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公開番号2025135760
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024033702
出願日2024-03-06
発明の名称3Dデータ復号装置および3Dデータ符号化装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H04N 19/70 20140101AFI20250911BHJP(電気通信技術)
要約【課題】3Dデータの符号化・復号において、ベースメッシュの符号化効率を向上させ、3Dデータを高品質に符号化・復号することを目的とする。
【解決手段】
メッシュデータもしくは点群データを復号する3Dデータ復号装置において、メッシュデータもしくは点群データが符号化された符号化データからアトラス情報を復号するアトラス情報復号部と、上記符号化データと復号されたアトラス情報からベースメッシュを復号するベースメッシュ復号部と、上記符号化データと復号されたアトラス情報からメッシュ変位を復号するメッシュ変位復号部と、復号されたベースメッシュとメッシュ変位からメッシュを復号するメッシュ再構成部とを備え、上記メッシュ再構成部において、上記アトラス情報復号部で復号されたアトラス情報を用いて上記符号化データからメッシュを復号することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
メッシュデータもしくは点群データを復号する3Dデータ復号装置において、メッシュデータもしくは点群データが符号化された符号化データからアトラス情報を復号するアトラス情報復号部と、上記符号化データと復号されたアトラス情報からベースメッシュを復号するベースメッシュ復号部と、上記符号化データと復号されたアトラス情報からメッシュ変位を復号するメッシュ変位復号部と、復号されたベースメッシュとメッシュ変位からメッシュを復号するメッシュ再構成部とを備え、上記メッシュ再構成部において、上記アトラス情報復号部で復号されたアトラス情報を用いて上記符号化データからメッシュを復号することを特徴とする3Dデータ復号装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
上記アトラス情報は、タイル情報とサブメッシュ情報を含み、上記アトラス情報復号部は、タイル情報復号部とサブメッシュ情報復号部を含むことを特徴とする請求項1に記載の3Dデータ復号装置。
【請求項3】
上記タイル情報復号部は、アトラスフレームのタイルの数が単一か否(1より大きい)かを示すフラグに応じて、タイルの数マイナス2のシンタックス要素を復号することを特徴とする請求項2に記載の3Dデータ復号装置。
【請求項4】
上記サブメッシュ情報は、任意のタイルIDを持つタイル情報に任意のサブメッシュIDを持つサブメッシュ情報が参照されるか否かを表すフラグを含み、上記サブメッシュ情報復号部は、任意のタイルIDを持つタイル情報に任意のサブメッシュIDを持つサブメッシュ情報が参照される場合に参照されることを表す値を復号し、参照されない場合に参照されないことを表す値を復号することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の3Dデータ復号装置。
【請求項5】
上記サブメッシュ情報は、任意のサブメッシュIDを持つサブメッシュ情報に任意のタイルIDを持つタイル情報が参照されるか否かを表すフラグを含み、上記サブメッシュ情報復号部は、任意のサブメッシュIDを持つサブメッシュ情報に任意のタイルIDを持つタイル情報が参照される場合に参照されることを表す値を復号し、参照されない場合に参照されないことを表す値を復号することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の3Dデータ復号装置。
【請求項6】
上記サブメッシュ情報は、サブメッシュにより参照されるタイルIDの数が単一か否(1より大きい)かを表すフラグを含むことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の3Dデータ復号装置。
【請求項7】
上記サブメッシュ情報は、サブメッシュにより参照されるタイルの数マイナス2のシンタックス要素を含み、上記サブメッシュ情報復号部は、上記タイルの数マイナス2のシンタックス要素に2を加算した値をタイルの数とする請求項6に記載の3Dデータ復号装置。
【請求項8】
上記サブメッシュ情報は、サブメッシュにより参照される任意のタイルIDをシグナリングするか否かを示すフラグを含むことを特徴とする請求項2または請求項3または請求項6または請求項7に記載の3Dデータ復号装置。
【請求項9】
上記サブメッシュ情報は、サブメッシュにより参照される任意のタイルIDを表現するシンタックス要素と、サブメッシュにより参照されるタイルのIDを含み、上記サブメッシュ情報復号部は、サブメッシュにより参照される任意のタイルを識別することを特徴とする請求項8に記載の3Dデータ復号装置。
