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公開番号
2025135389
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2024033209
出願日
2024-03-05
発明の名称
パウチ
出願人
ホーユー株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
B65D
30/16 20060101AFI20250910BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】自立可能に構成されたパウチにおいて、内容物の量が減少した場合でも、吐出口がパウチの載置面に接触してしまうことを抑制可能な技術を提供する。
【解決手段】自立可能に構成されたパウチにおいて、パウチ本体は、内容物を収容するように構成されている。筒部は、パウチ本体の上部において吐出口を形成する。栓体は、吐出口を閉塞するように筒部に着脱可能に構成されている。破断部は、外力により破断可能に構成されている。帯状部は、破断部を介してパウチ本体及び栓体の少なくとも一方に連続する。帯状部は、破断部が破断されることによりパウチ本体又は栓体から分離された状態において、パウチ本体のシール部又は筒部に取り付け可能に構成されている。また、帯状部は、パウチ本体のシール部又は筒部に取り付けられた状態において、吐出口がパウチ本体の底部よりも上方に位置するように、載置面上でパウチを支持するように構成されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
自立可能に構成されたパウチであって、
内容物を収容するように構成されたパウチ本体と、
前記パウチ本体の上部において、前記内容物を吐出するように構成された吐出口を形成する筒部と、
前記吐出口を閉塞するように前記筒部に着脱可能に構成された栓体と、
外力により破断可能に構成された破断部と、
前記破断部を介して前記パウチ本体及び前記栓体の少なくとも一方に連続する帯状部と、
を備え、
前記パウチ本体は、
表面フィルムと、
前記表面フィルムに重ねられた裏面フィルムと、
前記表面フィルムの下部と前記裏面フィルムの下部との間に挟まれた底面フィルムと、
前記表面フィルム、前記裏面フィルム及び前記底面フィルムの対向する縁部同士が溶着されたシール部と、
を有し、
前記帯状部は、
前記破断部が破断されることにより前記パウチ本体又は前記栓体から分離された状態において、前記シール部又は前記筒部に取り付け可能に構成され、
且つ、前記シール部又は前記筒部に取り付けられた状態において、前記吐出口が前記パウチ本体の底部よりも上方に位置するように、載置面上で前記パウチを支持するように構成されている、パウチ。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のパウチであって、
前記パウチ本体は、前記シール部における前記吐出口の中心を通る中心線を挟んだ一方側及び他方側にそれぞれ形成された第1挿入部及び第2挿入部を更に有し、
前記第1挿入部及び前記第2挿入部は、前記破断部が破断されることにより前記パウチ本体又は前記栓体から分離された前記帯状部を挿入可能に構成され、
前記帯状部は、前記第1挿入部及び前記第2挿入部に挿入されることにより前記シール部に取り付けられる、パウチ。
【請求項3】
請求項2に記載のパウチであって、
前記筒部は、前記シール部の上部に設けられ、
前記第1挿入部及び前記第2挿入部は、前記シール部の上部における前記中心線を挟んだ一方側及び他方側にそれぞれ形成されている、パウチ。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に記載のパウチであって、
前記第1挿入部及び前記第2挿入部は、前記パウチが自立している状態において同じ高さに位置するように形成されている、パウチ。
【請求項5】
請求項2又は請求項3に記載のパウチであって、
前記帯状部は、
前記破断部を介して前記栓体に連続するタンパーエビデントバンドであり、
前記破断部が破断されることにより前記栓体から分離された状態において、帯状の帯状基部と、前記帯状基部の一方の端部が折り返された形状の折返し部と、を有する、パウチ。
【請求項6】
請求項1に記載のパウチであって、
前記筒部は、
前記吐出口を形成する筒状の筒状基部と、
前記筒状基部の外周面から突出した第1鍔部と、
前記筒状基部の外周面における前記第1鍔部と軸方向に間隔を空けて隣り合う位置から突出した第2鍔部と、
を有し、
