エジェクターを駆動するための駆動流体ポンプと、からなる吸引装置をさらに有する請求項5又は、請求項7に記載の漂流軽石等除去装置。
【請求項9】
漂流軽石等を漂流軽石等取込口構造体の吸引開口に向けて誘導するように配置されたシルトフェンスをさらに有する請求項5から請求項8のいずれか一に記載の漂流軽石等除去装置。
【請求項10】
吸引装置にて吸引された漂流軽石等と、海水等とを分離するためのふるい装置をさらに有する請求項5から請求項9のいずれか一に記載の漂流軽石等除去装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、海底火山などの爆発によって大量に海面で漂流する漂流軽石や、津波などによって大量に海面を漂流する漂流物を効率的に海面などの水面から回収する装置に関する発明である。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
2021年、小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」の噴火で発生したとみられる大量の軽石が太平洋を漂いながら沖縄県や鹿児島県の海岸に漂着するという問題が発生した。2021年11月時点で、軽石は関東地方の沖合にも漂流すると予測され、漁船のエンジントラブルや、魚の養殖場の養殖魚が酸素不足で死ぬなど悪影響が懸念されている。漁港を管理する国や県は、漂着防止に向けた機材準備などを急いでいるが有効な軽石対策がいまだに見つかっていない。
また似たようなことは、海底火山の噴火のみならず、貨物船の座礁による積み荷の海上への散乱や、水害によるプラスチック廃棄物の海上や湖上への流出など各種の事例が想定される。
【0003】
従来海や河川や湖沼での浚渫作業は主に底にたまったものを対象に行われてきた。また海面の浮遊物では座礁したタンカーなどから流出したオイルなどを回収する場合もあるが、流体なので回収が比較的容易であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-177053号
特願平10-232719号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の浚渫技術は海底に堆積したどろや、海底に堆積した砂利などは除去できるが海面を浮遊している軽石やプラスチックごみなどは回収できなかった。
【0006】
特許文献2に記載の流出オイルの回収技術は海面の浮遊物を回収できる点で特許文献1のものと異なるが、オイルという液体に限定されている点で軽石などの海上浮遊物には適用できないという課題がある。
【0007】
本件発明は、海面や湖面、川の水面などに浮遊する軽石やプラスチック類などの固体不要物を効率的かつ大規模に除去することを課題とする。
【0008】
本発明は、上述した課題に鑑みて創作されたものであり、海底火山爆発等に起因する極めて大量な不要固体浮遊物を効率的かつ大規模に除去する装置や方法を提供すること目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、第一の手段として、吸引水面深さを規制するための深度規制部と、吸引水面開度を規制するための開度規制部と、深度規制部と開度規制部とによって前方に構成される吸引開口と、深度規制部と開度規制部の後方に配置する軽石等吸引口と、からなる漂流軽石等取込口構造体を提供する。
【0010】
また、第二の手段として、漂流軽石取込口構造体の深度規制部が水面下所定の位置に維持するための深度維持部をさらに有する第一の手段を基礎とした漂流軽石等取込口構造体を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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