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公開番号
2025128743
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024025626
出願日
2024-02-22
発明の名称
収納容器
出願人
株式会社SANKA
代理人
個人
主分類
B65D
25/20 20060101AFI20250827BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】簡単な操作で箱型容器にカードホルダーが確固に取付けられる収納容器を提供すること。
【解決手段】箱型容器Aと、箱型容器Aの側壁部2に取付けられるカードホルダーBとから成り、箱型容器Aは、側壁部2の外面に設けられるガイド凸条6間にカードホルダーBが配設されるように構成されていると共に、対設するガイド凸条6の上端部が臨設しているフランジ部3の二箇所と、ガイド凸条6の夫々の下端部とに差込用係合部7が設けられており、カードホルダーBは、ホルダー体8の上部両側と下部両側とに、差込用係合部7に下方から差込まれる差込部9が設けられていると共に、差込部9に差込用係合部7に対し抜止係止する係止部10が設けられている収納容器。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
底部の外周縁部に側壁部が立設状態に設けられ、この側壁部の上部に外方に向けてフランジ部が突設されている箱型容器と、
前記箱型容器の側壁部の外面に取付けられ、情報表示カードを着脱自在に支持するカードホルダーとから成る収納容器であって、
前記箱型容器は、前記側壁部の外面に、上下方向に長さを有するガイド凸条が間隔を置いた対設状態に設けられていて、この対設するガイド凸条間に前記カードホルダーが配設されるように構成されていると共に、少なくともこの対設するガイド凸条の夫々の上端部若しくは対設するガイド凸条の夫々の上端部が臨設している前記フランジ部の二箇所と、対設するガイド凸条の夫々の下端部とに差込用係合部が設けられており、
前記カードホルダーは、前記情報表示カードを着脱自在に支持するカード支持部を有するホルダー体の上部両側と下部両側とに、前記差込用係合部に下方から差込まれる差込部が設けられていると共に、この各差込部のうちの少なくとも一つに前記差込用係合部に対し抜止係止する係止部が設けられていて、
このカードホルダーを前記箱型容器の下方から対設する前記ガイド凸条間に配して上動させると、前記各差込部が前記各差込用係合部に下方から差込まれると共に、前記係止部が前記差込用係合部に抜止係止し、カードホルダーが前記ガイド凸条と前記フランジ部に対し抜止保持されるか若しくはガイド凸条に対し抜止保持されて前記側壁部の外面に取付けられるように構成されていることを特徴とする収納容器。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記箱型容器は、対設する前記ガイド凸条の夫々の上端部が臨設している前記フランジ部の二箇所に前記差込用係合部としての上側差込用係合部が設けられていると共に、対設するガイド凸条の夫々の下端部に前記差込用係合部としての下側差込用係合部が設けられており、
前記カードホルダーは、前記ホルダー体の両側の上端部に、前記上側差込用係合部に下方から差し込まれる前記差込部としての上側差込部が設けられていると共に、ホルダー体の両側の下端部に、前記下側差込用係合部に下方から差込まれる前記差込部としての下側差込部が設けられていて、
夫々の前記上側差込部に前記係止部が設けられているか、若しくは夫々の前記下側差込部に前記係止部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の収納容器。
【請求項3】
前記カードホルダーは、前記ホルダー体の両側に、前記ガイド凸条に沿わせる沿設部が設けられ、この両側の沿設部は、夫々の上端部に、前記上側差込用係合部に下方から差し込まれる前記上側差込部が設けられていると共に、夫々の下端部に、前記上側差込用係合部に前記上側差込部が差込まれた際同時に前記下側差込用係合部に下方から差込まれる前記下側差込部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の収納容器。
【請求項4】
前記箱型容器は、対設する前記ガイド凸条の夫々の上端部が臨設している前記フランジ部の二箇所に前記上側差込用係合部としての貫通孔が設けられており、
前記カードホルダーは、前記ホルダー体の両側の上端部に、前記貫通孔に下方から差し込まれる前記上側差込部が設けられていると共に、この上側差込部に、前記貫通孔に抜止係止する前記係止部としての係止爪が設けられていることを特徴とする請求項2,3のいずれか1項に記載の収納容器。
【請求項5】
