TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025123452
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2025103544,2024175611
出願日2025-06-19,2012-01-19
発明の名称薬剤供給装置
出願人株式会社湯山製作所
代理人個人,個人
主分類A61J 3/00 20060101AFI20250815BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】形状や大きさが異なる薬剤を1個ずつ確実に供給する。
【解決手段】薬剤供給装置は、第1回転体23、円環状の第2回転体35、薬剤排出口73、第2回転体35上の薬剤を薬剤排出口73に案内する薬剤案内部65、第2回転体35の内周部との間の薬剤の移送幅を規制する幅規制体52、及び第2回転体35の上面との間の薬剤の移送高さを規制する高さ規制体41を備える。高さ規制体41は、第2回転体35上に配置された高さ規制部材42、第2回転体35上から第2回転体35の外側へ跨がって配置された架設部材44、及び高さ規制部材42による薬剤の規制高さを調整するための作動受部材59を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1回転軸を中心として回転される第1回転体と、
前記第1回転軸とは異なる方向に延びる第2回転軸を中心として回転される円環状の第2回転体と、
前記第2回転体の径方向外側に設けられた薬剤排出口と
を備え、
前記第1回転体に供給された薬剤が、前記第1回転体の回転により前記第2回転体の移動部に乗り移り、前記第2回転体の回転により前記乗り移った薬剤を前記薬剤排出口に移送するようにしており、更に、
前記第2回転体の前記移動部と前記薬剤排出口の間に設けられ、前記第2回転体上の薬剤を前記薬剤排出口に案内する薬剤案内部と、
前記第2回転体の前記移動部と前記薬剤案内部の間に設けられ、前記第2回転体の内周部よりも前記第2回転体の径方向外側に配置され、前記第2回転体の内周部との間の薬剤の移送幅を調整可能に規制する幅規制体と、
前記第2回転体の上面との間の薬剤の移送高さを規制する高さ規制体と
を備え、
前記薬剤案内部は、
前記第2回転体の内周部から前記薬剤排出口にかけて接線方向に延びる内側ガイドと、
前記内側ガイドに対して前記第2回転体の径方向外側に配置された外側ガイドと
を有し、
前記高さ規制体は、
前記第2回転体上に配置され、前記移動部と前記薬剤案内部の間に設けられた高さ規制部材と、
前記高さ規制部材に連結され、前記第1回転軸が延びる方向から見て前記第2回転体上から前記第2回転体の外側へ跨がって配置された架設部材と、
前記架設部材のうち前記第2回転体の外側に位置する部分に連結され、前記架設部材を介して前記高さ規制部材を上下動させるための動力を受け、前記高さ規制部材による薬剤の規制高さを調整するための作動受部材と
を備える、薬剤供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、形状や大きさが異なる錠剤やカプセル剤などの薬剤を1個ずつ供給可能な薬剤供給装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
多数の薬剤を計数する薬剤計数装置が特許文献1に記載されている。この薬剤計数装置は、第1駆動手段によって回転される中央の円板部材と、第2駆動手段によって回転される円環部材とを有する。これら円板部材と円環部材とは、互いに平面状をなすように各回転軸が同一軸上に配置され、各駆動手段によって互いに逆向きに回転される。また、円環部材の外周部には薬剤案内部が外向きに延びるように設けられている。
【0003】
しかし、この薬剤計数装置では、薬剤案内部へ供給されていない多数の薬剤が、円板部材上と円環部材上とで逆向きに移送される。そのため、円板部材から円環部材へ移動した薬剤が、既に円環部材上に移動している薬剤に衝突するとともに、円環部材から円板部材へ移動された薬剤が、円板部材上の薬剤に衝突する。
【0004】
一方、特許文献2には、小物を整列して供給する供給装置が記載されている。この供給装置は、第1駆動手段によって回転される円板状の第1回転体と、第2駆動手段によって回転される円環状の第2回転体とを有する。第1回転体の第1回転軸は、所定角度で傾斜するように配置され、第2回転体の第2回転軸は、垂直方向に延びるように配置されている。また、第1回転体は、傾斜によって上端に位置する部分が、第2回転体の内周部と同一高さに位置するように構成されている。さらに、第2回転体の内周部には、第1回転体の外周部を囲繞する枠壁が一体に設けられている。
【0005】
