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公開番号
2025132345
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029833
出願日
2024-02-29
発明の名称
画像生成装置
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
弁理士法人信栄事務所
主分類
G02B
27/01 20060101AFI20250903BHJP(光学)
要約
【課題】長手方向に延びた画像表示領域に光を照射するとともに、光束利用率のより高い、画像生成装置を提供する。
【解決手段】画像生成装置3は、配列方向D1に沿って設けられた複数の光源31と、凹レンズ面34を有する凹レンズ35と、複数の光源31から出射された光を凹レンズ35に向けて入射させるレンズ33と、を備える。レンズ33は、配列方向D1の端部に位置する第一光源311から出射される光を、凹レンズ面34のうち第一光源311に向かい合う第一凹レンズ領域341以外の領域に向かうように制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
配列方向に沿って設けられた複数の光源と、
凹レンズ面を有する凹レンズと、
前記複数の光源から出射された光を前記凹レンズに向けて入射させる光制御部材と、を備え、
前記光制御部材は、前記配列方向の端部に位置する端部光源から出射される光を、前記凹レンズ面のうち前記端部光源に向かい合う端部領域以外の領域に向かうように制御する、画像生成装置。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記凹レンズ面は、前記複数の光源に向かい合う、請求項1に記載の画像生成装置。
【請求項3】
前記光制御部材は、前記配列方向の中央に位置する中央光源から出射される光を、前記凹レンズ面のうち前記中央光源に向かい合う中央領域以外の領域に向かうように制御する、請求項1に記載の画像生成装置。
【請求項4】
前記光制御部材は、前記端部光源から出射される光を前記中央領域に向かうように制御し、前記中央光源から出射される光を前記端部領域に向かうように制御する、請求項3に記載の画像生成装置。
【請求項5】
前記配列方向の中央に位置する光源と前記凹レンズの中央を通る直線を含む面の、前記画像生成装置の断面視で、前記光制御部材は、
前記配列方向の一方の端部に位置する第一端部光源から出射される光を、前記凹レンズ面のうち前記第一端部光源に向かい合う第一端部領域以外の領域に向かうように制御し、
前記配列方向の他方の端部に位置する第二端部光源から出射される光を、前記凹レンズ面のうち前記第二端部光源に向かい合う第二端部領域以外の領域に向かうように制御する、請求項1に記載の画像生成装置。
【請求項6】
前記光制御部材は、前記第一端部光源から出射される光を前記第二端部領域に向かうように制御し、前記第二端部光源から出射される光を前記第一端部領域に向かうように制御する、請求項5に記載の画像生成装置。
【請求項7】
前記光制御部材は、前記端部光源から出射される光を前記端部領域以外の領域に向かうように制御する端部制御部を有し、
前記端部光源の光軸と、前記端部制御部の光軸は一致していない、請求項1に記載の画像生成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像生成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、画像投影装置の画像を生成する、画像生成装置を開示している。画像生成装置は、複数の光源と、複数の光源からの光を透過させる光学部材と、光学部材からの光により所定の画像を生成する液晶部と、を備える。光学部材は、複数の光源からの光を受光する入射面と、入射面で受光した光を液晶部へ照射する出射面と、を有する。出射面は単一の曲面で形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/085230号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、長手方向に延びる画像表示領域に光を照射するために、光源と液晶部の間に、光源からの光を長手方向に広げて液晶部へ照射する凹レンズが設けられる場合がある。光源からの光をより広げるためには、凹レンズの入射面の曲率半径は小さいことが好ましい。しかしながら、このような凹レンズは厚く、製造コストがかさむ。また凹レンズの入射面の曲率半径が小さいほど、フレネル反射により、光源からの光の一部が入射面で反射して、光束利用率が低減してしまう。
【0005】
本開示は、長手方向に延びた画像表示領域に光を照射するとともに、光束利用率のより高い、画像生成装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係る画像生成装置は、
配列方向に沿って設けられた複数の光源と、
凹レンズ面を有する凹レンズと、
前記複数の光源から出射された光を前記凹レンズに向けて入射させる光制御部材と、を備え、
前記光制御部材は、前記配列方向の端部に位置する端部光源から出射される光を、前記凹レンズ面のうち前記端部光源に向かい合う端部領域以外の領域に向かうように制御する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、長手方向に延びた画像表示領域に光を照射するとともに、光束利用率のより高い、画像生成装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、車両に設けられたHUDを、車両の側面側から見た模式図である。
図2は、HUDの画像生成装置の構成を示す概要図である。
図3は、本実施形態に係る画像生成装置において、第一光源の光の進み方を説明する概要図である。
図4は、比較例に係る画像生成装置の構成を示す概要図である。
図5は、複数の光源とレンズの位置関係を示す部分拡大図である。
図6は、変形例1に係る画像生成装置の構成を示す概要図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、実施形態の説明において既に説明された部材と同一の参照番号を有する部材については、説明の便宜上、その説明は省略する。また、本図面に示された各部材の寸法は、説明の便宜上、実際の各部材の寸法とは異なる場合がある。
【0010】
また、本実施形態の説明では、説明の便宜上、「左右方向」、「上下方向」、「前後方向」について適宜言及する場合がある。これらの方向は、図1に示すヘッドアップディスプレイ(HUD:Head-Up Display)2について設定された相対的な方向である。ここで、「左右方向」は、「左方向L」および「右方向R」を含む方向である。「上下方向」は、「上方向U」および「下方向D」を含む方向である。「前後方向」は、「前方向F」および「後方向B」を含む方向である。HUD2における前後方向と、車両1における前後方向は一致している。ここで、車両1の進行方向を前方向とする。左右方向は、図1では示されていないが、上下方向および前後方向に直交する方向である。左右方向は、車両1の車幅方向でもある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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