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公開番号
2025125190
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024021085
出願日
2024-02-15
発明の名称
HCA3アゴニストであるD体化合物を含有する組成物の製造方法、D体化合物を含有する飲食品組成物の製造方法、D体化合物の製造方法、及びD体化合物を選択的に合成するための組成物
出願人
森永乳業株式会社
代理人
弁理士法人みなとみらい特許事務所
主分類
C12P
7/42 20060101AFI20250820BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】乳酸菌を用いて、HCA3アゴニストのうち高いリガンド活性能を有するD体化合物、及び該D体化合物を含む組成物を効率よく製造するための新規な技術を提供すること。
【解決手段】D体化合物含有組成物の製造方法であって、
前記D体化合物はHCA3アゴニストであり、
ラクチカゼイバチルス・パラカゼイ(Lacticaseibacillus paracasei)、ラクチカゼイバチルス・ラムノーサス(Lacticaseibacillus rhamnosus)、ラクトバチルス・デルブリッキイ・サブスピーシーズ・ブルガリクス(Lactobacillus delbrueckii subsp. Bulgaricus)、リジラクトバチルス・サリヴァリウス(LigiLactobacillus salivarius)、ラクチカゼイバチルス・カゼイ(Lacticaseibacillus casei)、ラクトバチルス・デルブリッキイ・サブスピーシーズ・ラクティス(Lactobacillus delbrueckii subsp. Lactis)、及びリモシラクトバチルス・ロイテリ(LimosiLactobacillus reuteri)からなる群から選択される1種以上の乳酸菌を培地中で培養する培養工程と、
前記培地から、前記D体化合物を含む培養物を回収する回収工程と、
を含む、D体化合物含有組成物の製造方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
D体化合物含有組成物の製造方法であって、
前記D体化合物はHCA3アゴニストであり、
ラクチカゼイバチルス・パラカゼイ(Lacticaseibacillus paracasei)、ラクチカゼイバチルス・ラムノーサス(Lacticaseibacillus rhamnosus)、ラクトバチルス・デルブリッキイ・サブスピーシーズ・ブルガリクス(Lactobacillus delbrueckii subsp. Bulgaricus)、リジラクトバチルス・サリヴァリウス(LigiLactobacillus salivarius)、ラクチカゼイバチルス・カゼイ(Lacticaseibacillus casei)、ラクトバチルス・デルブリッキイ・サブスピーシーズ・ラクティス(Lactobacillus delbrueckii subsp. Lactis)、及びリモシラクトバチルス・ロイテリ(LimosiLactobacillus reuteri)からなる群から選択される1種以上の乳酸菌を培地中で培養する培養工程と、
前記培地から、前記D体化合物を含む培養物を回収する回収工程と、
を含む、D体化合物含有組成物の製造方法。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記D体化合物は、D-インドール-3-乳酸、D-ロイシン酸、D-ヒドロキシフェニル乳酸、及びD-フェニル乳酸からなる群から選択される1種以上である、請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記D体化合物は、D-インドール-3-乳酸である、請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項4】
前記培養物は、D-インドール-3-乳酸、D-ヒドロキシフェニル乳酸、D-ロイシン酸及びD-フェニル乳酸からなる群から選択される少なくとも1種について、L体化合物及びD体化合物の産生量の合計に対するD体化合物の産生量の割合が、50%以上である、請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項5】
前記培養物中のHCA3アゴニストである化合物全体の産生量の合計に対する、前記D体化合物の産生量の合計が、40%以上である、請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項6】
前記D体化合物含有組成物が飲食品組成物又は医薬組成物である、請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項7】
D体化合物を含有する飲食品組成物の製造方法であって、
前記D体化合物はHCA3アゴニストであり、
ラクチカゼイバチルス・パラカゼイ(Lacticaseibacillus paracasei)、ラクチカゼイバチルス・ラムノーサス(Lacticaseibacillus rhamnosus)、ラクトバチルス・デルブリッキイ・サブスピーシーズ・ブルガリクス(Lactobacillus delbrueckii subsp. Bulgaricus)、リジラクトバチルス・サリヴァリウス(LigiLactobacillus salivarius)、ラクチカゼイバチルス・カゼイ(Lacticaseibacillus casei)、ラクトバチルス・デルブリッキイ・サブスピーシーズ・ラクティス(Lactobacillus delbrueckii subsp. Lactis)、及びリモシラクトバチルス・ロイテリ(LimosiLactobacillus reuteri)からなる群から選択される1種以上の乳酸菌を、飲食品原料と混合する混合工程と、
得られた前記乳酸菌と前記飲食品原料の混合物の状態で前記D体化合物を産生させるD体化合物産生工程を含む、
D体化合物を含有する飲食品組成物の製造方法。
【請求項8】
D体化合物の製造方法であって、
前記D体化合物はHCA3アゴニストであり、
