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公開番号
2025129685
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026488
出願日
2024-02-26
発明の名称
引違いサッシ
出願人
不二サッシ株式会社
代理人
個人
主分類
E06B
3/32 20060101AFI20250829BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】4枚以上の障子を建て込んだ引違いサッシにおいても2本のレールで対応すると共に、中央の2枚の障子の内の1枚を移動させて換気する場合でも1枚の網戸で対応する。
【解決手段】外障子用レール17a上を移動する第1外障子11および第2外障子13と、内障子用レール17b上を移動する第1内障子12および第2内障子14の4枚以上の障子を有し、全ての障子11~14を閉めた場合、第1外障子11、第1内障子12、第2外障子13、第2内障子14の順、またはその逆の順となる引違いサッシ1を構成する。第1外障子11の外召合せ框
11dには、第1内障子12の内召合せ框12cに設けたクレセント錠12c11が施解錠するクレセント受け11d11を設ける一方、第2外障子13の外召合せ框13dには第2内障子14の内召合せ框14cに設けたクレセント錠14c11が施解錠するクレセント受け13d11を設ける。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1外障子および第2外障子が移動する外障子用レールと、第1内障子および第2内障子が移動する内障子用レールの2本のレールを有する引違いサッシであって、
当該引違いサッシを閉めた場合、サッシ枠の一方の縦枠から他方の縦枠に向かって前記第1外障子、前記第1内障子、前記第2外障子、前記第2内障子の順、またはその逆の順に前記外側レールまたは内側障子用レール上に配置されていることを特徴とする引違いサッシ。
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【請求項2】
請求項1記載の引違いサッシにおいて、
前記第1内障子は、当該引違いサッシを閉めた際に前記第1外障子の外召合せ框と重なる内召合せ框と、前記第2外障子の外中央召合せ框と重なる内中央召合せ框とを有する一方、前記第2外障子は、当該引違いサッシを閉めた際に前記第2内障子の内召合せ框と重なる外召合せ框と、前記第1内障子の前記内中央召合せ框と重なる前記外中央召合せ框とを有することを特徴とする引違いサッシ。
【請求項3】
請求項2記載の引違いサッシにおいて、
前記第2外障子の前記外中央召合せ框には、前記第1外障子側に向かって開口した煙返し片が設けられている一方、
前記第1内障子の前記内中央召合せ框には、前記第2内障子側に向かって開口し、前記第2外障子の前記煙返し片に係合する煙返し片が設けられていることを特徴とする引違いサッシ。
【請求項4】
請求項3記載の引違いサッシにおいて、
さらに、
前記第2外障子の前記外召合せ框には、当該第2外障子の前記外中央召合せ框の前記煙返し片と同じ方向に開口した煙返し片が設けられている一方、
前記第1内障子の前記内召合せ框には、当該第1内障子の前記内中央召合せ框の前記煙返し片と同じ方向に開口した煙返し片が設けられていることを特徴とする引違いサッシ。
【請求項5】
請求項3記載の引違いサッシにおいて、
前記外障子用レール上を移動する前記第2外障子の前記外中央召合せ框と、前記内側障子用レール上を移動する前記第2内障子の前記内召合せ框とが重なった際、前記第2外障子の前記外中央召合せ框の前記煙返し片と前記第2内障子の前記内召合せ框の前記煙返し片との間には、見込み方向に隙間が空き、互いに干渉しないように構成されていることを特徴とする引違いサッシ。
【請求項6】
請求項1記載の引違いサッシにおいて、
前記第1外障子の前記外召合せ框には、前記第1内障子の前記内召合せ框に設けたクレセント錠が施解錠するクレセント受けが設けられている一方、
前記第2外障子の前記外召合せ框には、前記第2内障子の前記内召合せ框に設けたクレセント錠が施解錠するクレセント受けが設けられていることを特徴とする引違いサッシ。
