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公開番号2025124804
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2025092042,2023555345
出願日2025-06-02,2022-11-28
発明の名称ESR1、PI3K、HER2、及びHER3免疫応答の誘発のための組成物と方法
出願人リプリケイト バイオサイエンス,インコーポレイティド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C12N 15/85 20060101AFI20250819BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】本明細書に提供する開示は、癌ワクチンを作り出すためのこれまでの試みに伴い存在する問題に対する解決策を提供し、さらに、癌治療及び予防のための改善された方法を潜在的に提案する。
【解決手段】本開示は、分子ウイルス学の分野に関し、特に、改変ウマ脳炎ウイルスのウイルスゲノム及び自己複製RNA(srRNA)構築物をコードする核酸分子、それを含有する医薬組成物、並びに細胞培養又は生体における所望の生成物の産生のための斯かる核酸分子及び組成物の使用に関する。また、それを必要としている対象において免疫応答を誘発するための方法、並びに癌を予防及び/又は治療するための方法も提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
改変東部ウマ脳炎ウイルス(EEEV)ゲノム又は自己複製RNA(srRNA)をコードする核酸配列を含む核酸構築物であって、ここで、該改変EEEVゲノム又はsrRNAの、ウイルス構造タンパク質をコードする核酸配列の少なくとも一部が、以下の:
a) エストロゲン受容体1(ESR1)又はその変異体のコード配列;
b) PI3K又はその変異体のコード配列;
c) HER2又はその変異体のコード配列;及び
d) HER3又はその変異体のコード配列、
を含むポリペプチド構築物のコード配列によって置換された、前記核酸構築物。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記改変EEEVゲノム又はsrRNAが、ウイルス構造タンパク質をコードする核酸配列を含まない、請求項1に記載の核酸構築物。
【請求項3】
前記改変EEEV又はsrRNAをコードする核酸配列が、プロモーター配列に作動可能に連結される、請求項1に記載の核酸構築物。
【請求項4】
前記の(a)~(d)のコード配列が、単一のオープンリーディングフレーム(ORF)の中に互いに作動可能に連結される、請求項1に記載の核酸構築物。
【請求項5】
前記の(a)~(d)のコード配列が、自己タンパク質分解ペプチド又は内部リボソーム進入部位(IRES)をコードする1若しくは複数のコネクタ配列によって互いに作動可能に連結される、請求項1に記載の核酸構築物。
【請求項6】
前記自己タンパク質分解ペプチドが、カルシウム依存セリンエンドプロテアーゼ(furin)、ブタテッショウウイルス-1 2A(P2A)、口蹄疫ウイルス(FMDV)2A(F2A)、ウマ鼻炎Aウイルス(ERAV)2A(E2A)、ゾセア・アシグナウイルス2A(T2A)、細胞質多角体病ウイルス2A(BmCPV2A)、軟化病ウイルス2A(BmIFV2A)、又はそれらの組合せ由来の1若しくは複数の自己タンパク質分解性切断配列を含む、請求項5に記載の核酸構築物。
【請求項7】
前記内部リボソーム進入部位(IRES)が、カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス(KSHV)IRES、肝炎ウイルスIRES、ペスチウイルスIRES、クリパウイルスIRES、ロパロシプム・パディウイルスIRES、線維芽細胞成長因子IRES、血小板由来成長因子IRES、血管内皮成長因子IRES、インスリン様成長因子IRES、ピコルナウイルスIRES、脳心筋炎ウイルス(EMCV)IRES、Pim-1 IRES、p53 IRES、Apaf-1 IRES、TDP2 IRES、L-myc IRES、及びc-myc IRESに由来する、請求項5に記載の核酸構築物。
【請求項8】
前記の(a)~(d)のコード配列のうちの少なくとも1つが、1若しくは複数の分子改変を含む、請求項1に記載の核酸構築物。
【請求項9】
前記1若しくは複数の分子改変が、コード配列の長さ方向にタンデムに配置された複数の改変カセットへと構成される、請求項8に記載の核酸。
【請求項10】
前記複数の改変カセットが、1若しくは複数のリンカーによって互いに作動可能に連結される、請求項9に記載の核酸。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2021年11月29日に出願された米国特許出願第17/537,199号に対する優先権の利益を主張する。先に言及した出願を、任意の図面も含めて、その全体で参照により本明細書に援用する。
