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公開番号2025125944
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-28
出願番号2024022240
出願日2024-02-16
発明の名称クラフト紙
出願人王子ホールディングス株式会社
代理人弁理士法人大谷特許事務所
主分類D21H 11/12 20060101AFI20250821BHJP(製紙;セルロースの製造)
要約【課題】優れた比引裂強さと比引張強さとを両立するとともに、地合いに優れるクラフト紙を提供する。
【解決手段】広葉樹パルプと、葉脈繊維パルプとを含む原料パルプを抄紙してなるクラフト紙であって、前記原料パルプの長さ加重平均繊維長が、0.80mm以上2.20mm以下である、クラフト紙。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
広葉樹パルプと、葉脈繊維パルプとを含む原料パルプを抄紙してなるクラフト紙であって、
前記原料パルプの長さ加重平均繊維長が、0.80mm以上2.20mm以下である、クラフト紙。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
再離解して得られる離解パルプのカナダ標準ろ水度が600mL以下である、請求項1に記載のクラフト紙。
【請求項3】
前記原料パルプの繊維粗度が0.14mg/m以下である、請求項1または2に記載のクラフト紙。
【請求項4】
坪量が、45g/m

以上200g/m

以下である、請求項1または2に記載のクラフト紙。
【請求項5】
比引裂強さが10mN・m

/g以上である、請求項1または2に記載のクラフト紙。
【請求項6】
比引張強さが60N・m/g以上である、請求項1または2に記載のクラフト紙。
【請求項7】
前記原料パルプ中の前記広葉樹パルプの含有量が、20質量%以上98質量%以下であり、かつ、
前記原料パルプ中の前記葉脈繊維パルプの含有量が、2質量%以上80質量%以下である、請求項1または2に記載のクラフト紙。
【請求項8】
前記原料パルプ中の前記広葉樹パルプのカナダ標準ろ水度が、300mL以上500mL以下であり、
前記原料パルプ中の前記葉脈繊維パルプのカナダ標準ろ水度が、600mL未満である、請求項1または2に記載のクラフト紙。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クラフト紙に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、引裂強さおよび引張強さが要求される用途には、主成分として針葉樹パルプを含む原料パルプが使用されることが多かった。また、引張強さおよび伸びを向上するために、葉脈繊維パルプを含む原料パルプが使用される場合があった。
【0003】
特許文献1には、クラフトパルプと葉脈繊維パルプとを混合した原料パルプを抄紙することによって得られ、葉脈繊維パルプのフリーネスが特定の値以上である、クラフト紙が開示され、当該クラフト紙は、単層構造でありながら高い引張強度および伸びを有し、繊維結束が少なく地合に優れるため、各種電気機器用の電気絶縁紙として、特に電線巻紙用クラフト紙として好適に用いることができると記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-185260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されたクラフト紙は、電線巻紙用途に特に好適なものとしているため、引裂強さについては着目していない。したがって、クラフト紙に重要な強度である、比引裂強さと比引張強さとを両立し、かつ地合いに優れるクラフト紙の実現が望まれていた。
【0006】
本発明は、上記課題の存在に鑑みてなされたものであり、優れた比引裂強さと比引張強さとを両立するとともに、地合いに優れるクラフト紙を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、広葉樹パルプと葉脈繊維パルプとを含み、特定の範囲の長さ加重平均繊維長を有する原料パルプを抄紙してなるクラフト紙が、優れた比引裂強さと比引張強さとを両立し、かつ地合いに優れることを見出した。
すなわち、本発明は、以下のような構成を有する。
<1> 広葉樹パルプと、葉脈繊維パルプとを含む原料パルプを抄紙してなるクラフト紙であって、前記原料パルプの長さ加重平均繊維長が、0.80mm以上2.20mm以下である、クラフト紙。
<2> 再離解して得られる離解パルプのカナダ標準ろ水度が600mL以下である、<1>に記載のクラフト紙。
<3> 前記原料パルプの繊維粗度が0.14mg/m以下である、<1>または<2>に記載のクラフト紙。
<4> 坪量が、45g/m

以上200g/m

以下である、<1>~<3>のいずれか1つに記載のクラフト紙。
<5> 比引裂強さが10mN・m

/g以上である、<1>~<4>のいずれか1つに記載のクラフト紙。
<6> 比引張強さが60N・m/g以上である、<1>~<5>のいずれか1つに記載のクラフト紙。
<7> 前記原料パルプ中の前記広葉樹パルプの含有量が、20質量%以上98質量%以下であり、かつ、前記原料パルプ中の前記葉脈繊維パルプの含有量が、2質量%以上80質量%以下である、<1>~<6>のいずれか1つに記載のクラフト紙。
<8> 前記原料パルプ中の前記広葉樹パルプのカナダ標準ろ水度が、300mL以上500mL以下であり、前記原料パルプ中の前記葉脈繊維パルプのカナダ標準ろ水度が、600mL未満である、<1>~<7>のいずれか1つに記載のクラフト紙。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、優れた比引裂強さと比引張強さとを両立するとともに、地合いに優れるクラフト紙が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を具体的に説明する。以下に記載する構成要件の説明は、代表的な実施形態や具体例に基づいてなされることがあるが、本発明はそのような実施形態に限定されるものではない。本明細書において、「X~Y」を用いて表される数値範囲は、Xを下限値、Yを上限値として含む数値範囲を意味する。数値範囲が段階的に記載されている場合、各数値範囲の上限および下限は任意に組み合わせることができる。
【0010】
[クラフト紙]
本実施形態のクラフト紙(以下、単にクラフト紙ともいう)は、広葉樹パルプと、葉脈繊維パルプとを含む原料パルプを抄紙してなるクラフト紙であって、前記原料パルプの長さ加重平均繊維長が、0.80mm以上2.20mm以下である。本実施形態に係るクラフト紙は、広葉樹パルプと葉脈繊維パルプとを含み、長さ加重平均繊維長が特定の範囲である原料パルプを抄紙してなるものであることにより、優れた比引裂強さと比引張強さとを両立するとともに、地合いに優れるものとなる。
(【0011】以降は省略されています)

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