【請求項7】
請求項5記載の引違いサッシにおいて、
前記第2外障子の前記外中央召合せ框には、取っ手が設けられていることを特徴とする引違いサッシ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サッシ枠(窓枠を含む。)の外障子用レールおよび内障子用レールの2本のレール上を4枚以上の障子が移動する引違いサッシに関する。
続きを表示(約 3,500 文字)
【背景技術】
【0002】
引違いサッシは、通常、2枚の障子で構成するが、大開口のサッシ枠の場合には、3枚の障子を建て込む構造(例えば、特許文献1,2参照)や、4枚の障子を建て込む構造(例えば、特許文献3,4参照)が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭51-105838号公報
特開2023-147609号公報
実公昭63-19508号公報
特許第7300534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述の特許文献1,2の引違いサッシでは、3枚の障子がそれぞれ走行する3本のレールを見込み方向に設けているため、室内面積が狭くなると共に、大型2枚の障子の場合には、1枚当たりの障子や窓枠自体が重くなる等の問題があった。
【0005】
また、上述の特許文献3,4の引違いサッシでは、2枚の外障子と2枚の内障子とで4枚の障子を構成し、2枚の外障子は左右の縦枠側に離して設けてそれぞれ同じ外障子用レール上を移動させる一方、2枚の内障子は中央に設けて同じ内障子用レール上を移動して突き合うように構成しているため、特許文献3の引違いサッシのように2枚の内障子を閉めた際にそれぞれの召合せ框が突き合うように並び、室内から見た際に、デザイン上、太く見えて目立つ等の問題があった。尚、特許文献4の引違いサッシでは、2枚の内障子を閉めた際にそれぞれの召合せ框が突き合うように並ぶものの、一方の内障子の召合せ框が他方の内障子の召合せ框に重なるように形成しているため、一方の内障子の召合せ框の見付け方向の幅が大きいという問題があった。
【0006】
さらに、4枚以上の障子で構成した引違いサッシにおいて換気を行なう場合に中央召合せ框を開放して換気を行なうことが多いため、上述の特許文献3,4の引違いサッシでは、2枚の外障子をそれぞれ左右の縦枠側に寄せた状態で2枚の内障子の間を左右に開ける場合、網戸は2枚の外障子それぞれの外召合せ框にかかるように2枚の網戸同士を突き合わせる必要があり、室内へ虫が侵入し易い等の問題もある。
【0007】
そこで、本発明はこのような問題点を解決するためなされたもので、4枚以上の障子を建て込んだ引違いサッシにおいても外障子用レールおよび内障子用レールの2本のレールで対応することができると共に、中央の2枚の障子の内の1枚を移動させて換気する場合でも、1枚の網戸で対応することができる引違いサッシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するため、本発明に係る引違いサッシは、第1外障子および第2外障子が移動する外障子用レールと、第1内障子および第2内障子が移動する内障子用レールの2本のレールを有する引違いサッシであって、当該引違いサッシを閉めた場合、サッシ枠の一方の縦枠から他方の縦枠に向かって前記第1外障子、前記第1内障子、前記第2外障子、前記第2内障子の順、またはその逆の順に前記外側レールまたは内側障子用レール上に配置されていることを特徴とする。
また、本発明に係る引違いサッシでは、前記第1内障子は、当該引違いサッシを閉めた際に前記第1外障子の外召合せ框と重なる内召合せ框と、前記第2外障子の外中央召合せ框と重なる内中央召合せ框とを有する一方、前記第2外障子は、当該引違いサッシを閉めた際に前記第2内障子の内召合せ框と重なる外召合せ框と、前記第1内障子の前記内中央召合せ框と重なる前記外中央召合せ框とを有することも特徴とする。
また、本発明に係る引違いサッシでは、前記第2外障子の前記外中央召合せ框には、前記第1外障子側に向かって開口した煙返し片が設けられている一方、前記第1内障子の前記内中央召合せ框には、前記第2内障子側に向かって開口し、前記第2外障子の前記煙返し片に係合する煙返し片が設けられていることも特徴とする。
