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公開番号2025134606
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-17
出願番号2024139038
出願日2024-08-20
発明の名称高視野角拡大装置
出願人遠視界科技股分有限公司
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 27/18 20060101AFI20250909BHJP(光学)
要約【課題】適切な視距離を維持可能な高視野角拡大装置を提供する。
【解決手段】高視野角拡大装置は、テーブル面に載置又はクリップすることに適し、遠位側において物体の拡大画像を取得することに用いられる。高視野角拡大装置は、支持ユニットと、ミラーホルダユニットと、を含む。ミラーホルダユニットは、支持ユニットに設置され、遠位側において拡大画像を取得する光学経路を構築する。ミラーホルダユニットは、反射鏡ホルダと、回転軸と、拡大鏡ホルダと、を含む。反射鏡ホルダは、支持ユニットに設置され、テーブル面よりも高く、テーブル面に対して傾斜した反射鏡を有する。拡大鏡ホルダの一端が回転軸に設置され、且つ反射鏡ホルダに対して反転できる。拡大鏡ホルダは、物体の上方に位置する拡大鏡を有する。拡大鏡は、画像を拡大することに用いられ、光学経路は、物体の光線を拡大鏡に投射させ、拡大鏡で反射鏡に反射し、反射鏡で反射して外へ投射するように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
テーブル面に載置又はクリップすることに適し、遠位側において物体の拡大画像を取得することに用いられる高視野角拡大装置であって、前記高視野角拡大装置は、
前記テーブル面に載置又はクリップすることに適した支持ユニットと、
上下方向において前記支持ユニットの上方に設置され、前記遠位側において前記拡大画像を取得する光学経路を構築するミラーホルダユニットと、
を備え、前記ミラーホルダユニットは、
前記支持ユニットに設置され、前記テーブル面よりも高く、前記テーブル面に対して傾斜した反射鏡を有する反射鏡ホルダと、
前記反射鏡ホルダの上端に設置され、前記上下方向に垂直な横方向に沿って延伸する回転軸と、
一端が前記回転軸に設置され、且つ前記反射鏡ホルダに対して反転でき、前記上下方向において前記物体の上方に位置する拡大鏡を有し、前記拡大鏡は、画像を拡大することに用いられ、前記光学経路は、前記物体の光線を前記拡大鏡に投射するように導き、前記拡大鏡で反射して前記反射鏡に投射し、前記反射鏡で反射するように構成される拡大鏡ホルダと、
を含む、高視野角拡大装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
光学経路において光線を提供するための光源ユニットを更に含む請求項1に記載の高視野角拡大装置。
【請求項3】
前記反射鏡ホルダは、前記反射鏡を設置させる下シェルを更に有し、前記光源ユニットは、前記下シェルの下縁に設置される請求項2に記載の高視野角拡大装置。
【請求項4】
前記反射鏡ホルダは、前記反射鏡を設置させる下シェルを更に有し、前記拡大鏡ホルダは、前記拡大鏡を設置させる上シェルを更に有し、前記回転軸は、前記下シェルの一側に形成される第1ピボット部を有し、前記上シェルの一側に形成され且つ前記第1ピボット部に対して回転可能な第2ピボット部を有する請求項1に記載の高視野角拡大装置。
【請求項5】
前記反射鏡ホルダは、前記反射鏡を設置させる下シェルを更に有し、前記拡大鏡は、前記下シェルからの直接の光線を全く受け取らない又は部分的に受け取らないように構成される請求項1に記載の高視野角拡大装置。
【請求項6】
前記ミラーホルダユニットは、レンズを有する撮像ユニットを更に含む請求項1に記載の高視野角拡大装置。
【請求項7】
前記拡大鏡ホルダは、前記回転軸から離れ且つ前記回転軸よりも低い側縁を更に有し、前記反射鏡ホルダに対して開状態及び閉状態に回転でき、前記開状態にある時、前記拡大鏡ホルダは、前記回転軸よりも低く、前記反射鏡ホルダの下縁よりも高く、前記閉状態にある時、前記拡大鏡ホルダは、前記反射鏡ホルダに被せ合わせられ、且つ前記拡大鏡ホルダの前記側縁は、前記反射鏡ホルダの前記下縁よりも低い請求項1に記載の高視野角拡大装置。
【請求項8】
前記拡大鏡又は前記反射鏡は、自由曲面凹面鏡である請求項1に記載の高視野角拡大装置。
【請求項9】
前記反射鏡の面積は、前記拡大鏡の面積よりも小さい請求項1に記載の高視野角拡大装置。
【請求項10】
