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公開番号
2025112884
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007407
出願日
2024-01-22
発明の名称
建設機械の関節機構
出願人
ナブテスコ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02F
3/42 20060101AFI20250725BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】動力伝達機構に異物が至ることを抑制する。
【解決手段】第1対向面14Aを有する第1ブラケット10と、回転軸線を中心として第1ブラケット10に対して回転可能であり、第1対向面14Aに対向する第2対向面20Aを有する第2ブラケット20と、第2ブラケット20に回転の動力を伝達する動力伝達機構106と、第1対向面14Aから突出するとともに回転軸線を中心とした環状の第1壁16と、第2対向面20Aから突出するとともに回転軸線を中心とした円弧状の第2壁27と、を備え、動力伝達機構106は、回転軸線を中心とした径方向において第1壁16の内側に位置しており、第2壁27は、径方向において第1壁16の外側に位置し、且つ回転軸線に沿う方向において少なくとも一部が第1壁16と重複した位置にある。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1対向面を有する第1部材と、
回転軸線を中心として前記第1部材に対して回転可能であり、前記第1対向面に対向する第2対向面を有する第2部材と、
前記第2部材に回転の動力を伝達する動力伝達機構と、
前記第1対向面から突出するとともに前記回転軸線を中心とした環状の第1壁と、
前記第2対向面から突出するとともに前記回転軸線を中心とした円弧状の第2壁と、を備え、
前記動力伝達機構は、前記回転軸線を中心とした径方向において前記第1壁の内側に位置しており、
前記第2壁は、前記径方向において前記第1壁の外側に位置し、且つ前記回転軸線に沿う方向において少なくとも一部が前記第1壁と重複した位置にある
建設機械の関節機構。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第2対向面から突出するとともに前記回転軸線を中心とした環状の第3壁を備え、
前記第3壁は、前記径方向において前記動力伝達機構と前記第1壁との間に位置しており、且つ前記回転軸線に沿う方向において少なくとも一部が前記第1壁と重複した位置にある
請求項1に記載の建設機械の関節機構。
【請求項3】
前記第2壁は、前記回転軸線を中心として180度以上に亘って延びている
請求項1に記載の建設機械の関節機構。
【請求項4】
前記第2部材は、開口を有するバケットを有し、
前記バケットの開口面に垂直な方向であって前記開口面を通じて前記バケットの内部から外部に向かう方向を開口方向とし、
前記回転軸線に沿う方向を向いて視たときに、前記回転軸線と前記開口面との最短距離を結ぶ仮想直線を第1直線とし、前記回転軸線から前記開口方向に延びる仮想直線を第2直線としたとき、
前記第2壁は、前記回転軸線を中心とした周方向において、前記第1直線から前記第2直線に至る角度範囲であって前記開口面が開口している側の角度範囲の全体に亘って延びている
請求項1に記載の建設機械の関節機構。
【請求項5】
前記第1部材から突出する第1ストッパと、
前記第2部材から突出し、当該第2部材が予め定められた基準位置から第1回転方向に所定範囲回転したときに前記第1ストッパに接触する第2ストッパと、を備えている
請求項1に記載の建設機械の関節機構。
【請求項6】
前記第2部材から突出し、当該第2部材が前記基準位置から前記第1回転方向とは反対方向に前記所定範囲回転したときに前記第1ストッパに接触する第3ストッパを備えている
請求項5に記載の建設機械の関節機構。
【請求項7】
前記動力伝達機構に動力を与える動力源と、
前記動力源を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
当該制御装置の外部から切替信号を受信可能であり、
前記切替信号に基づいて、前記動力源が出力する動力を規定値未満に制限する第1モードと、前記動力源が出力する動力が前記規定値以上になることを許容する第2モードと、を切り替える
請求項5に記載の建設機械の関節機構。
【請求項8】
第1部材と、
前記第1部材に対して回転可能な第2部材と、
前記第1部材から突出する第1ストッパと、
前記第2部材から突出し、当該第2部材が予め定められた基準位置から所定範囲回転したときに前記第1ストッパに接触する第2ストッパと、を備えている
建設機械の関節機構。
【請求項9】
