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公開番号
2025133131
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024030880
出願日
2024-03-01
発明の名称
中継装置
出願人
サクサ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
15/00 20060101AFI20250904BHJP(計算;計数)
要約
【課題】 例えば、会社において、配置されている通信端末を利用して、各社員の所在を適切に把握し、通信回線を接続して簡単に連絡を取り合うことができるようにする。
【解決手段】 端末別映像等記録部132により、複数のPCのそれぞれからの、端末識別情報とカメラ部を通じて撮影された映像データとが対応付けられた映像記録データが、端末別映像等記憶部113に記録される。第1映像等提供部133により、複数のPCの内の1つのPCからの提供要求に応じて、端末別映像等記憶部113のPCごとの映像記録データが提供要求元の通信端末に提供される。第1接続処理部134により、要求元のPCからの端末識別情報を含む接続要求に応じて、接続要求元のPCと、接続要求に含まれる端末識別情報により特定されるPCとの間に通信回線が接続され、映像と音声による通話が可能にされる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の通信端末が接続され、前記通信端末の間の通信を中継する中継装置であって、
複数の前記通信端末のそれぞれは、カメラ部と表示部とマイクロフォンとスピーカとを備え、映像と音声とによる通信が可能なものであり、
複数の前記通信端末のそれぞれからの、端末識別情報と前記カメラ部を通じて撮影された映像データとを対応付けた映像記録データを、端末別映像等記憶部に記録する端末別映像等記録手段と、
複数の前記通信端末の内の1つの前記通信端末からの前記映像記録データの提供要求に応じて、前記端末別映像等記憶部の前記通信端末ごとの前記映像記録データを提供要求元の前記通信端末に提供する第1の提供手段と、
前記第1の提供手段から前記映像記録データが提供された提供要求元の前記通信端末からの前記端末識別情報を含む接続要求に応じて、提供要求元の前記通信端末と、前記接続要求に含まれる前記端末識別情報により特定される通信端末との間に通信回線を接続する第1の接続処理手段と
を備え、
前記第1の接続処理手段により通信回線が接続された通信端末の間において、映像と音声を用いた通話を可能にすることを特徴とする中継装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の中継装置であって、
LAN(Local Area Network)を通じて自機に接続される内部の前記通信端末の前記端末識別情報と、当該通信端末を使用する使用者の使用者識別情報とを関連付けて記憶保持する端末情報記憶部と、
WAN(Wide Area Network)を通じて前記自機に接続してきた外部の前記通信端末からの使用者識別情報に基づいて、前記端末情報記憶部の格納データを参照し、当該使用者識別情報により特定される使用者が使用する内部の前記通信端末を特定する端末特定手段と、
前記端末特定手段で特定された内部の前記通信端末に対して、前記端末別映像等記憶部に記録された外部の前記通信端末からの前記映像記録データを提供する第2の提供手段と、
内部の前記通信端末からの外部の前記通信端末の前記端末識別情報を含む通信要求に応じて、通信要求元の内部の前記通信端末と、前記通信要求に含まれる前記端末識別情報により特定される外部の前記通信端末との間に通信回線を接続する第2の接続処理手段と
を備えることを特徴とする中継装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の中継装置であって、
使用者に関する情報と使用者識別情報とを対応付けて記憶保持する使用者情報記憶部と、
前記通信端末の前記カメラ部を通じて撮影された映像データにより形成される映像に含まれる人物を認識して、当該人物の前記使用者識別情報を特定する人物認識手段と、
前記人物認識手段で特定された前記使用者識別情報を、前記通信端末の前記端末識別情報に対応付けて、前記端末別映像等記憶部に記録する使用者識別情報記録手段と、
自機に接続された前記通信端末からの目的とする前記使用者に関する情報を含む検索要求を受信する要求受信手段と、
前記要求受信手段を通じて受信した前記検索要求の前記使用者に関する情報に基づいて、前記使用者情報記憶部の格納データを参照し、対応する前記使用者識別情報を取得する使用者識別情報取得手段と、
前記使用者情報取得手段で取得された前記使用者識別情報に基づいて、前記端末別映像等記憶部の格納データを参照し、前記使用者識別情報により特定される人物を含む映像を撮影している通信端末の端末識別情報を取得する端末識別情報取得手段と
を備え、
前記第1の接続処理手段は、検索要求元の前記通信端末と、前記端末識別情報取得手段で取得された前記端末識別情報により特定される通信端末との間に通信回線を接続することを特徴とする中継装置。
【請求項4】
請求項3に記載の中継装置であって、
前記人物認識手段は、
前記通信端末の前記カメラ部を通じて撮影された映像データにより形成される映像と、所定の画像認識情報とに基づいて画像認識を行う画像認識処理手段と、前記通信端末の前記マイクロフォンにより集音された音声データと、所定の音声認識情報に基づいて音声認識を行う音声認識処理手段との一方あるいは両方を備え、
前記所定の画像認識情報は、複数の前記通信端末のそれぞれの使用者の使用者識別情報と予め用意された顔認識データとを対応付けた使用者別顔認識データと、関連付けて取得される使用者識別情報と使用者の服装の認識が可能な服装認識データとの一方あるいは両方であり、
前記所定の音声認識情報は、複数の前記通信端末のそれぞれの使用者の使用者識別情報と、それぞれの前記使用者の予め集音された音声データとを対応付けた音声認識データである