また、本発明に係る引違いサッシでは、さらに、前記第2外障子の前記外召合せ框には、当該第2外障子の前記外中央召合せ框の前記煙返し片と同じ方向に開口した煙返し片が設けられている一方、前記第1内障子の前記内召合せ框には、当該第1内障子の前記内中央召合せ框の前記煙返し片と同じ方向に開口した煙返し片が設けられていることも特徴とする。
また、本発明に係る引違いサッシでは、前記外障子用レール上を移動する前記第2外障子の前記外中央召合せ框と、前記内側障子用レール上を移動する前記第2内障子の前記内召合せ框とが重なった際、前記第2外障子の前記外中央召合せ框の前記煙返し片と前記第2内障子の前記内召合せ框の前記煙返し片との間には、見込み方向に隙間が空き、互いに干渉しないように構成されていることも特徴とする。
また、本発明に係る引違いサッシでは、前記第1外障子の前記外召合せ框には、前記第1内障子の前記内召合せ框に設けたクレセント錠が施解錠するクレセント受けが設けられている一方、前記第2外障子の前記外召合せ框には、前記第2内障子の前記内召合せ框に設けたクレセント錠が施解錠するクレセント受けが設けられていることも特徴とする。
また、本発明に係る引違いサッシでは、前記第2外障子の前記外中央召合せ框には、取っ手が設けられていることも特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る引違いサッシでは、サッシ枠の一方の縦枠から他方の縦枠に向かって前記第1外障子、前記第1内障子、前記第2外障子、前記第2内障子の順、またはその逆の順に前記外側レールまたは内側障子用レール上に配置している。
そのため、4枚の障子を建て込んだ引違いサッシであっても、通常の2枚建ての引き違いサッシを構成する2本の外障子用レールおよび内障子用レールの見付け方向の長さを変えることによって対応することが可能となるので、製造コストを低減することができる。
また、枠見込みを大きくする必要がなくなるので、室内スペースを広く確保することができると共に、引違いサッシ全体を軽量化することができる。
また、4枚の障子の内、中央の1枚の第1内障子を移動させて換気を行う場合には、1枚の網戸にて対応することが可能となるので、屋外からの虫等の侵入を容易かつ確実に防止することができ、部屋内の快適性等を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る実施形態の引違いサッシの内覧図である。
本発明に係る実施形態の引違いサッシの横断面図である。
図2における第1外障子と第1内障子の召合せ部分を中心に拡大して示す要部拡大横断面図である。
図2における第1内障子と第2外障子と第2内障子の召合せ部分を中心に拡大して示す要部拡大横断面図である。
本発明に係る実施形態の引違いサッシの縦断面図である。
本発明に係る実施形態の引違いサッシにおいて第1内障子を図上左方向に移動させ1枚の障子を開けることにより換気している状態を示す横断面図である。
本発明に係る実施形態の引違いサッシにおいて第1内障子を図上左方向に移動すると共に、第2外障子を図上右方向に移動することにより2枚の障子を開けて換気している状態を示す横断面図である。
本発明に係る実施形態の引違いサッシにおける第2外障子に設けたクレセント受けの水平位置の調整の一例を示す要部拡大横断面図である。
本発明に係る実施形態の引違いサッシにおける第1内障子に設けたクレセント錠の水平位置を調整の一例を示す要部拡大横断面図である。
本発明に係る実施形態の引違いサッシにおいて第2外障子の室内側に取っ手を設けた場合の内覧図である。
本発明に係る実施形態の引違いサッシにおいて第2外障子の室内側に取っ手を設けた場合の横断面図である。
本発明に係る実施形態の引違いサッシにおいて第2外障子の室内側に設けた取っ手を使用して第2外障子を図上、右方向に移動させた状態を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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