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公開番号2025131557
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2025030674
出願日2025-02-27
発明の名称行動時間管理システム
出願人個人
代理人個人
主分類G06Q 10/083 20240101AFI20250902BHJP(計算;計数)
要約【課題】運送事業者の運転者の行動時間の管理を精密に行うことができる行動時間管理システムを提供する。
【解決手段】配達者端末2ndで、トラックTRの荷台から複数の荷物を工場敷地内のショールーム41、工場42、管理棟43等の複数の配達先に配達物を運ぶ際には、最初のトラックTR内のバーコードーを読み取って、配達開始時刻を検出し、配達物をショールーム41、工場42、管理棟43に配達物を配達した際の、バーコード読取時刻をそれぞれ記憶し、最終的にトラックTRに戻った時刻を記録する。そして、記憶されている配達を開始した時刻から終了する時刻に基づいて、配達に要した労働時間を算出し、労働報酬を計算する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
荷物に設けられ、該荷物の荷物識別情報を担持した荷物識別標識と、
該荷物の受取側の受取人識別情報を担持した受取人識別標識と、
前記荷物識別標識に担持された荷物識別情報を読み取る荷物識別標識読取部と、
前記受取人識別標識に担持された受取人識別情報を読み取る受取人識別情報読取部と、
読み取った荷物識別情報と受取人識別情報とをサーバに送信する送信部と、
荷物識別情報と受取人識別情報に関連付けられた住所が一致するか否かを判定した判定結果を受信する受信部とを有する携帯端末装置と、
荷物識別情報に関連付けられた配達先情報を記憶する荷物関連情報記憶部と、
受取人識別情報に関連付けられた受取人住所情報を記憶する受取人関連情報記憶部と、
前記携帯端末装置から受信した荷物識別情報に基づいて荷物配達先情報を抽出する荷物配達先情報抽出部と、
前記携帯端末装置から受信した受取人識別情報に基づいて受取人住所情報を抽出する受取人住所情報抽出部と、
前記荷物配達先情報抽出部で抽出された荷物配達先情報と、前記受取人住所情報抽出部で抽出された受取人住所情報とが一致するか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果を前記携帯端末に送信する送信部とを有するサーバを有し、
前記携帯端末装置は、配達開始時刻を記憶する開始時刻記憶部と、
配達終了時刻を記憶する終了時刻記憶部と、
記憶されている配達開始時刻と配達終了時刻とに基づいて行動時間を算出する端末側行動時間算出部と、
前記行動時間算出部で算出された行動時間をサーバへ送信する時間送信部とを備える行動時間管理システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
荷物に設けられ、該荷物の荷物識別情報を担持した荷物識別標識と、
該荷物の受取側の受取人識別情報を担持した受取人識別標識と、
前記荷物識別標識に担持された荷物識別情報を読み取る荷物識別標識読取部と、
前記受取人識別標識に担持された受取人識別情報を読み取る受取人識別情報読取部と、
読み取った荷物識別情報と受取人識別情報とをサーバに送信する送信部と、
荷物識別情報と受取人識別情報に関連付けられた住所が一致するか否かを判定した判定結果を受信する受信部とを有する携帯端末装置と、
荷物識別情報に関連付けられた配達先情報を記憶する荷物関連情報記憶部と、
受取人識別情報に関連付けられた受取人住所情報を記憶する受取人関連情報記憶部と、
前記携帯端末装置から受信した荷物識別情報に基づいて荷物配達先情報を抽出する荷物配達先情報抽出部と、
前記携帯端末装置から受信した受取人識別情報に基づいて受取人住所情報を抽出する受取人住所情報抽出部と、
前記荷物配達先情報抽出部で抽出された荷物配達先情報と、前記受取人住所情報抽出部で抽出された受取人住所情報とが一致するか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果を前記携帯端末に送信する送信部とを有するサーバを有し、
前記携帯端末装置は、配達開始時刻と配達終了時刻とをサーバに送信する時刻送信部を備え、
前記サーバは、配達開始時刻を記憶する開始時刻記憶部と、
配達終了時刻を記憶する終了時刻記憶部と、
記憶されている配達開始時刻と配達終了時刻とに基づいて行動時間を算出する行動時間算出部を有する行動時間管理システム。
