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公開番号
2025122440
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024017914
出願日
2024-02-08
発明の名称
アダプタ及びこれを用いた流量制御弁の取付構造
出願人
SMC株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16K
27/00 20060101AFI20250814BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】第1ボディに突設された第2ボディの先端部にダイヤル部を有した流量制御弁を、プレートの取付孔に取り付ける作業を容易にするアダプタ及び流量制限の取付構造を提供する。
【解決手段】アダプタ1は、第1ボディ51と、この中間部から突設されて先端部にダイヤル部60を有した第2ボディ55とを有する流量制御弁50を、プレート70の取付孔に取り付ける。アダプタ1は、プレートの表面の取付孔周りに下面を当接させて、ダイヤル部を取付孔を通じて表面側へ貫通させるためのリング部2と、リング部の径方向両端部の下面から垂下して流量制御弁を両側から挟持するための第1及び第2保持用脚部7、8と、これら脚部同士を連結するロックアームとを有する。ロックアームの基端部は第1保持用脚部の下端部に回動可能に連結され、ロックアームの先端部は第2保持用脚部の下端部に設けた係合部に係脱可能な被係合部を有する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
両端部に入出力ポートが設けられた第1ボディと、前記第1ボディの長手方向の中間部から上方へ突設されて上端部に流量調整部を有した第2ボディと、を有する流量制御弁を、プレートの取付孔を通じて取り付けるためのアダプタであって、
前記アダプタは、前記プレートの表面における前記取付孔の周囲に下面を当接させて、前記流量調整部を前記取付孔を通じて前記表面側へ貫通させるためのリング部と、前記リング部の径方向両端部の前記下面から垂下されていて、前記取付孔を通じて前記プレートの裏面側へ突出させて状態で、前記流量制御弁の前記第2ボディを両側から挟持するための第1保持用脚部及び第2保持用脚部と、前記第1及び第2保持用脚部同士を相互に連結させるロックアームと、を有し、
前記ロックアームの基端部は、前記第1保持用脚部の先端部に回動可能に連結されていて、前記ロックアームの先端部は、前記第2保持用脚部の先端部に設けられた係合部に対して係脱可能な被係合部を有している、
ことを特徴とするアダプタ。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記リング部には、その径方向両端部の前記下面から突出する一対の嵌合突部が設けられており、
前記嵌合突部は、前記取付孔の内面に当接させるための側面を有している、
ことを特徴とする請求項1に記載のアダプタ。
【請求項3】
前記嵌合突部の前記側面には、前記プレートの前記取付孔の前記内面に設けられた係合溝に係合させるための突出部が設けられている、
ことを特徴とする請求項2に記載のアダプタ。
【請求項4】
前記嵌合突部は、その先端部に先端面を有し、
前記嵌合突部の前記先端面は、これに前記流量制御弁を当接させて前記流量制御弁の上方への位置決めが可能である、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載のアダプタ。
【請求項5】
前記リング部には、さらに、その径方向両端部の前記下面から垂下された一対のばね係止片が設けられており、
前記一対のばね係止片のそれぞれは、先端側に向かって径方向外側に傾斜すると共に、径方向内側に弾性変形可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載のアダプタ。
【請求項6】
前記ばね係止片には、その基端側を向いて前記プレートの前記裏面に当接させるための段部が設けられており、
前記段部は、前記ばね係止片の径方向外側を向く外面において、階段状に複数段形成されている、
ことを特徴とする請求項5に記載のアダプタ。
【請求項7】
前記一対のばね係止片は、前記第1及び第2保持用脚部のそれぞれの径方向外側に配されており、
前記一対のばね係止片のそれぞれの先端部には、下方へ延びるガイド板が連結されており、
それらの前記ガイド板は、前記一対のばね係止片のそれぞれの先端部から下方に向かって径方向内側に傾斜していて、それらの前記ガイド板の下端部が前記第1又は第2保持用脚部のうち、それらの前記ガイド板が隣接する保持用脚部に連結されていている、
ことを特徴とする請求項6に記載のアダプタ。
【請求項8】
前記ロックアームは、前記第1保持用脚部の先端部に連結されたアーム本体部と、前記アーム本体部の先端部から突出するアーム屈曲部と、前記アーム屈曲部の先端部に設けられた前記被係合部と、を有してなり、
前記被係合部は、前記アーム屈曲部の先端部から突出する突起部を有しており、
前記第2保持用脚部の前記係合部は、前記第2保持用脚部の外面に形成されて前記突起部が係合可能な凹部を有しており、
前記第2保持用脚部における前記凹部よりも先端側の外面には、前記凹部側に向かって径方向外側へ傾斜して、前記突起部の移動を案内する傾斜ガイド面が設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のアダプタ。
【請求項9】
前記第1及び第2保持用脚部のそれぞれの内面には、径方向内側へ突出するストッパ部が設けられており、
