TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025123616
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-25
出願番号2024019147
出願日2024-02-13
発明の名称光学ガラス廃材からレアメタルを回収する方法
出願人株式会社スリー・アール
代理人個人
主分類C22B 59/00 20060101AFI20250818BHJP(冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理)
要約【課題】光学ガラス廃材から溶媒抽出によりレアメタルを回収する方法を提供する。
【解決手段】本発明の方法は、(a)光学ガラス廃材を硫酸を用いて溶解しろ過してNb及びTaを含む第1沈殿物と第1溶解液を得るステップと、(b)第1溶解液にシュウ酸を添加しろ過してLa及びGdを含む第2沈殿物とホウ素(B)を含むろ液を得るステップと、(c)第2沈殿物を焼成してLaとGdの酸化物を得るステップと、(d)酸化物を硫酸を用いて溶解して第2溶解液を得るステップと、(e)第2溶解液を溶媒抽出してGdを含む抽出液とLaを含む抽出残液を得るステップと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光学ガラス廃材からレアメタルを回収する方法であって、
光学ガラス廃材を硫酸を用いて溶解しろ過してNb及びTaを含む第1沈殿物と第1溶解液を得るステップと、
前記第1溶解液にシュウ酸を添加しろ過してLa及びGdを含む第2沈殿物とホウ素(B)を含むろ液を得るステップと、
前記第2沈殿物を焼成してLaとGdの酸化物を得るステップと、
前記酸化物を硫酸を用いて溶解して第2溶解液を得るステップと、
前記第2溶解液を溶媒抽出してGdを含む抽出液とLaを含む抽出残液を得るステップと、を含む方法。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記抽出残液にシュウ酸を添加しろ過してLaを含むシュウ酸水和物を得るステップと、
前記Laを含むシュウ酸水和物を焼成してLa酸化物を得るステップと、をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記抽出液を逆抽出してGdを含む逆抽出液を得るステップと、
前記逆抽出液にシュウ酸を添加しろ過してGdを含むシュウ酸水和物を得るステップと、
前記Gdを含むシュウ酸水和物を焼成してGd酸化物を得るステップと、をさらに含む請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記溶媒抽出は抽出剤として2-エチルヘキシルリン酸モノ-2-エチルヘキシルエステルを用いて行うことを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記逆抽出は希硫酸を用いて行うことを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記シュウ酸は、(NH