【請求項3】
配達者毎に個別に設定されている配達者識別情報を担持する配達者識別標識を更に有し、
前記携帯端末装置は、前記配達者識別標識を読み取る配達者識別情報読取部を有し、
前記携帯端末装置は、前記配達者識別標識を読み取った時を配達開始時刻として記憶し、次に前記配達者識別標識を読み取った時を配達終了時刻として記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の行動時間管理システム。
【請求項4】
サーバは、予め配達時間の計測が必要な荷物を記憶する労働管理配達物記憶部を有し、
受信した荷物識別情報に基づいて、労働管理の対象となる荷物であるか判断する管理対象荷物抽出部と、
前記管理対象荷物抽出部で管理対象なる荷物が抽出された場合には、その荷物識別情報が最初に読み取られた時刻を配達開始時刻とし、
最後に読み取られた時刻を配達終了時刻とする請求項1又は2に記載の行動時間管理システム。
【請求項5】
行動者毎に割り当てられた固有の行動者識別情報を担持する行動者識別標識と、
行動内容に応じて個別に設定された固有の行動内容識別情報を担持する行動内容識別標識と、
前記行動者識別標識の固有の行動者識別情報を読取る第1読取り部と、
前記行動内容識別標識の固有の行動内容識別情報を読取る第2読取り部と、
前記第2読取り部で固有の行動内容識別情報を読みとった時刻を記憶する読取り時刻記憶部と、
読み取った行動者識別情報と行動内容識別情報と、前記読取り時刻記憶部に記憶されている読取り時刻をサーバに供給する送信部とを有する携帯端末装置と、
前記携帯端末装置から供給された行動内容識別情報と、読取り時刻に基づいて、前記携帯端末装置を携行する行動者の行動時間を算出する行動時間算出部と、
前記行動時間算出部で算出した行動時間を、前記行動者識別情報に関連付けて記憶する行動時間記憶部を有するサーバと、
を有する行動時間管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、行動時間管理システムに係り、詳しくは配達業者の行動時間の管理を行う行動時間管理システムに関するものである。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、物流業界における運転者の労働時間は、トラック等の輸送車両を運転操作している輸送時間が労働時間として計算されている。例えば、宅配業では、宅配営業所に出勤した時刻から、荷物の配達を終えて宅配営業所に帰還し業務を終了する時刻までの時間が労働時間として算出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-137182
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」が告示され、運転者労働時間を改善するため、運転者の運転時間、拘束時間、休息時間の基準が細かく定められ、従来の労働時間の管理をより詳細に行う必要が生じている。従来は、トラック等の荷待ちや荷役の時間が労働時間に含まれており、これらの時間は、トラックの運転に携わる時間と区別する必要がある。さらに、運送事業者の運転者は、着荷主の要請によって商品の陳列作業を行ったり、工場の広大な構内の各所に位置する複数の部署に、荷物の配達作業を行うなどのサービス業務を行わされる場合がある。また、配達先の部署で受取担当者が不在の場合には、荷物引き渡しのために担当者が戻るまでの待ち時間がロスとなり、拘束時間が無駄に伸びてしまうこともあった。
【0005】
これらの業務は、トラック等の運転に携わっている時間からは区別して労働時間の管理が行われることが必要であるとともに、運送の対価としての運賃と、社内配達などの付帯するサービスへの料金を明確に区別して徴収することが必要となってきた。
しかしながら、従来の労働管理手法では、既述の様な、精密な労働内容の管理を行うことができず、更に、そのような労働内容に応じた徴収をすることは出来なかった。
【0006】
この発明は、運送事業者の運転者の労働時間の管理を精密に行うことができる労働時間管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以上のような問題を解決する本発明は以下の構成を備える。
(1)荷物に設けられ、該荷物の荷物識別情報を担持した荷物識別標識と、
該荷物の受取側の受取人識別情報を担持した受取人識別標識と、
前記荷物識別標識に担持された荷物識別情報を読み取る荷物識別標識読取部と、
前記受取人識別標識に担持された受取人識別情報を読み取る受取人識別情報読取部と、
読み取った荷物識別情報と受取人識別情報とをサーバに送信する送信部と、