【請求項10】
上記サブメッシュ情報は、タイルにより参照されるサブメッシュIDの数が単一か否(1より大きい)かを表すフラグを含むことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の3Dデータ復号装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、3Dデータ符号化装置および3Dデータ復号装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
3Dデータを効率的に伝送または記録するために、3Dデータを2次元画像に変換し、動画像符号化方式で符号化し、符号化データを生成する3Dデータ符号化装置、および、当該符号化データから2次元画像を復号して、3Dデータを再構成する3Dデータ復号装置がある。
【0003】
具体的な3Dデータ符号化方式としては、例えば、MPEG-IのISO/IEC 23090-5 V3C (Volumetric Video-based Coding) and V-PCC (Video-based Point Cloud Compression)が挙げられる。V3Cは、点の位置と属性情報から構成されるポイントクラウドを符号化、復号することができる。さらに、ISO/IEC 23090-12 (MPEG Immersive Video、MIV)及び標準化中のISO/IEC 23090-29 (Video-based Dynamic Mesh Coding、V-DMC)により、多視点映像、メッシュ映像の符号化、復号にも利用される。V-DMC方式は、非特許文献1に最新のドラフト文書が開示されている。
【0004】
これら3Dデータ符号化方式では、3Dデータを構成するジオメトリやアトリビュートを画像としてH.265/HEVC (High Efficiency Video Coding)、H.266/VVC (Versatile Video Coding)のような動画像符号化方式を用いて符号化・復号する。
【0005】
点群の場合には、ジオメトリ画像は投影面へのデプスであり、アトリビュート画像は、アトリビュートを投影面に投影された画像である。
【0006】
非特許文献1のような3Dデータ(メッシュ)は、ベースメッシュ、メッシュ変位、テクスチャマッピング画像から構成される。ベースメッシュの符号化はDracoのような頂点符号化方式が利用できる。メッシュ変位の符号化は、メッシュ変位を2次元化したメッシュ変位画像を動画コーデックで符号化する方法のほか、算術符号化により直接符号化する方法がある。テクスチャマッピング画像は、アトリビュート画像として動画コーデックで符号化する。動画コーデックは上述のHEVC、VVCを用いることができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
WD 5.0 of V-DMC (MDS23318_WG07_N00744_clean), ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 N0744, October 2023
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
非特許文献1における3Dデータ符号化方式では、3Dデータ(メッシュ)を構成するアトラスフレームはタイル単位に符号化・復号することができる。3Dデータ(メッシュ)を構成するベースメッシュはサブメッシュ単位に符号化・復号するが、アトラスフレームのタイルとサブメッシュが対応しない場合があるという課題がある。
【0009】
本発明は、動画像符号化方式を用いた3Dデータの符号化・復号において、アトラスフレームのタイルとサブメッシュの対応関係を明確化することで、3Dデータを高効率に符号化・復号することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る3Dデータ復号装置は、メッシュデータもしくは点群データを復号する3Dデータ復号装置において、メッシュデータもしくは点群データが符号化された符号化データからアトラス情報を復号するアトラス情報復号部と、上記符号化データと復号されたアトラス情報からベースメッシュを復号するベースメッシュ復号部と、上記符号化データと復号されたアトラス情報からメッシュ変位を復号するメッシュ変位復号部と、復号されたベースメッシュとメッシュ変位からメッシュを復号するメッシュ再構成部とを備え、上記メッシュ再構成部において、上記アトラス情報復号部で復号されたアトラス情報を用いて上記符号化データからメッシュを復号することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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