前記第1鍔部及び前記第2鍔部は、前記破断部が破断されることにより前記パウチ本体又は前記栓体から分離された前記帯状部と嵌合可能に構成され、
前記帯状部は、前記第1鍔部及び前記第2鍔部と嵌合することにより前記筒部に取り付けられる、パウチ。
【請求項7】
請求項1に記載のパウチであって、
前記筒部は、
前記吐出口を形成する筒状の筒状基部と、
前記筒状基部の外周面から突出した鍔部と、
前記鍔部における前記筒状基部を挟んだ一方側及び他方側にそれぞれ形成された第1挿入部及び第2挿入部と、
を更に有し、
前記第1挿入部及び前記第2挿入部は、前記破断部が破断されることにより前記パウチ本体又は前記栓体から分離された前記帯状部を挿入可能に構成され、
前記帯状部は、前記第1挿入部及び前記第2挿入部に挿入されることにより前記筒部に取り付けられる、パウチ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、自立可能に構成されたパウチに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、自立可能に構成されたパウチが記載されている。特許文献1に記載のパウチは、パウチ本体と、筒部と、栓体と、を備える。パウチ本体は、内容物を収容するように構成されている。筒部は、パウチ本体の上部において吐出口を形成している。栓体は、吐出口を閉塞するように筒部に装着可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-154178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、この種のパウチでは、収容されている内容物の量が減少した場合に、パウチが自立した姿勢を維持しづらくなることがあった。パウチが自立した姿勢を維持しづらくなった場合、例えば、パウチが折れ曲がったり倒れたりして、吐出口がパウチの載置面に接触してしまう可能性がある。
【0005】
本開示の一局面は、自立可能に構成されたパウチにおいて、内容物の量が減少した場合でも、吐出口がパウチの載置面に接触してしまうことを抑制可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、自立可能に構成されたパウチであって、パウチ本体と、筒部と、栓体と、破断部と、帯状部と、を備える。パウチ本体は、内容物を収容するように構成されている。筒部は、パウチ本体の上部において、内容物を吐出するように構成された吐出口を形成する。栓体は、吐出口を閉塞するように筒部に着脱可能に構成されている。破断部は、外力により破断可能に構成されている。帯状部は、破断部を介してパウチ本体及び栓体の少なくとも一方に連続する。パウチ本体は、表面フィルムと、裏面フィルムと、底面フィルムと、シール部と、を有する。裏面フィルムは、表面フィルムに重ねられている。底面フィルムは、表面フィルムの下部と裏面フィルムの下部との間に挟まれている。シール部は、表面フィルム、裏面フィルム及び底面フィルムの対向する縁部同士が溶着された部分である。帯状部は、破断部が破断されることによりパウチ本体又は栓体から分離された状態において、シール部又は筒部に取り付け可能に構成されている。また、帯状部は、シール部又は筒部に取り付けられた状態において、吐出口がパウチ本体の底部よりも上方に位置するように、載置面上でパウチを支持するように構成されている。
【0007】
このような構成によれば、自立可能に構成されたパウチにおいて、内容物の量が減少した場合でも、吐出口がパウチの載置面に接触してしまうことを抑制することができる。
【0008】
本開示の一態様では、パウチ本体は、第1挿入部及び第2挿入部を更に有してもよい。第1挿入部及び第2挿入部は、シール部における吐出口の中心を通る中心線を挟んだ一方側及び他方側にそれぞれ形成される。第1挿入部及び第2挿入部は、破断部が破断されることによりパウチ本体又は栓体から分離された帯状部を挿入可能に構成されてもよい。帯状部は、第1挿入部及び第2挿入部に挿入されることによりシール部に取り付けられてもよい。
【0009】
このような構成によれば、自立可能に構成されたパウチにおいて、比較的簡易な構成で、内容物の量が減少した場合でも、吐出口がパウチの載置面に接触してしまうことを抑制することができるという効果を得ることができる。
【0010】
本開示の一態様では、筒部は、シール部の上部に設けられてもよい。第1挿入部及び第2挿入部は、シール部の上部における中心線を挟んだ一方側及び他方側にそれぞれ形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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