・H

OとH





のいずれか一方または双方を含む、請求項3に記載の方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学ガラス廃材からレアメタルを回収する方法に関し、より具体的には、光学ガラス廃材からホウ素等の不純物を除去し、ランタン(La)またはガドリニウム(Gd)を回収する方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
タンタル(Ta)、ニオブ(Nb)、La、Gd等といった希少金属元素(以下、本明細書において「レアメタル」と呼ぶ)は、消費量のほぼ全量を海外からの輸入に頼っている。そのため、安定な供給の確保が困難であり、また価格変動の影響を大きく受ける。一方で、レアメタルは様々な用途に用いられた後に廃棄されている現状にある。例えば、光学ガラスには上記したレアメタルを含む多種類のレアメタルが含まれているものの、製造工程でその大部分が廃棄されており、製品となるのは原料の半分以下である。こういった現状から、レアメタルを含む廃棄物からレアメタルを効率的かつ経済的に分離し回収する技術が必要とされている。
【0003】
レアメタルを回収する技術として、特許文献1は、塩化揮発法による光学ガラス廃材からのレアメタルの分離回収方法を開示する。また、特許文献2は、光学ガラス研磨・洗浄工程およびこれに付帯する排水処理装置から発生する光学ガラス汚泥から硫酸処理等を用いてレアメタル成分を回収する方法を開示する。しかし、特許文献1及び特許文献2に記載の方法は、いずれも溶媒抽出によりLaまたはGdを回収する方法を開示するものではない。
【0004】
光学ガラス廃材から溶媒抽出により金属を回収する技術として、特許文献3は、光学ガラス廃材からLa、Zn、Gdを分離する希土類元素の分離方法を開示する。しかし、特許文献3に記載の方法は、光学ガラス廃材から最初に亜鉛を除去することに特徴がある発明であって(文献3の段落5、6、請求項1等)、光学ガラス廃材の処理が複雑であって、必ずしも簡素で効率的に高純度なLa、Gdを回収するものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5504531号公報
特開平11-50168号公報
特許第5678231号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本願発明は、光学ガラス廃材からホウ素等の不純物を簡素で効率的に除去し、高純度のLaまたはGdを回収する方法を提供することを目的とする
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、光学ガラス廃材からレアメタルを回収する方法を提供する。その方法は、(a)光学ガラス廃材を硫酸を用いて溶解しろ過してNb及びTaを含む第1沈殿物と第1溶解液を得るステップと、(b)第1溶解液にシュウ酸を添加しろ過してLa及びGdを含む第2沈殿物とホウ素(B)を含むろ液を得るステップと、(c)第2沈殿物を焼成してLaとGdの酸化物を得るステップと、(d)酸化物を硫酸を用いて溶解して第2溶解液を得るステップと、(e)第2溶解液を溶媒抽出してGdを含む抽出液とLaを含む抽出残液を得るステップと、を含む。
【0008】
本発明の一態様では、(f)抽出残液にシュウ酸を添加しろ過してLaを含むシュウ酸水和物を得るステップと、(g)Laを含むシュウ酸水和物を焼成してLa酸化物を得るステップをさらに含む。
【0009】
本発明の一態様では、(h)抽出液を逆抽出してGdを含む逆抽出液を得るステップと、(i)逆抽出液にシュウ酸を添加しろ過してGdを含むシュウ酸水和物を得るステップと、(j)Gdを含むシュウ酸水和物を焼成してGd酸化物を得るステップをさらに含む。
【0010】
本発明の一態様では、溶媒抽出は抽出剤として2-エチルヘキシルリン酸モノ-2-エチルヘキシルエステルを用いて行うことができ、逆抽出は硫酸を用いて行うことができ、あるいは、シュウ酸は、(NH







・H

OとH





のいずれか一方または双方を含むことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
銅鉄合金の製造
24日前
株式会社プロテリアル
焼結体
6か月前
宏幸株式会社
金属回収方法
4か月前
個人
高強度せん断補強筋用の鋼材
4か月前
株式会社神戸製鋼所
鋼材
3か月前
ハイモ株式会社
水中金属の回収除去方法
7か月前
株式会社クボタ
比重分離装置
4か月前
株式会社クボタ
比重分離装置
4か月前
株式会社クボタ
比重分離装置
4か月前
株式会社神戸製鋼所
銅合金板
9日前
JX金属株式会社
銅製錬の操業方法
7か月前
JX金属株式会社
銅製錬の操業方法
7か月前
国立大学法人東北大学
高耐食銅合金
6か月前
日本製鉄株式会社
鋼材
4か月前
日本製鉄株式会社
鋼材
4か月前
日本製鉄株式会社
鋼材
4か月前
日本製鉄株式会社
鋼材
3か月前
日本製鉄株式会社
鋼材
1か月前
日本製鉄株式会社
鋼線
7か月前
日本製鉄株式会社
鋼材
12日前
日本製鉄株式会社
鋼材
12日前
日本製鉄株式会社
鋼材
12日前
日本製鉄株式会社
鋼材
5か月前
日本製鉄株式会社
鋼材
12日前
日本製鉄株式会社
鋼線
2か月前
日本製鉄株式会社
線材
2か月前
大同特殊鋼株式会社
鋼材及び金型
25日前
日本製鉄株式会社
鋼材
6か月前
大同メタル工業株式会社
摺動材料
29日前
国立大学法人東北大学
腐食環境用銅合金
6か月前
JFEスチール株式会社
浸炭鋼部品
5か月前
住友金属鉱山株式会社
銅の製造方法
1か月前
日本製鉄株式会社
鉄道車輪
2か月前
日本製鉄株式会社
鉄道車輪
2か月前
JFEスチール株式会社
亜鉛回収方法
1か月前
日本精線株式会社
銅合金
5か月前
続きを見る