続きを表示(約 2,200 文字)【0002】
配列表の組込み
添付の配列表の内容を、参照により本出願の本明細書に援用する。058462-505001 WO_Sequence Listing_ST26.xmlと称する、添付の配列表ファイルは、2022年11月28日に作成されたものであり、101KBである。
【0003】
分野
本開示は、分子ウイルス学及び免疫学の分野に関し、特に、改変ウマ脳炎ウイルスのウイルスゲノム及び自己複製RNA(srRNA)をコードする核酸分子、それを含有する医薬組成物、並びに細胞培養又は生体における所望の生成物の産生のための斯かる核酸分子及び組成物の使用に関する。また、それを必要としている対象において免疫応答を誘発するための方法、並びに健康状態を予防及び/又は治療するための方法も提供される。
【背景技術】
【0004】
背景
癌の治療薬又は予防剤に対する耐性の発生は、癌又は前癌病変の治療においてよくある問題であり、いろいろな場合における、治療薬に対する耐性の機序が知られている。耐性は、遺伝子発現における変化(タンパク質の過剰発現又は発現遮断)、突然変異による遺伝子における変化、或いは変更されたスプライシング若しくは転座による変更された配列、又は細胞における変更されたタンパク質の活性化(タンパク質の過剰活性化又は活性化遮断)の結果であることが多い。
【0005】
遺伝子発現、変更、及び突然変異における斯かる変化が起こるそれらの癌に対処するための1つの方法が、癌ワクチンの開発であった。癌ワクチンは、腫瘍によって発現される抗原を標的するが、これらのワクチンの適用は、共刺激分子の不存在及び免疫調整環境の誘導の下、標的タンパク質の慢性的な過剰発現による免疫寛性の誘発のため、かつて望まれていたほど有効ではなかった。予防用癌ワクチンはより有望であり得たが、しかし、癌は、複数の遺伝的変化であるが、わずかな本当に普遍的な変化を伴って、非常に変化しやすい。よって、どの抗原がいずれか特定の癌に対して過剰発現されるか、又は個体にワクチン接種すべきであるか、そしてそうだとすれば、どの抗原を用いるべきか予測することは難しい。
【0006】
本明細書に提供する開示は、癌ワクチンを作り出すためのこれまでの試みに伴い存在する問題に対する解決策を提供し、さらに、癌治療及び予防のための改善された方法を潜在的に提案する。
【発明の概要】
【0007】
本開示は、概して、癌などの様々な健康状態の予防及び管理における使用のための、遺伝子組換え核酸構築物やそれを包含する医薬組成物などの免疫治療薬の開発に関する。特に、以下でより詳細に記載されるように、本開示のいくつかの実施形態は、アルファウイルス東部ウマ脳炎ウイルス(EEEV)の改変ゲノム又は自己複製RNA(srRNA)をコードする配列を含有する核酸構築物を提供し、ここで、改変EEEVゲノム又はsrRNAに関するウイルス構造タンパク質をコードする核酸配列の少なくとも一部が、以下の:a) エストロゲン受容体1(ESR1)又はその変異体のコード配列;b) PI3K又はその変異体のコード配列;c) HER2又はその変異体のコード配列;及びd) HER3又はその変異体のコード配列、を含むポリペプチド構築物のコード配列によって置換された。また、本明細書に開示される1若しくは複数の核酸構築物を含むように操作された組換え細胞、着目の分子を生産するための方法、以下の:(a)本開示の核酸構築物、(b)本開示の組換え細胞、又は(c)本開示の医薬組成物、のうちの1若しくは複数を包含する医薬組成物も開示される。本開示の特定の態様において、免疫応答の誘発を必要とする対象において免疫応答を誘発するための、並びに/或いは予防及び/又は治療を必要とする対象において癌含む様々な健康状態の予防及び/又は治療のための組成物及び方法がさらに提供される。上記の概要は、単なる例示であり、決して限定することを意図するものではない。本明細書で説明した例示的な実施形態及び特徴に加えて、本開示の更なる態様、実施形態、目的、及び特徴は、図面、詳細な説明、及び特許請求の範囲から十分に明らかになるであろう。
【0008】
本開示の一態様において、改変東部ウマ脳炎ウイルス(EEEV)ゲノム又はsrRNAをコードする核酸配列を包含する核酸構築物を本明細書において提供し、ここで、改変EEEVゲノム又はsrRNAのウイルス構造タンパク質をコードする核酸配列の少なくとも一部は、以下の:a) エストロゲン受容体1(ESR1)又はその変異体のコード配列;b) PI3K又はその変異体のコード配列;c) HER2又はその変異体のコード配列、及びd) HER3又はその変異体のコード配列、を含めたポリペプチド構築物のコード配列によって置換された。
【0009】
いくつかの実施形態において、改変EEEVゲノム又はsrRNAは、ウイルス構造タンパク質をコードする核酸配列を含まない。
【0010】
いくつかの実施形態において、改変EEEV又はsrRNAをコードする核酸配列は、プロモーター配列に作動可能に連結される。
(【0011】以降は省略されています)

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