ラクチカゼイバチルス・パラカゼイ(Lacticaseibacillus paracasei)、ラクチカゼイバチルス・ラムノーサス(Lacticaseibacillus rhamnosus)、ラクトバチルス・デルブリッキイ・サブスピーシーズ・ブルガリクス(Lactobacillus delbrueckii subsp. Bulgaricus)、リジラクトバチルス・サリヴァリウス(LigiLactobacillus salivarius)、ラクチカゼイバチルス・カゼイ(Lacticaseibacillus casei)、ラクトバチルス・デルブリッキイ・サブスピーシーズ・ラクティス(Lactobacillus delbrueckii subsp. Lactis)、及びリモシラクトバチルス・ロイテリ(LimosiLactobacillus reuteri)からなる群から選択される1種以上の乳酸菌を培地中で培養する培養工程と、
前記培地より得た培養物から、前記D体化合物を分離する分離工程と、
を含む、D体化合物の製造方法。
【請求項9】
ラクチカゼイバチルス・パラカゼイ(Lacticaseibacillus paracasei)、ラクチカゼイバチルス・ラムノーサス(Lacticaseibacillus rhamnosus)、ラクトバチルス・デルブリッキイ・サブスピーシーズ・ブルガリクス(Lactobacillus delbrueckii subsp. Bulgaricus)、リジラクトバチルス・サリヴァリウス(LigiLactobacillus salivarius)、ラクチカゼイバチルス・カゼイ(Lacticaseibacillus casei)、ラクトバチルス・デルブリッキイ・サブスピーシーズ・ラクティス(Lactobacillus delbrueckii subsp. Lactis)、及びリモシラクトバチルス・ロイテリ(LimosiLactobacillus reuteri)からなる群から選択される1種以上の乳酸菌を有効成分として含む、HCA3アゴニストであるD体化合物を選択的に合成するための、組成物。
【請求項10】
前記D体化合物が、D-インドール-3-乳酸及び/又はD-ロイシン酸である、請求項9に記載の組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、HCA3アゴニストであるD体化合物を含有する組成物の製造方法、D体化合物を含有する飲食品組成物の製造方法、D体化合物の製造方法、及びD体化合物を選択的に合成するための組成物に関する。
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【背景技術】
【0002】
インドール乳酸、フェニル乳酸、ヒドロキシフェニル乳酸といった芳香族乳酸は、芳香族アミノ酸が脱アミノ化されて芳香族ピルビン酸となり、その後脱水素酵素の逆反応が生じることで生成される。
芳香族乳酸は、抗菌活性、抗酸化活性といった活性の他に、芳香族受容体やヒドロキシカルボン酸受容体3(Hydroxy-carboxylic acidreceptors(HCA) 3、以下、HCA3という。)のリガンドとして作用する。HCA3は血中の様々なヒドロキシカルボン酸代謝産物によって活性化され、代謝恒常性の調節、免疫細胞の分化や機能の調節に関わる重要な受容体であることが報告されている(非特許文献1)。また、乳酸菌が芳香族乳酸を産生することが報告されている(非特許文献2)。
【0003】
ロイシン酸は、芳香族乳酸と同様にアミノ酸代謝物であり、HCA3リガンドとして作用する。非特許文献3及び特許文献1には、特定のビフィドバクテリウム属細菌がロイシン酸を産生することが記載されている。また、同文献には、芳香族乳酸及びロイシン酸は、L体よりもD体の方がHCA3へのリガンド活性が高いことが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-53860号公報
【非特許文献】
【0005】
Front Endocrinol (Lausanne) 2011, 2, 51.
PLoS Genet 2019, 15, e1008145.
Microorganisms. 2021 Nov 21;9(11):2397.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
乳酸菌は、古くより発酵食品の製造に用いられてきた菌であり、上述の通り芳香族乳酸等の有用な代謝産物を産生することが知られている。そのため、乳酸菌を利用して有用成分を簡便に効率よく産生させる方法が着目されている。
【0007】
上記事情に鑑み、本発明は、乳酸菌を用いて、HCA3アゴニストのうち高いリガンド活性能を有するD体化合物、及び該D体化合物を含む組成物を効率よく製造するための新規な技術を提供することを課題とする。
【0008】
また、本発明は、乳酸菌を用いてHCA3アゴニストであるD体化合物を効率よく合成するための、新規な技術を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するための本発明、及びその好ましい形態は、以下の通りである。
[1]D体化合物含有組成物の製造方法であって、
前記D体化合物はHCA3アゴニストであり、
ラクチカゼイバチルス・パラカゼイ(Lacticaseibacillus paracasei)、ラクチカゼイバチルス・ラムノーサス(Lacticaseibacillus rhamnosus)、ラクトバチルス・デルブリッキイ・サブスピーシーズ・ブルガリクス(Lactobacillus delbrueckii subsp. Bulgaricus)、リジラクトバチルス・サリヴァリウス(LigiLactobacillus salivarius)、ラクチカゼイバチルス・カゼイ(Lacticaseibacillus casei)、ラクトバチルス・デルブリッキイ・サブスピーシーズ・ラクティス(Lactobacillus delbrueckii subsp. Lactis)、及びリモシラクトバチルス・ロイテリ(LimosiLactobacillus reuteri)からなる群から選択される1種以上の乳酸菌を培地中で培養する培養工程と、
前記培地から、前記D体化合物を含む培養物を回収する回収工程と、
を含む、D体化合物含有組成物の製造方法。
【0010】
上記本発明のD体化合物含有組成物の製造方法によれば、HCA3アゴニストであるD体化合物を含む組成物を効率よく、かつ簡便に製造することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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