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公開番号2025124523
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2024020630
出願日2024-02-14
発明の名称増幅回路
出願人株式会社村田製作所
代理人個人,個人
主分類H03F 1/32 20060101AFI20250819BHJP(基本電子回路)
要約【課題】高調波を高精度に抑制できる増幅回路を提供する。
【解決手段】増幅回路1は、電力増幅器21を含む電力増幅回路20と、電力増幅器21に対して出力端における基本波の位相が90°遅れる電力増幅器31を含む電力増幅回路30と、電力増幅回路20から出力される第1出力信号の基本波と、電力増幅回路30から出力される第2出力信号の基本波とを合成するよう構成された同相合成回路40と、を備え、電力増幅回路20は逆E級であり、電力増幅回路30はE級である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1電力増幅器を含む第1電力増幅回路と、
前記第1電力増幅器に対して出力端における基本波の位相が90°遅れる第2電力増幅器を含む第2電力増幅回路と、
前記第1電力増幅回路から出力される第1出力信号の基本波と、前記第2電力増幅回路から出力される第2出力信号の基本波とを合成するよう構成された合成回路と、を備え、
前記第1電力増幅回路は逆E級であり、
前記第2電力増幅回路はE級である、
増幅回路。
続きを表示(約 4,000 文字)【請求項2】
さらに、
第1入力端、第1出力端および第2出力端を有し、前記第1入力端に入力された第1バンドの送信帯域の基本波信号を分波して、前記第1出力端から第1信号を出力し、前記第1信号に対して位相が-90°となる第2信号を前記第2出力端から出力するよう構成された分波器を備え、
前記合成回路は、
第2入力端、第3入力端および第3出力端を有し、前記第2入力端から入力された前記第1出力信号および前記第3入力端から入力された前記第2出力信号を同相合成して生成された第3出力信号を前記第3出力端から出力するよう構成された合成器と、
前記第1電力増幅回路と前記合成器との間に接続され、前記第1バンドの基本波および高調波を移相するよう構成された第1移相回路と、
前記第2電力増幅回路と前記合成器との間に接続され、前記第1移相回路に対して前記基本波の通過位相が+90°となるよう、前記第1バンドの基本波および高調波を移相するよう構成された第2移相回路と、を含み、
前記第1電力増幅回路は、
第4入力端および第4出力端を有し、前記第4入力端が前記第1出力端に接続された第1電力増幅器と、
前記第4出力端と前記第2入力端とを結ぶ経路に接続され、前記高調波を移相するよう構成された第1高調波移相回路と、を含み、
前記第2電力増幅回路は、
第5入力端および第5出力端を有し、前記第5入力端が前記第2出力端に接続された第2電力増幅器と、
前記第5出力端と前記第3入力端とを結ぶ経路に接続され、前記高調波を移相するよう構成された第2高調波移相回路と、を含み、
前記第2入力端における前記高調波の位相から、前記第3入力端における前記高調波の位相を減じた移相差は、90°よりも大きい、
請求項1に記載の増幅回路。
【請求項3】
前記第1高調波移相回路の前記高調波の通過位相から前記第2高調波移相回路の前記高調波の通過位相を減じた第1移相差は、前記第2移相回路の前記高調波の通過位相から前記第1移相回路の前記高調波の通過位相を減じた第2移相差と等しい、
請求項2に記載の増幅回路。
【請求項4】
前記第1移相回路は、前記基本波および前記高調波の通過位相が-45°となるよう構成され、
前記第2移相回路は、前記基本波および前記高調波の通過位相が+45°となるよう構成され、
前記第1高調波移相回路は、前記高調波の通過位相が+45°となるよう構成され、
前記第2高調波移相回路は、前記高調波の通過位相が-45°となるよう構成される、
請求項3に記載の増幅回路。
【請求項5】
前記第1移相回路は、前記基本波の通過位相が-45°となり、前記高調波の通過位相が-X°(X>0)となるよう構成され、
前記第2移相回路は、前記基本波の通過位相が+45°となり、前記高調波の通過位相が+Y°(Y>0)となるよう構成され、
前記第1高調波移相回路は、前記高調波の通過位相が+X°(X>0)となるよう構成され、
前記第2高調波移相回路は、前記高調波の通過位相が-Y°(Y>0)となるよう構成される、
請求項3に記載の増幅回路。
【請求項6】
さらに、
第1入力端、第1出力端および第2出力端を有し、前記第1入力端に入力された第1バンドの送信帯域の基本波信号を分波して、前記第1出力端から第1信号を出力し、前記第1信号に対して相対的に位相が-90°となる第2信号を前記第2出力端から出力するよう構成された分波器を備え、
前記合成回路は、