ことを特徴とする中継装置。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の中継装置であって、
前記通信回線が接続された通信端末のカメラ部を通じて撮影される映像に対して、通信の相手先に関する情報を含める処理を行う接続情報表示処理手段
を備えることを特徴とする中継装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、UTM(Unified Threat Management)装置等の、異なるネットワーク間の通信や所定のネットワーク内の通信を中継する中継装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
PC(Personal Computer)やタブレットPCなどの通信端末を用い、インターネットを介して、離れた場所にいる者同士が会議を行うWeb会議が広く利用されている。Web会議は、通信端末に内蔵されたあるいは接続された、マイクロフォンからの音声やカメラからの映像を、インターネットを通じて会議サーバに送信し、これを参加者が自己の通信端末を用いて共有することでリアルタイムに会議を行う仕組みである。Web会議については、例えば後に記す特許文献1などに開示されているように、種々の利用者が容易に利用できるようにするための改良が行われている。
【0003】
Web会議を行う際には、事前に日時を指定した会議開催通知を会議招集者が、電子メールにて参加者に対し送信し、その日時に会議体が形成され、会議を行うことができる。開催されたWeb会議上では、いわゆる会議アプリを利用して、招集されているメンバーや参加者を一覧で見ることができ、まだ参加していないメンバー(参加予定者)に対しては、当該Web会議上から個別に呼び出しを行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-282596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したようなWeb会議は、従来、会議室で行われていたような会議、すなわち、複数の参加者が日時を決めて集まって話し合いを行う場合には極めて有効なものである。Web会議の場合には、参加者が自分の通信端末を用いて、それぞれの場所から話し合い(Web会議)に参加できるので容易に会議を行うことができる。しかしながら、Web会議の場合には、会議の内容が外部に漏れることが無いようにするなどのため、主催者と参加者との間で相互に認証が必要であり、相手と自分とが話し合う意思がない限り、話し合いを行うことができない。
【0006】
すなわち、Web会議に参加するには、主催者からの招待が必要であったり、参加に際しては主催者の認証が必要であったりするため、Web会議を開催したり、開催されるWeb会議に参加したりするためには手間がかかる。このため、Web会議は、例えば、担当者に対して、確認を取ったり、予定を伝えたり、助言を求めたりするなどの、ちょっとしたやり取り(会話)には適していない。
【0007】
例えば、担当者に確認を取りたくて、当該担当者の座席(デスク)まで出向いたが、当日は当該担当者が在宅勤務で不在であったといったことは起こり得ることである。この場合には、当該担当者に対して電話を掛けるといった対応を取ることになるが、わざわざ電話を掛けるのは面倒である。また、至急に確認を取りたい相手は社内にはいるが、自席にはいないといったこともよくある。例えば、開発課に所属する当該相手が、社内の自席と実験室とを行ったり来たりしているような場合、当該相手の所在を適切に把握し、迅速かつ確実に連絡を取りたいといった要求もある。
【0008】
以上のことに鑑み、この発明は、会社などの複数の構成員(社員)が存在するグループ内において、配置されている通信端末を利用して、各構成員の所在を適切に把握し、通信回線を接続して簡単に連絡を取り合うことができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の中継装置は、
複数の通信端末が接続され、前記通信端末の間の通信を中継する中継装置であって、
複数の前記通信端末のそれぞれは、カメラ部と表示部とマイクロフォンとスピーカとを備え、映像と音声とによる通信が可能なものであり、
複数の前記通信端末のそれぞれからの、端末識別情報と前記カメラ部を通じて撮影された映像データとを対応付けた映像記録データを、端末別映像等記憶部に記録する端末別映像等記録手段と、
複数の前記通信端末の内の1つの前記通信端末からの前記映像記録データの提供要求に応じて、前記端末別映像等記憶部の前記通信端末ごとの前記映像記録データを提供要求元の前記通信端末に提供する第1の提供手段と、
前記第1の提供手段から前記映像記録データが提供された提供要求元の前記通信端末からの前記端末識別情報を含む接続要求に応じて、提供要求元の前記通信端末と、前記接続要求に含まれる前記端末識別情報により特定される通信端末との間に通信回線を接続する第1の接続処理手段と
を備え、
前記第1の接続処理手段により通信回線が接続された通信端末の間において、映像と音声を用いた通話を可能にすることを特徴とする。
【0010】
請求項1に記載の中継装置によれば、当該中継装置に接続される通信端末は、カメラ部、表示部、マイクロフォン、スピーカを備え、映像と音声による通話が可能なものである。端末別映像等記録手段により、複数の通信端末のそれぞれからの、端末識別情報とカメラ部を通じて撮影された映像データとが対応付けられた映像記録データが、端末別映像等記憶部に記録される。第1の提供手段により、複数の通信端末の内の1つの通信端末からの提供要求に応じて、端末別映像等記憶部の通信端末ごとの映像記録データが提供要求元の通信端末に提供される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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