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公開番号
2025134203
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024031957
出願日
2024-03-04
発明の名称
エレベータの乗場構造
出願人
フジテック株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
B66B
13/30 20060101AFI20250909BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】昇降路のデッドスペースを抑えることができるエレベータの乗場ドア構造を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、かごが昇降する昇降路を画定する昇降路面において乗場と対応する部位に形成される乗場開口部と、乗場開口部に配置され且つ該乗場開口部における少なくともかごの出入口と対応する領域を開閉する乗場ドア装置と、を備え、乗場ドア装置は、乗場からかごへの出入方向における昇降路面より乗場側に配置される、ことを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
かごが昇降する昇降路を画定する昇降路面の乗場と対応する部位に形成される乗場開口部と、
前記乗場開口部に配置され且つ該乗場開口部の少なくとも前記かごの出入口と対応する領域を開閉する乗場ドア装置と、を備え、
前記乗場ドア装置は、前記かごが前記乗場に着床したときに該かごと係合する係合部を前記昇降路内に位置させた状態で、前記乗場から前記かごへの出入方向における前記昇降路面より前記乗場側に配置される、エレベータの乗場構造。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記乗場ドア装置の下方に配置される敷居部材を備え、
前記乗場ドア装置は、ドアパネルと、該ドアパネルを開閉方向に案内するドアレールと、該ドアレールを支持する支持部と、を有し、
前記ドアレールは、前記ドアパネルの上方に配置され且つ該ドアパネルの上端を前記開閉方向に案内し、
前記敷居部材は、前記ドアパネルの下端を前記開閉方向に案内すると共に、前記出入方向における前記昇降路面より前記乗場側に配置される、請求項1に記載のエレベータの乗場構造。
【請求項3】
前記乗場開口部は、該乗場開口部の上端部において下方を向いた開口上端面と、該乗場開口部の下端部において上方を向いた開口下端面と、を有し、
前記支持部は、前記開口上端面に取り付けられ、
前記敷居部材は、前記開口下端面に取り付けられる、請求項2に記載のエレベータの乗場構造。
【請求項4】
固定部材を備え、
前記乗場開口部は、該乗場開口部の上端部において下方を向いた開口上端面を有し、
前記支持部は、上下方向に貫通し且つ前記開閉方向に延びる固定用貫通孔を前記開口上端面と対向する部位に有し、
前記固定部材は、前記固定用貫通孔に挿通された状態で、前記支持部を前記開口上端面に固定する、請求項2又は3に記載のエレベータの乗場構造。
【請求項5】
前記ドアパネルが戸開したときに収容されるドア収容空間も、前記乗場開口部において前記出入方向における前記昇降路面より前記乗場側に配置されている、請求項2又は3に記載のエレベータの乗場構造。
【請求項6】
前記ドア収容空間を前記乗場側から覆う板状のパネル部材と、
前記パネル部材に配置される表示部及び操作部の少なくとも一方と、を備える、請求項5に記載のエレベータの乗場構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベータの乗場構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、図8及び図9に示されるような、乗場開口510を開閉する乗場ドア装置500が知られている(特許文献1参照)。この乗場ドア装置500は、ドアパネル501と、ドアパネル501を開閉方向に案内するドアレール502と、前記開閉方向に延び且つドアレール502を支持する支持部材503と、を備え、ドアパネル501がドアレール502に案内されて開閉方向に移動することで乗場開口510を開閉する。
【0003】
この乗場ドア装置500は、昇降路S1を画定する昇降路面511における乗場開口510の上側部位にアンカーボルト等の固定部材512によって固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭63-018469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の乗場ドア装置500は、昇降路面511に固定されているため、支持部材503等も含めて乗場ドア装置500が昇降路面511に対して昇降路S1内に大きく突出した状態で配置されている(図9参照)。このため、かごKと昇降路面511との間隔α1が大きくなり、昇降路S1におけるデッドスペース(図9において二点鎖線で示す空間)DSが大きくなる。
【0006】
そこで、本発明は、昇降路のデッドスペースを抑えることができるエレベータの乗場ドア構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のエレベータの乗場ドア構造は、
かごが昇降する昇降路を画定する昇降路面の乗場と対応する部位に形成される乗場開口部と、
前記乗場開口部に配置され且つ該乗場開口部の少なくとも前記かごの出入口と対応する領域を開閉する乗場ドア装置と、を備え、
前記乗場ドア装置は、前記かごが前記乗場に着床したときに該かごと係合する係合部を前記昇降路内に位置させた状態で、前記乗場から前記かごへの出入方向における前記昇降路面より前記乗場側に配置される。
【0008】
かかる構成によれば、かごとの係合部を昇降路内に位置させた状態で乗場ドア装置が昇降路面より乗場側(外側)に配置されていることで、昇降路面から内側(即ち、昇降路内)への乗場ドア装置の突出が抑えられ、これにより、該乗場ドア装置の昇降路内への突出に起因するデッドスペースが抑えられる。
【0009】
前記エレベータの乗場ドア構造は、
前記乗場ドア装置の下方に配置される敷居部材を備え、
前記乗場ドア装置は、ドアパネルと、該ドアパネルを開閉方向に案内するドアレールと、該ドアレールを支持する支持部と、を有し、
前記ドアレールは、前記ドアパネルの上方に配置され且つ該ドアパネルの上端を前記開閉方向に案内し、
前記敷居部材は、前記ドアパネルの下端を前記開閉方向に案内すると共に、前記出入方向における前記昇降路面より前記乗場側に配置されてもよい。
【0010】
かかる構成によれば、昇降路面から内側への敷居部材の突出が抑えられ、これにより、敷居部材の昇降路内への突出に起因するデッドスペースが抑えられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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