荷物識別情報と受取人識別情報に関連付けられた住所が一致するか否かを判定した判定結果を受信する受信部とを有する携帯端末装置と、
荷物識別情報に関連付けられた配達先情報を記憶する荷物関連情報記憶部と、
受取人識別情報に関連付けられた受取人住所情報を記憶する受取人関連情報記憶部と、
前記携帯端末装置から受信した荷物識別情報に基づいて荷物配達先情報を抽出する荷物配達先情報抽出部と、
前記携帯端末装置から受信した受取人識別情報に基づいて受取人住所情報を抽出する受取人住所情報抽出部と、
前記荷物配達先情報抽出部で抽出された荷物配達先情報と、前記受取人住所情報抽出部で抽出された受取人住所情報とが一致するか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果を前記携帯端末に送信する送信部とを有するサーバを有し、
前記携帯端末装置は、配達開始時刻を記憶する開始時刻記憶部と、
配達終了時刻を記憶する終了時刻記憶部と、
記憶されている配達開始時刻と配達終了時刻とに基づいて行動時間を算出する端末側行動時間算出部と、
前記行動時間算出部で算出された行動時間をサーバへ送信する時間送信部とを備える配達者の行動時間管理システム。
このような構成の行動時間管理システムによれば、受取人毎に配達の為に要した時間を管理することができる。
【0008】
(2) 荷物に設けられ、該荷物の荷物識別情報を担持した荷物識別標識と、
該荷物の受取側の受取人識別情報を担持した受取人識別標識と、
前記荷物識別標識に担持された荷物識別情報を読み取る荷物識別標識読取部と、
前記受取人識別標識に担持された受取人識別情報を読み取る受取人識別情報読取部と、
読み取った荷物識別情報と受取人識別情報とをサーバに送信する送信部と、
荷物識別情報と受取人識別情報に関連付けられた住所が一致するか否かを判定した判定結果を受信する受信部とを有する携帯端末装置と、
荷物識別情報に関連付けられた配達先情報を記憶する荷物関連情報記憶部と、
受取人識別情報に関連付けられた受取人住所情報を記憶する受取人関連情報記憶部と、
前記携帯端末装置から受信した荷物識別情報に基づいて荷物配達先情報を抽出する荷物配達先情報抽出部と、
前記携帯端末装置から受信した受取人識別情報に基づいて受取人住所情報を抽出する受取人住所情報抽出部と、
前記荷物配達先情報抽出部で抽出された荷物配達先情報と、前記受取人住所情報抽出部で抽出された受取人住所情報とが一致するか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果を前記携帯端末に送信する送信部とを有するサーバを有し、
前記携帯端末装置は、配達開始時刻と配達終了時刻とをサーバに送信する時刻送信部を備え、
前記サーバは、配達開始時刻を記憶する開始時刻記憶部と、
配達終了時刻を記憶する終了時刻記憶部と、
記憶されている配達開始時刻と配達終了時刻とに基づいて行動時間を算出する行動時間算出部を有する配達者の行動時間管理システム。
このような構成の行動時間管理システムによれば、受取人毎に配達の為に要した時間を管理することができる。
【0009】
(3)該配達者毎に個別に設定されている配達者識別情報を担持する配達者識別標識を更に有し、
前記携帯端末装置は、前記配達者識別標識を読み取る配達者識別情報読取部を有し、
前記携帯端末装置は、前記配達者識別標識を読み取った時を配達開始時刻として記憶し、次に前記配達者識別標識を読み取った時を配達終了時刻として記憶することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の配達者の行動時間管理システム。
このような構成の行動時間管理システムによれば、配達者毎に配達の為に要した時間を管理することができる。
【0010】
(4) サーバは、予め配達時間の計測が必要な荷物を記憶する行動管理配達物記憶部を有し、
受信した荷物識別情報に基づいて、行動管理の対象となる荷物であるか判断する管理対象荷物抽出部と、
前記管理対象荷物抽出部で管理対象となる荷物が抽出された場合には、その荷物識別情報が最初に読み取られた時刻を配達開始時刻とし、
最後に読み取られた時刻を配達終了時刻とする上記(1)又は(2)に記載の行動時間管理システム。
このような構成の行動時間管理システムによれば、配達者毎に、特定の受取人への配達の為に要した時間を管理することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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