前記箱型容器は、複数をネスティング可能に構成されていると共に、ネスティング時に上段側の箱型容器の側壁部に取付けられている前記カードホルダーを収容する収容凹部が、前記側壁部の内面に設けられていることを特徴とする請求項1記載の収納容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品の運搬等に利用される収納容器に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、物品の運搬等に使用される箱型のコンテナ容器は、略方形状の底部と、底部外周の四つの側辺部から上方に延出する側壁部と、側壁部の上辺部から外方に突出するフランジ部(持ち手部)とを備えており、上方の開口部から物品を出し入れする構成となっている。また、この種のコンテナ容器には、フランジ部の下方に、収納された物品の名称や数量等が記載された情報表示カードを支持可能なカードホルダーが取付けられるものも実施されている(例えば、下記特許文献1等参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5778604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、このようなカードホルダーが取付けられるコンテナ容器等の物品収納容器の改良に係るもので、非常に簡単な操作でカードホルダーが箱型容器に確固に取付けられる実用性に優れた収納容器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0006】
底部1の外周縁部に側壁部2が立設状態に設けられ、この側壁部2の上部に外方に向けてフランジ部3が突設されている箱型容器Aと、
前記箱型容器Aの側壁部2の外面に取付けられ、情報表示カード4を着脱自在に支持するカードホルダーBとから成る収納容器であって、
前記箱型容器Aは、前記側壁部2の外面に、上下方向に長さを有するガイド凸条6が間隔を置いた対設状態に設けられていて、この対設するガイド凸条6間に前記カードホルダーBが配設されるように構成されていると共に、少なくともこの対設するガイド凸条6の夫々の上端部若しくは対設するガイド凸条6の夫々の上端部が臨設している前記フランジ部3の二箇所と、対設するガイド凸条6の夫々の下端部とに差込用係合部7が設けられており、
前記カードホルダーBは、前記情報表示カード4を着脱自在に支持するカード支持部5を有するホルダー体8の上部両側と下部両側とに、前記差込用係合部7に下方から差込まれる差込部9が設けられていると共に、この各差込部9のうちの少なくとも一つに前記差込用係合部7に対し抜止係止する係止部10が設けられていて、
このカードホルダーBを前記箱型容器Aの下方から対設する前記ガイド凸条6間に配して上動させると、前記各差込部9が前記各差込用係合部7に下方から差込まれると共に、前記係止部10が前記差込用係合部7に抜止係止し、カードホルダーBが前記ガイド凸条6と前記フランジ部3に対し抜止保持されるか若しくはガイド凸条6に対し抜止保持されて前記側壁部2の外面に取付けられるように構成されていることを特徴とする収納容器に係るものである。
【0007】
また、前記箱型容器Aは、対設する前記ガイド凸条6の夫々の上端部が臨設している前記フランジ部3の二箇所に前記差込用係合部7としての上側差込用係合部7Aが設けられていると共に、対設するガイド凸条6の夫々の下端部に前記差込用係合部7としての下側差込用係合部7Bが設けられており、
前記カードホルダーBは、前記ホルダー体8の両側の上端部に、前記上側差込用係合部7Aに下方から差し込まれる前記差込部9としての上側差込部9Aが設けられていると共に、ホルダー体8の両側の下端部に、前記下側差込用係合部7Bに下方から差込まれる前記差込部9としての下側差込部9Bが設けられていて、
夫々の前記上側差込部9Aに前記係止部10が設けられているか、若しくは夫々の前記下側差込部9Bに前記係止部10が設けられていることを特徴とする請求項1記載の収納容器に係るものである。
【0008】
また、前記カードホルダーBは、前記ホルダー体8の両側に、前記ガイド凸条6に沿わせる沿設部11が設けられ、この両側の沿設部11は、夫々の上端部に、前記上側差込用係合部7Aに下方から差し込まれる前記上側差込部9Aが設けられていると共に、夫々の下端部に、前記上側差込用係合部7Aに前記上側差込部9Aが差込まれた際同時に前記下側差込用係合部7Bに下方から差込まれる前記下側差込部9Bが設けられていることを特徴とする請求項2記載の収納容器に係るものである。
【0009】
また、前記箱型容器Aは、対設する前記ガイド凸条6の夫々の上端部が臨設している前記フランジ部3の二箇所に前記上側差込用係合部7Aとしての貫通孔7Aが設けられており、
前記カードホルダーBは、前記ホルダー体8の両側の上端部に、前記貫通孔7Aに下方から差し込まれる前記上側差込部9Aが設けられていると共に、この上側差込部9Aに、前記貫通孔7Aに抜止係止する前記係止部10としての係止爪10が設けられていることを特徴とする請求項2,3のいずれか1項に記載の収納容器に係るものである。
【0010】
また、前記箱型容器Aは、複数をネスティング可能に構成されていると共に、ネスティング時に上段側の箱型容器Aの側壁部2に取付けられている前記カードホルダーBを収容する収容凹部12が、前記側壁部2の内面に設けられていることを特徴とする請求項1記載の収納容器に係るものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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