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公開番号2025130196
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027205
出願日2024-02-27
発明の名称光学系および撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 13/00 20060101AFI20250901BHJP(光学)
要約【課題】高速フォーカシングが可能で諸収差が良好に補正された小型の光学系を提供する。
【解決手段】光学系L0は、正の第1レンズ群L1、正の第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、正の第4レンズ群L4、および第5レンズ群L5により構成され、第2レンズ群と第3レンズ群との間または第3レンズ群と第4レンズ群との間に開口絞りSPを有する。フォーカシングに際して、第1、第3および第5レンズ群は移動せず、第2および第4レンズ群が移動する。第1レンズ群の焦点距離をf1、無限遠合焦状態での光学系の焦点距離をf、無限遠合焦状態での開口絞りより物体側のレンズ群の合成焦点距離をGFf、無限遠合焦状態での開口絞りより像側のレンズ群の合成焦点距離をGRfとするとき、0.2≦f1/f≦3.6、-0.05≦GFf/GRf≦10.00なる条件を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、および第5レンズ群により構成され、フォーカシングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する光学系であって、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間または前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間に開口絞りを有し、
フォーカシングに際して、前記第1、第3および第5レンズ群は移動せず、前記第2および第4レンズ群が移動し、
前記第1レンズ群の焦点距離をf1、無限遠物体に合焦した状態での前記光学系の焦点距離をf、無限遠物体に合焦した状態での前記開口絞りより物体側のレンズ群の合成焦点距離をGFf、無限遠物体に合焦した状態での前記開口絞りより像側のレンズ群の合成焦点距離をGRfとするとき、
0.2≦f1/f≦3.6
-0.05≦GFf/GRf≦10.00
なる条件を満足することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記光学系の最も像側のレンズ面から像面までの光軸上の空気換算距離をSKとするとき、
0.1≦SK/f≦0.7
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から該第1レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をT1とするとき、
0.2≦T1/f≦3.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項4】
前記第2レンズ群の最も物体側のレンズ面から該第2レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をT2とするとき、
0.01≦T2/f≦0.30
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項5】
前記第3レンズ群の最も物体側のレンズ面から該第3レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をT3とするとき、
0.01≦T3/f≦0.50
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項6】
前記第4レンズ群の最も物体側のレンズ面から該第4レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をT4とするとき、
0.1≦T4/f≦1.5
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項7】
前記第5レンズ群の最も物体側のレンズ面から該第5レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をT5とするとき、
0.2≦T5/f≦0.9
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項8】
前記第2レンズ群の焦点距離をf2とするとき、
0.5≦f2/f≦9.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項9】
前記第4レンズ群の焦点距離をf4とするとき、
0.1≦f4/f≦4.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項10】
前記第5レンズ群の焦点距離をf5とするとき、
0.2≦|f5/f|≦7.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像に好適な光学系に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
撮像には、広画角かつ大口径比でありながら小型で高い光学性能を有する光学系が求めらる。また、高速なフォーカシング(特にオートフォーカス)を行うことも求められている。特許文献1、2には、フォーカシングにおいて光学系の内部に配置されたフォーカスレンズ群を移動させるインナーフォーカス方式の光学系が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-197125号公報
特開2023-120952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、大口径比の光学系では、諸収差の補正が困難である。特に高速なフォーカシングを行うためにフォーカスレンズ群を軽量化すると、無限遠から至近へのフォーカシングにおいて収差変動の抑制が困難になる。
【0005】
本発明は、大口径比でありながらも軽量であり、かつ高速なフォーカシングが可能で諸収差が良好に補正された小型の光学系およびこれを備えた撮像装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学系は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、および第5レンズ群により構成され、フォーカシングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する光学系である。第2レンズ群と第3レンズ群との間または第3レンズ群と第4レンズ群との間に開口絞りを有する。フォーカシングに際して、第1、第3および第5レンズ群は移動せず、第2および第4レンズ群が移動する。
【0007】
第1レンズ群の焦点距離をf1、無限遠物体に合焦した状態での光学系の焦点距離をf、無限遠物体に合焦した状態での開口絞りより物体側のレンズ群の合成焦点距離をGFf、無限遠物体に合焦した状態での開口絞りより像側のレンズ群の合成焦点距離をGRfとするとき、
0.2≦f1/f≦3.6
-0.05≦GFf/GRf≦10.00
なる条件を満足することを特徴とする。なお、上記光学系を備えた撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、大口径比でありながらも軽量であり、かつ高速なフォーカシングが可能で諸収差が良好に補正された小型の光学系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の光学系の構成を示す断面図。
実施例1の光学系の(A)無限遠合焦状態および(B)最至近合焦状態での縦収差図。
実施例2の光学系の構成を示す断面図。
実施例2の光学系の(A)無限遠合焦状態および(B)最至近合焦状態での縦収差図。
実施例3の光学系の構成を示す断面図。
実施例3の光学系の(A)無限遠合焦状態および(B)最至近合焦状態での縦収差図。
実施例4の光学系の構成を示す断面図。
実施例4の光学系の(A)無限遠合焦状態および(B)最至近合焦状態での縦収差図。
実施例5の光学系の構成を示す断面図。
実施例5の光学系の(A)無限遠合焦状態および(B)最至近合焦状態での縦収差図。
実施例6の光学系の構成を示す断面図。
実施例6の光学系の(A)無限遠合焦状態および(B)最至近合焦状態での縦収差図。
実施例7の光学系の構成を示す断面図。
実施例7の光学系の(A)無限遠合焦状態および(B)最至近合焦状態での縦収差図。
実施例1~7の光学系を備えた撮像装置を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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