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公開番号2025133041
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2025016485,2024029640
出願日2025-02-04,2024-02-29
発明の名称宅配ボックスの取付構造及び取付方法
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類E06B 7/28 20060101AFI20250903BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】壁に形成された開口部に取り付けられる宅配ボックスと壁との一体性を向上させる。
【解決手段】一方と他方の壁面のうち少なくとも一方の壁面が屋外に面して配置された壁13に、内部中空状に形成された宅配ボックス15が取り付けられており、壁13には、当該壁13を貫通する開口部20が形成され、宅配ボックス15は、開口部20に嵌め込まれるボックス本体30と、ボックス本体30に取り付けられているとともに、ボックス本体30から外方に張り出して一方の壁面に固定された一面側固定部34と、ボックス本体30に取り付けられているとともに、ボックス本体30から外方に張り出して他方の壁面に固定された他面側固定部35と、を備えている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
一方と他方の壁面のうち少なくとも一方の前記壁面が屋外に面して配置された壁に、内部中空状に形成された宅配ボックスが取り付けられており、
前記壁には、当該壁を貫通する開口部が形成され、
前記宅配ボックスは、
前記開口部に嵌め込まれるボックス本体と、
前記ボックス本体に取り付けられているとともに、前記ボックス本体から外方に張り出して一方の前記壁面に固定された一面側固定部と、
前記ボックス本体に取り付けられているとともに、前記ボックス本体から外方に張り出して他方の前記壁面に固定された他面側固定部と、を備えていることを特徴とする宅配ボックスの取付構造。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の宅配ボックスの取付構造において、
前記ボックス本体は直方体状に形成されており、
前記一面側固定部及び前記他面側固定部は、
前記ボックス本体の左右側面に固定されて外方に張り出す側方張出部と、
前記ボックス本体の上面に固定されて外方に張り出す上方張出部と、を備えていることを特徴とする宅配ボックスの取付構造。
【請求項3】
請求項1に記載の宅配ボックスの取付構造において、
前記開口部の下側左右の隅部に被せられて設けられる止水プレートを更に備えており、
前記止水プレートは、
一方の前記壁面を被覆する一面側板部と
他方の前記壁面を被覆する他面側板部と、
前記一面側板部と前記他面側板部とを連結し、前記ボックス本体と前記開口部の下側左右の隅部との間に介在する連結介在板部と、を有し、
前記一面側板部、前記他面側板部、前記連結介在板部は一体形成されていることを特徴とする宅配ボックスの取付構造。
【請求項4】
請求項3に記載の宅配ボックスの取付構造において、
前記止水プレートは、前記開口部の下側左右の隅部に被せられて、粘着性及び止水性を有する材料によって留め付けられていることを特徴とする宅配ボックスの取付構造。
【請求項5】
請求項1に記載の宅配ボックスの取付構造において、
前記壁の一方及び他方の前記壁面には仕上げ材が設けられていて、
前記一面側固定部及び前記他面側固定部は、前記仕上げ材によって被覆されていることを特徴とする宅配ボックスの取付構造。
【請求項6】
請求項5に記載の宅配ボックスの取付構造において、
前記一面側固定部は、一方の前記壁面にビスで固定され、
前記他面側固定部は、他方の前記壁面にビスで固定されており、
前記ビスは、前記仕上げ材によって被覆されていることを特徴とする宅配ボックスの取付構造。
【請求項7】
請求項1に記載の宅配ボックスの取付構造において、
前記開口部の周縁部と前記ボックス本体の外周面との間に不燃材が配置されていることを特徴とする宅配ボックスの取付構造。
【請求項8】
請求項1に記載の宅配ボックスの取付構造において、
前記壁は、枠体の一側面及び他側面に面材が貼設されて内部中空状に構成された建築用木質パネルが複数組み上げられて形成されていることを特徴とする宅配ボックスの取付構造。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか一項に記載の宅配ボックスの取付構造を施工するための宅配ボックスの取付方法であって、
前記一面側固定部と前記他面側固定部のうち前記一面側固定部が前記ボックス本体に予め固定されており、