前記反射鏡の上境界線は、下境界線よりも長い請求項1に記載の高視野角拡大装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学装置に関し、特に物体の画像を拡大可能な高視野角拡大装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来の読書用拡大装置は、レンズ拡大の原理を利用して本や携帯電話を画像拡大し、視力の弱いユーザでも簡単に見られるようにしている。
【0003】
例えば、中国実用新案第CN209731365U号に開示されている携帯電話拡大装置は、矩形の底板と、前記底板の遠位側に立設された支持板と、前記底板の近位側に立設され且つ前記支持板と平行に間隔をあけた拡大鏡と、を含む。ユーザは、携帯電話を前記支持板に立て掛け、前記拡大鏡を介して前記携帯電話を見ることによって前記携帯電話の画面を拡大することができる。
【0004】
前記携帯電話拡大装置を介して携帯電話を見る時、ユーザは、前記拡大鏡に相当近づいて初めてはっきり見ることができ、頭部を前向きに傾け易くなり、肩や首の痛み、更には、頸椎の劣化を引き起こす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
中国実用新案登録第209731365号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は、適切な視距離を維持可能な高視野角拡大装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の高視野角拡大装置は、テーブル面に載置又はクリップすることに適し、遠位側において物体の拡大画像を取得することに用いられる。前記高視野角拡大装置は、支持ユニットと、ミラーホルダユニットと、を含む。
【0008】
前記支持ユニットは、前記テーブル面に載置又はクリップすることに適する。前記ミラーホルダユニットは、上下方向において前記支持ユニットの上方に設置され、前記遠位側において前記拡大画像を取得する光学経路を構築する。前記ミラーホルダユニットは、反射鏡ホルダと、回転軸と、拡大鏡ホルダと、を含む。前記反射鏡ホルダは、前記支持ユニットに設置され、前記テーブル面よりも高く、前記テーブル面に対して傾斜した反射鏡を有する。前記回転軸は、前記反射鏡ホルダの上端に設置され、前記上下方向に垂直な横方向に沿って延伸する。前記拡大鏡ホルダは、その一端が前記回転軸に設置され、且つ前記反射鏡ホルダに対して反転できる。前記拡大鏡ホルダは、前記上下方向において前記物体の上方に位置する拡大鏡を有する。前記拡大鏡は、画像を拡大することに用いられ、前記光学経路は、前記物体の光線を前記拡大鏡に投射するように導き、前記拡大鏡で反射して前記反射鏡に投射し、前記反射鏡で反射するように構成される。
【発明の効果】
【0009】
本発明の効果は、ユーザが本発明を前記テーブル面に載置するか、前記テーブル面の辺縁にクリップし、前記拡大鏡ホルダを開き、前記物体を前記拡大鏡ホルダの下方に置くことができる。前記ユーザの視線は、前記反射鏡ホルダを直視し、前記反射鏡において前記拡大画像を見ることができる。前記拡大画像は、前記物体の等倍率拡大であり且つ前記遠位側(即ち、前記反射鏡)に位置し、前記ユーザは、30~50cmの間で前記拡大画像をはっきりと見ることができるため、前記ユーザは、適切な観覧距離を維持して本発明を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
テーブル面に置かれた本発明の一実施形態の高視野角拡大装置を示し、且つ前記実施形態の拡大鏡ホルダが反射鏡ホルダに対して開状態にあることを示す図である。
前記実施形態の一側面図であり、且つ前記拡大鏡ホルダが前記反射鏡ホルダに対して開状態にあることを示す図である。
ユーザが前記実施形態の光学経路で物体を見る説明図である。
前記光学経路の別の説明図である。
前記光学経路を経た後の拡大された物体の画像を説明する説明図である。
前記実施形態の背面図である。
図1の斜視図に類似するが、前記拡大鏡ホルダが前記反射鏡ホルダに対して閉状態にあることを示す図である。
図2の側面図に類似するが、前記拡大鏡ホルダが前記反射鏡ホルダに対して閉状態にあることを示す図である。
前記実施形態のミラーホルダユニットの斜視図である。
前記実施形態の変形例である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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