第2入力端および第3出力端を有し、前記第2入力端から入力された前記第1出力信号の基本波を90°遅らせるよう構成された移相線路を有し、
前記第1電力増幅回路は、
第3入力端および第4出力端を有し、前記第3入力端が前記第1出力端に接続され、前記第4出力端が前記第2入力端に接続されたキャリアアンプと、
前記第4出力端と前記第2入力端とを結ぶ経路に接続され、前記第1バンドの高調波を移相するよう構成された第1高調波移相回路と、を含み、
前記第2電力増幅回路は、
第4入力端および第5出力端を有し、前記第4入力端が前記第2出力端に接続され、前記第5出力端が前記第3出力端に接続されたピークアンプと、
前記第5出力端と前記第3出力端とを結ぶ経路に接続され、前記高調波を移相するよう構成された第2高調波移相回路と、を含み、
前記第4出力端から前記第3出力端に入力された前記高調波の位相から、前記第5出力端から前記第3出力端に入力された前記高調波の位相を減じた移相差は、90°よりも大きい、
請求項1に記載の増幅回路。
【請求項7】
さらに、
第1入力端、第1出力端および第2出力端を有し、前記第1入力端に入力された第1バンドの送信帯域の基本波信号を分波して、前記第1出力端から第1信号を出力し、前記第1信号に対して相対的に位相が-90°となる第2信号を前記第2出力端から出力するよう構成された分波器を備え、
前記合成回路は、
第2入力端および第3出力端を有し、前記第2入力端から入力された前記第2出力信号の基本波を90°遅らせるよう構成された移相線路と、
第3入力端、第4入力端および第4出力端を有し、前記第3入力端から入力された前記第1出力信号および前記第4入力端から入力された前記第2出力信号を逆相合成して生成された第3出力信号を前記第4出力端から出力するよう構成されたトランスと、を含み、
前記第1電力増幅回路は、
第5入力端および第5出力端を有し、前記第5入力端が前記第1出力端に接続され、前記第5出力端が前記第3入力端に接続されたキャリアアンプと、
前記第5出力端と前記第3入力端とを結ぶ経路に接続され、前記第1バンドの高調波を移相するよう構成された第1高調波移相回路と、を含み、
前記第2電力増幅回路は、
第6入力端および第6出力端を有し、前記第6入力端が前記第2出力端に接続され、前記第6出力端が前記第2入力端に接続されたピークアンプと、
前記第6出力端と前記第2入力端とを結ぶ経路に接続され、前記高調波を移相するよう構成された第2高調波移相回路と、を含み、
前記第3入力端における前記高調波の位相から、前記第4入力端における前記高調波の位相を減じた移相差は、90°よりも小さい、
請求項1に記載の増幅回路。
【請求項8】
さらに、
第1入力端、第1出力端および第2出力端を有し、前記第1入力端に入力された第1バンドの送信帯域の基本波信号を分波して、前記第1出力端から第1信号を出力し、前記第1信号に対して相対的に位相が-90°となる第2信号を前記第2出力端から出力するよう構成された分波器を備え、
前記合成回路は、
第2入力端、第3入力端および第3出力端を有し、前記第2入力端から入力された前記第1出力信号および前記第3入力端から入力された前記第2出力信号を逆相合成して生成された第3出力信号を前記第3出力端から出力するよう構成されたトランスと、
前記第1電力増幅回路と前記トランスとの間に接続され、前記第1バンドの基本波および高調波を移相するよう構成された第1移相回路と、
前記第2電力増幅回路と前記トランスとの間に接続され、前記第1移相回路に対して前記基本波の通過位相が相対的に-90°となるよう、前記第1バンドの基本波および高調波を移相するよう構成された第2移相回路と、を含み、
前記第1電力増幅回路は、
第4入力端および第4出力端を有し、前記第4入力端が前記第1出力端に接続された第1電力増幅器と、
前記第4出力端と前記第2入力端とを結ぶ経路に接続され、前記高調波を移相するよう構成された第1高調波移相回路と、を含み、
前記第2電力増幅回路は、
第5入力端および第5出力端を有し、前記第5入力端が前記第2出力端に接続された第2電力増幅器と、
前記第5出力端と前記第3入力端とを結ぶ経路に接続され、前記高調波を移相するよう構成された第2高調波移相回路と、を含み、
前記第2入力端における前記高調波の位相から、前記第3入力端における前記高調波の位相を減じた移相差は、90°よりも小さい、
請求項1に記載の増幅回路。
【請求項9】
前記第1高調波移相回路の前記高調波の通過位相から前記第2高調波移相回路の前記高調波の通過位相を減じた第1移相差は、前記第1移相回路の前記高調波の通過位相から前記第2移相回路の前記高調波の通過位相を減じた第2移相差と等しい、
請求項8に記載の増幅回路。
【請求項10】
前記第1移相回路は、前記基本波および前記高調波の通過位相が+45°となるよう構成され、
前記第2移相回路は、前記基本波および前記高調波の通過位相が-45°となるよう構成され、
前記第1高調波移相回路は、前記高調波の通過位相が+45°となるよう構成され、
前記第2高調波移相回路は、前記高調波の通過位相が-45°となるよう構成される、