この特許文献2の供給装置は、第1回転体の回転により供給物が上端部から第2回転体に移動する。そして、第2回転体上に設けた規制体により、所定姿勢となっている供給物だけを下流側へ通過させ、異なる姿勢の供給物は第2回転体の内周部から第1回転体上へ落下される。そのため、供給する供給物同士が衝突し合うことを防止できる。
【0006】
しかし、この供給装置を薬剤の供給に使用した場合、2以上の供給物が同時に規制体を通過して、径方向に2列並んだ状態で排出口への案内部に供給される可能性がある。その結果、案内部の入口で詰まりを生じさせるという問題がある。また、薬剤が平面視非円形状の錠剤や薬物をカプセル内に収納したカプセル剤である場合、例え1個ずつ供給されたとしても、移動姿勢によっては案内部の入口で詰まりが生じたり、案内部内で詰まりが生じるという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
中華民国新型専利公告第M308903号公報
特公平1-51403号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明では、形状や大きさが異なる薬剤を適切に供給可能な薬剤供給装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、第1回転軸を中心として回転される第1回転体と、前記第1回転軸とは異なる方向に延びる第2回転軸を中心として回転される円環状の第2回転体と、前記第2回転体の径方向外側に設けられた薬剤排出口とを備え、前記第1回転体に供給された薬剤が、前記第1回転体の回転により前記第2回転体の移動部に乗り移り、前記第2回転体の回転により前記乗り移った薬剤を前記薬剤排出口に移送するようにしており、更に、前記第2回転体の前記移動部と前記薬剤排出口の間に設けられ、前記第2回転体上の薬剤を前記薬剤排出口に案内する薬剤案内部と、前記第2回転体の前記移動部と前記薬剤案内部の間に設けられ、前記第2回転体の内周部よりも前記第2回転体の径方向外側に配置され、前記第2回転体の内周部との間の薬剤の移送幅を調整可能に規制する幅規制体と、前記第2回転体の上面との間の薬剤の移送高さを規制する高さ規制体とを備え、前記薬剤案内部は、前記第2回転体の内周部から前記薬剤排出口にかけて接線方向に延びる内側ガイドと、前記内側ガイドに対して前記第2回転体の径方向外側に配置された外側ガイドとを有し、前記高さ規制体は、前記第2回転体上に配置され、前記移動部と前記薬剤案内部の間に設けられた高さ規制部材と、前記高さ規制部材に連結され、前記第1回転軸が延びる方向から見て前記第2回転体上から前記第2回転体の外側へ跨がって配置された架設部材と、前記架設部材のうち前記第2回転体の外側に位置する部分に連結され、前記架設部材を介して前記高さ規制部材を上下動させるための動力を受け、前記高さ規制部材による薬剤の規制高さを調整するための作動受部材とを備える、薬剤供給装置を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明の薬剤供給装置では、形状や大きさが異なる薬剤を適切に供給できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社湯山製作所
薬剤カセット搬送システム
14日前
株式会社湯山製作所
業務支援システム及び業務支援プログラム
1日前
株式会社湯山製作所
業務支援システム及び業務支援プログラム
21日前
株式会社湯山製作所
業務支援システム及び業務支援プログラム
21日前
株式会社湯山製作所
業務支援システム及び業務支援プログラム
21日前
株式会社湯山製作所
薬剤供給装置
12日前
株式会社湯山製作所
調剤支援システム
27日前
株式会社湯山製作所
種類判別装置および薬剤仕分装置
19日前
個人
健康器具
6か月前
個人
鼾防止用具
6か月前
個人
歯茎みが品
7か月前
個人
短下肢装具
1か月前
個人
前腕誘導装置
1か月前
個人
導電香
7か月前
個人
マッサージ機
6か月前
個人
嚥下鍛錬装置
1か月前
個人
白内障治療法
5か月前
個人
脈波測定方法
6か月前
個人
脈波測定方法
6か月前
個人
洗井間専家。
5か月前
個人
矯正椅子
3か月前
個人
ホバーアイロン
4か月前
個人
片足歩行支援具
7か月前
個人
歯の修復用材料
2か月前
個人
バッグ式オムツ
2か月前
個人
クリップ
7か月前
個人
アイマスク装置
7日前
個人
収納容器
8か月前
個人
湿布連続貼り機。
16日前
個人
陣痛緩和具
1か月前
個人
車椅子持ち上げ器
5か月前
個人
シャンプー
4か月前
三生医薬株式会社
錠剤
5か月前
個人
哺乳瓶冷まし容器
1か月前
個人
歯の保護用シール
3か月前
個人
眼科診療車
7か月前
続きを見る