前記ボックス本体を前記開口部に嵌め込んでから、前記一面側固定部を一方の前記壁面に固定した後に、前記他面側固定部を前記ボックス本体に取り付けて、その後、前記他面側固定部を他方の前記壁面に固定することを特徴とする宅配ボックスの取付方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、宅配ボックスの取付構造及び取付方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、宅配便の物流量が増大しており、宅配ボックス等と呼ばれる荷受け設備の需要が高まっている。特許文献1には、住宅等の建物の外壁に形成された開口部に設けられたビルトイン型の宅配ボックスが開示されている。
このような宅配ボックスは、荷物が収容される箱部分が、箱本体と、箱本体の屋外側に位置して外壁の開口部の内側面に固定される断熱枠と、断熱枠の屋外側に位置して外壁表面の開口部側縁に固定される取付枠と、箱本体及び取付枠の外周面に取り付けられる断熱材と、箱の内面を構成する化粧板と、を含んで構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-139764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の宅配ボックスは、箱本体が断熱材によって覆われているため内外の温度差を軽減することができるが、その反面、外壁に接する部分の構造が複雑化している。そのため、外壁に対する取付強度を向上させたり、防水性を向上させたりすることが難しく、結果的に、宅配ボックスと外壁との一体性を向上させにくいという問題が生じやすくなっている。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、壁に形成された開口部に取り付けられる宅配ボックスと壁との一体性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、例えば図1~図9に示すように、一方と他方の壁面のうち少なくとも一方の前記壁面が屋外に面して配置された壁13(遮蔽壁13:第一遮蔽壁13a)に、内部中空状に形成された宅配ボックス15が取り付けられており、
前記壁13には、当該壁13を貫通する開口部20が形成され、
前記宅配ボックス15は、
前記開口部20に嵌め込まれるボックス本体30と、
前記ボックス本体30に取り付けられているとともに、前記ボックス本体30から外方に張り出して一方の前記壁面に固定された一面側固定部34と、
前記ボックス本体30に取り付けられているとともに、前記ボックス本体30から外方に張り出して他方の前記壁面に固定された他面側固定部35と、を備えていることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、ボックス本体30が壁13の開口部20に嵌め込まれて、ボックス本体30に取り付けられた一面側固定部34が壁13の一方の壁面に固定され、他面側固定部35が壁13の他方の壁面に固定されるので、一面側固定部34と他面側固定部35との間に壁13が挟み込まれた状態でボックス本体30を壁13に保持できることとなる。そのため、従来とは異なり、特に複雑な構造を採用せずとも宅配ボックス15の壁13への取付強度を向上させることができ、宅配ボックス15と壁13との一体性を向上させることができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、例えば図2,図5~図9に示すように、請求項1に記載の宅配ボックス15の取付構造において、
前記ボックス本体30は直方体状に形成されており、
前記一面側固定部34及び前記他面側固定部35は、
前記ボックス本体30の左右側面に固定されて外方に張り出す側方張出部341,351と、
前記ボックス本体30の上面に固定されて外方に張り出す上方張出部342,352と、を備えていることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、ボックス本体30を壁13で保持するにあたって、一面側固定部34と他面側固定部35の双方においてボックス本体30の左右両側と上側を壁13に固定することができるので、ボックス本体30のなるべく多くの箇所を壁13に固定することができる。これにより、従来とは異なり、特に複雑な構造を採用せずとも宅配ボックス15の壁13への取付強度を向上させることができ、宅配ボックス15と壁13との一体性を向上させることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、例えば図2,図4,図6~図9に示すように、請求項1に記載の宅配ボックス15の取付構造において、
前記開口部20の下側左右の隅部に被せられて設けられる止水プレート28を更に備えており、
前記止水プレート28は、
一方の前記壁面を被覆する一面側板部28aと
他方の前記壁面を被覆する他面側板部28bと、
前記一面側板部28aと前記他面側板部28bとを連結し、前記ボックス本体30と前記開口部20の下側左右の隅部との間に介在する連結介在板部28c,28d(水平板部28c、立ち上がり板部28d)と、を有し、
前記一面側板部28a、前記他面側板部28b、前記連結介在板部28c,28dは一体形成されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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