前記第1部材及び前記第2部材を相対回転可能に連結するとともに前記第2部材に回転の動力を伝達する動力伝達機構を備え、
前記第2部材は、開口を有するバケットを有している
請求項8に記載の建設機械の関節機構。
【請求項10】
前記第2部材は、開口を有するバケットを有し、
前記バケットの開口面に垂直な方向であって前記開口面を通じて前記バケットの内部から外部に向かう方向を開口方向とし、
前記第2部材の回転軸線に沿う方向を向いて視たときに、
前記第2ストッパが前記第1ストッパに接触する位置では、前記開口面から視て前記開口方向に、前記回転軸線を起点として前記第1ストッパとは反対方向に延びる仮想半直線が位置している
請求項8に記載の建設機械の関節機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、建設機械の関節機構に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されているショベルカーは、自走可能な本体と、本体から延びるアームと、掘削用のバケットと、動力伝達機構と、を備えている。バケットは、アームの先端部に連結している。動力伝達機構は、バケットとアームの連結箇所に位置している。バケットは、動力伝達機構からの動力を受けてアームに対して回転する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭63-300130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のようなショベルカーにおいて、例えば土砂といった異物がバケットとアームとの連結箇所に付着することがある。こうした異物が動力伝達機構に多量に入り込むと、動力伝達機構の動作に支障をきたすおそれがある。なお、アームとバケットとの連結箇所に限らず、さらにショベルカーに限らず、建設機械において2つの部品の連結箇所に動力伝達機構が位置している構成であれば同様の課題が生じ得る。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための建設機械の関節機構は、第1対向面を有する第1部材と、回転軸線を中心として前記第1部材に対して回転可能であり、前記第1対向面に対向する第2対向面を有する第2部材と、前記第2部材に回転の動力を伝達する動力伝達機構と、前記第1対向面から突出するとともに前記回転軸線を中心とした環状の第1壁と、前記第2対向面から突出するとともに前記回転軸線を中心とした円弧状の第2壁と、を備え、前記動力伝達機構は、前記回転軸線を中心とした径方向において前記第1壁の内側に位置しており、前記第2壁は、前記径方向において前記第1壁の外側に位置し、且つ前記回転軸線に沿う方向において少なくとも一部が前記第1壁と重複した位置にある。
【0006】
上記構成では、動力伝達機構に対して径方向外側に、第1壁と第2壁とが互い違いで交互に配置されている。このようにして、動力伝達機構を径方向外側から2重でガードすることで、異物が動力伝達機構に至ることを抑制できる。
【0007】
建設機械の関節機構は、前記第2対向面から突出するとともに前記回転軸線を中心とした環状の第3壁を備え、前記第3壁は、前記径方向において前記動力伝達機構と前記第1壁との間に位置しており、且つ前記回転軸線に沿う方向において少なくとも一部が前記第1壁と重複した位置にあってもよい。
【0008】
建設機械の関節機構において、前記第2壁は、前記回転軸線を中心として180度以上に亘って延びていてもよい。
建設機械の関節機構において、前記第2部材は、開口を有するバケットを有し、前記バケットの開口面に垂直な方向であって前記開口面を通じて前記バケットの内部から外部に向かう方向を開口方向とし、前記回転軸線に沿う方向を向いて視たときに、前記回転軸線と前記開口面との最短距離を結ぶ仮想直線を第1直線とし、前記回転軸線から前記開口方向に延びる仮想直線を第2直線としたとき、前記第2壁は、前記回転軸線を中心とした周方向において、前記第1直線から前記第2直線に至る角度範囲であって前記開口面が開口している側の角度範囲の全体に亘って延びていてもよい。
【0009】
建設機械の関節機構は、前記第1部材から突出する第1ストッパと、前記第2部材から突出し、当該第2部材が予め定められた基準位置から第1回転方向に所定範囲回転したときに前記第1ストッパに接触する第2ストッパと、を備えていてもよい。
【0010】
建設機械の関節機構は、前記第2部材から突出し、当該第2部材が前記基準位置から前記第1回転方向とは反対方向に前記所定範囲回転したときに前記第1ストッパに接触する第3ストッパを備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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