前記ストッパ部は、前記第1及び第2保持用脚部間に挟持された前記流量制御弁を下方から支持するための当接面を有している、
ことを特徴とする請求項1に記載のアダプタ。
【請求項10】
流量調整部を有した流量制御弁を、アダプタを介してプレートの取付孔に取り付ける前記流量制御弁の取付構造であって、
前記流量制御弁は、両端部に入出力ポートが設けられた第1ボディと、前記第1ボディの長手方向の中間部から上方へ突設されて上端部に前記流量調整部を有した第2ボディと、を備え、
前記プレートは、前記流量調整部が挿通可能な前記取付孔を有し、
前記アダプタは、前記プレートの表面における前記取付孔の周囲に当接されるリング部と、前記リング部の径方向両端部の下面から垂下されていて、前記流量制御弁を両側から挟持する第1保持用脚部及び第2保持用脚部と、前記第1及び第2保持用脚部同士を相互に連結させるロックアームと、を有し、
前記ロックアームの基端部は、前記第1保持用脚部の先端部に回動可能に連結されていて、前記ロックアームの先端部は、前記第2保持用脚部の先端部に設けられた係合部に対して係脱可能な被係合部を有しており、
前記リング部が前記プレートの前記表面に当接して、前記第1及び第2保持用脚部が前記取付孔を通じて前記プレートの裏面側へ突出し、前記流量調整部が前記取付孔を通じて前記表面側へ貫通されて、前記第1及び第2保持用脚部間に前記流量制御弁の前記第2ボディが挟持されており、前記ロックアームによって前記第1及び第2保持用脚部同士が相互に連結されている、
ことを特徴とする前記流量制御弁の取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、第1ボディの中間部から突設された第2ボディの先端部に流量調整部を有した流量制御弁を、プレートに取り付けるためのアダプタ及びこれを用いた流量制御弁の取付構造に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
第1ボディの中間部から突設された第2ボディの先端部に流量調整部を有した流量制御弁は、従来より各種形態のものが知られている。この従来の流量制御弁は、例えば特許文献1及び2に記載されているように、第1円筒部(第1ボディ)と、この第1円筒部の中間部から下方へ延在する第2円筒部と、第2円筒部の上端から上方へ突出する第3円筒部(第2ボディ)と、第3円筒部の先端部に配された流量調整用のハンドル(流量調整部)と、を有して構成されている。
【0003】
ところで、このような流量制御弁は、例えばプレートに取り付けられた状態で使用されるが、この取り付けには、例えばナットを用いて取り付けることが考えられる。しかしながら、ナットの締結作業は、工具を使用する作業であり、工具の準備や締結作業は煩雑になりがちである。このため、流量制御弁をプレートに取り付ける作業を容易に行うことができる手法が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
再表2011/024275号公報
意匠登録第1520214号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明の技術的課題は、第1ボディの中間部から突設された第2ボディの先端部に流量調整部を有した流量制御弁を、プレートに取り付ける場合に、この取付作業を容易に行うことができるアダプタ及びこれを用いた流量制御弁の取付構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係るアダプタは、両端部に入出力ポートが設けられた第1ボディと、前記第1ボディの長手方向の中間部から上方へ突設されて上端部に流量調整部を有した第2ボディと、を有する流量制御弁を、プレートの取付孔を通じて取り付けるためのアダプタであって、前記アダプタは、前記プレートの表面における前記取付孔の周囲に下面を当接させて、前記流量調整部を前記取付孔を通じて前記表面側へ貫通させるためのリング部と、前記リング部の径方向両端部の前記下面から垂下されていて、前記取付孔を通じて前記プレートの裏面側へ突出させて状態で、前記流量制御弁の前記第2ボディを両側から挟持するための第1保持用脚部及び第2保持用脚部と、前記第1及び第2保持用脚部同士を相互に連結させるロックアームと、を有し、前記ロックアームの基端部は、前記第1保持用脚部の先端部に回動可能に連結されていて、前記ロックアームの先端部は、前記第2保持用脚部の先端部に設けられた係合部に対して係脱可能な被係合部を有している、ことを特徴とする。
【0007】
この場合において、好ましくは、前記リング部には、その径方向両端部の前記下面から突出する一対の嵌合突部が設けられており、前記嵌合突部は、前記取付孔の内面に当接させるための側面を有している。
【0008】
また、好ましくは、前記嵌合突部の前記側面には、前記プレートの前記取付孔の前記内面に設けられた係合溝に係合させるための突出部が設けられている。
【0009】
また、好ましくは、前記嵌合突部は、その先端部に先端面を有し、前記嵌合突部の前記先端面は、これに前記流量制御弁を当接させて前記流量制御弁の上方への位置決めが可能である。
【0010】
また、好ましくは、前記リング部には、さらに、その径方向両端部の前記下面から垂下された一対のばね係止片が設けられており、前記一対のばね係止片のそれぞれは、先端側に向かって径方向外側に傾斜すると共に、径方向内側に弾性変形可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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