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公開番号
2025127962
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024985
出願日
2024-02-21
発明の名称
紙製容器
出願人
東罐興業株式会社
代理人
弁理士法人来知国際特許事務所
,
個人
,
個人
主分類
B65D
3/28 20060101AFI20250826BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】一部製品で散見された開封しにくい不具合をなくす技術を提供する。
【解決手段】 本願紙製容器は、底部2と、紙基材36と樹脂被覆37,38との積層からなるブランク30を丸めて両側端31,32を接合することにより底部から立設される胴部3と、ブランク30上部であって胴部3上部から外側に延設されるフランジ部4と、フランジ部4にシール面60を介して接合される蓋部6とからなる。ブランク両側端のうち、内側になる端部31の端面を被覆し保護する保護テープ50を備える。保護テープ50の上端線51は、シール面60に位置するシール範囲部53と、シール面60外に位置するシール範囲外部53とからなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
底部と、紙基材と樹脂被覆との積層からなるブランクを丸めて両側端を接合することにより前記底部から立設される胴部と、前記ブランク上部であって前記胴部上部から外側に延設されるフランジ部と、前記フランジ部にシール面を介して接合される蓋部とからなり、
前記ブランクの両側端のうち、内側になる端部の端面を被覆し保護する保護テープを備え、
前記保護テープの上端線は、前記シール面に位置するシール範囲部と、前記シール面外に位置するシール範囲外部とからなる
ことを特徴とする紙製容器。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記上端線は直線である
ことを特徴とする請求項1記載の紙製容器。
【請求項3】
前記上端線は曲線である
ことを特徴とする請求項1記載の紙製容器。
【請求項4】
請求項1記載の紙製容器の形成に用いられ、
前記保護テープにより被覆保護される
ことを特徴とするブランク。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブランクを丸めて形成される胴部と、胴部上部から外側に延設されるフランジ部と、フランジ部にシールされる蓋部とを有する紙製容器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、環境保全の観点から、プラスチック製容器に代えて紙製容器を用いることが検討されている。紙製容器は、例えば、円形の底部と、底部より逆円錐台形状または円筒形状に立設される胴部と胴部上部から外側に延設されるフランジ部と、フランジ部にシールされる蓋部とを有する。
【0003】
胴部は扇形状ブランクより形成される。ブランクを丸め、一端部を下側にし、他端部をその上側に配置し、接合面が対向するようにし、両端部を重ね合わせて所定の接合幅にて接合(たとえば熱溶着)する。
【0004】
紙製容器は、飲料や油等を含む食品を収納するのに用いられる。そのため、少なくとも、胴部や底部の内側に相当する側は樹脂被覆されている。これにより、液体や油等が容器外に滲み出すことはない。外側に相当する側も樹脂被覆されていることが一般的である。
【0005】
しかしながら、接合部(シーム部)において、ブランク端面は樹脂被覆されておらず、ブランク端面を介して、胴部接合部から液体や油等が容器外に滲み出すおそれがある。また、当該ブランク端面を介して、外部から酸素や水蒸気が浸入するおそれもあり、内容物劣化の遠因ともなる。
【0006】
これに対し、ブランク端部を所定長、ブランク厚みを半分削り取り、削り取った残りの部分を削除面が内側となるように折り返し、ブランク端面が露出しないようにするスカイブヘミング加工を施すこともある(例えば特許文献1)。
【0007】
また、ブランク端面を覆うようにブランク端部に保護テープを設けるエッジプロテクト処理を施すこともある(例えば特許文献2)。胴部が形成されるとき、ブランク上部が外側に延設され、フランジ部が形成される。従て、胴部における接合部はフランジ部まで延長している。エッジプロテクト処理における保護テープもフランジ部まで延長している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2003-312636号公報
特開2010-215249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところで、容器内の内容物を食するときは、蓋部外縁に設けられた摘み部を引き上げて、蓋部とのシールを剥がし、開封する。
【0010】
このとき、一部製品において、開封しにくかったり、無理に開封して容器内面の樹脂被覆がめくれる等の不具合が発生することが散見された。当該めくれ箇所に内容物が付着して汚れたり、また、当該めくれ箇所は外観上好ましくない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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