請求項9に記載の増幅回路。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、増幅回路に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バランスアンプを構成し、F級動作する第1増幅手段および第2増幅手段と、第1増幅手段の出力端および第2増幅手段の出力端の間に接続された2次高調波を通過させるフィルタと、を備えた電力増幅器が開示されている。第1増幅手段の出力端および第2増幅手段の出力端にて2次高調波を相殺することで基本波における電力効率を向上させることが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭63-153904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された電力増幅器では、増幅手段がF級動作するため、負荷インピーダンスが短絡となる偶数次高調波の周波数範囲が狭く、例えば3GPP(登録商標:3rd Generation Partnership Project)で規定されたバンドの全帯域にわたり2次高調波を精度よく相殺して高い電力効率を確保することが困難である。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、高調波を高精度に抑制できる増幅回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る増幅回路は、第1電力増幅器を含む第1電力増幅回路と、第1電力増幅器に対して出力端における基本波の位相が90°遅れる第2電力増幅器を含む第2電力増幅回路と、第1電力増幅回路から出力される第1出力信号の基本波と、第2電力増幅回路から出力される第2出力信号の基本波とを合成するよう構成された合成回路と、を備え、第1電力増幅回路は逆E級であり、第2電力増幅回路はE級である。
【0007】
また、本発明の一態様に係る増幅回路は、第1入力端、第1出力端および第2出力端を有し、第1入力端に入力された第1バンドの送信帯域の基本波信号を分波して、第1出力端から第1信号を出力し、第1信号に対して位相が-90°となる第2信号を第2出力端から出力するよう構成された分波器と、第4入力端および第4出力端を有し、第4入力端が第1出力端に接続された第1電力増幅器と、第5入力端および第5出力端を有し、第5入力端が第2出力端に接続された第2電力増幅器と、第2入力端、第3入力端および第3出力端を有し、第1電力増幅器から出力される第1出力信号を第2入力端から入力し、第2電力増幅器から出力される第2出力信号を第3入力端から入力して同相合成された第3出力信号を第3出力端から出力するよう構成された合成器と、第1電力増幅器と合成器との間に接続され、第1バンドの基本波および高調波を移相するよう構成された第1移相回路と、第2電力増幅器と合成器との間に接続され、第1移相回路に対して基本波の通過位相が+90°となるよう、第1バンドの基本波および高調波を移相するよう構成された第2移相回路と、第4出力端と第2入力端とを結ぶ経路に接続され、高調波を移相するよう構成された第1高調波移相回路と、第5出力端と第3入力端とを結ぶ経路に接続され、高調波を移相するよう構成された第2高調波移相回路と、を備え、第2入力端における高調波の位相から、第3入力端における高調波の位相を減じた移相差は、90°よりも大きい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、高調波を高精度に抑制できる増幅回路を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態に係る増幅回路の回路構成図である。
実施の形態に係る第1電力増幅回路および第2電力増幅回路の高調波インピーダンスを示すスミスチャートである。
比較例に係る増幅回路の回路構成図である。
実施の形態に係る第1高調波移相回路の回路構成例を示す図である。
実施の形態に係る第2高調波移相回路の回路構成例を示す図である。
実施の形態に係る第1移相回路の回路構成例を示す図である。
実施の形態に係る第2移相回路の回路構成例を示す図である。
実施の形態の変形例1に係る増幅回路の回路構成図である。
実施の形態の変形例2に係る増幅回路の回路構成図である。
実施の形態の変形例3に係る増幅回路の回路構成図である。
実施の形態の変形例4に係る増幅回路の回路構成図である。
実施の形態の変形例5に係る増幅回路の回路構成図である。
実施の形態の変形例6に係る増幅回路の回路構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置および接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。
(【0011】以降は省略されています)

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