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公開番号2025136058
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034235
出願日2024-03-06
発明の名称表示装置、及び表示装置の制御方法
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G09G 3/30 20060101AFI20250911BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】表示装置の長寿命化を図る。
【解決手段】表示装置(10)は、表示領域(A0)を有する表示パネル(11)と、制御部(15)と、を備え、制御部は、表示領域内での映像信号において、所定値より高階調に対応する高階調要素を取得する取得処理(S11)と、高階調要素に基づいて、画素の使用度合いを表す使用度情報を導出する導出処理(S12)と、使用度情報に基づいて、表示領域において表示可能な輝度の上限を表す輝度上限を決定する決定処理(S13)と、を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の画素が配置される表示領域を有する表示パネルと、
前記表示パネルを駆動する駆動部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記表示領域内での映像信号において、所定値より高階調に対応する高階調要素を取得する取得処理と、
前記高階調要素に基づいて、画素の使用度合いを表す使用度情報を導出する導出処理と、
前記使用度情報に基づいて、前記表示領域において表示可能な輝度の上限を表す輝度上限を決定する決定処理と、
を実行する、表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記表示パネルは、前記表示領域を区分し、少なくとも1の画素がそれぞれ配置される、複数の部分領域を有し、
前記制御部は、
前記取得処理において、各部分領域での映像信号の高階調要素を取得し、
前記導出処理において、各部分領域での使用度情報を導出し、
前記決定処理において、各部分領域での使用度情報に基づいて、前記表示領域の輝度上限を決定する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記決定処理において、各部分領域の輝度上限を決定する、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記導出処理において、
第1の所定値より小さい平均階調と、前記所定値より大きい第2の所定値より大きい階調と、を有するフレーム映像に基づいて、前記使用度情報が表す使用度合いを上げる、請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記取得処理において、前記第1の所定値より小さい平均階調を有するフレーム映像において、前記第2の所定値より大きい階調に対応する高階調要素を取得し、
前記前記導出処理において、前記高階調要素に基づいて、前記使用度情報が表す使用度合いを上げる、請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記導出処理において、
前記高階調要素に基づいて、前記使用度情報が表す使用度合いを上下させる、請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記導出処理において、
前記高階調要素が第1の階調閾値以下の場合、前記使用度情報が表す使用度合いを下げる、請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記導出処理において、
前記高階調要素が第2の階調閾値以上の場合、前記使用度情報が表す使用度合いを上げる、請求項6に記載の表示装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記導出処理において、
前記高階調要素が、第1の階調閾値より大きく、前記第1の階調閾値より大きい第2の階調閾値未満の場合、前記使用度情報が表す使用度合いを変化させない、請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記取得処理において、
前記映像信号の平均階調、及び、階調ヒストグラムを取得し、
前記平均階調、及び、前記階調ヒストグラムに基づいて、前記高階調要素を決定する、請求項1に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、及び表示装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、有機EL素子の点灯期間に応じて有機EL素子の輝度を制御することで、EL素子の劣化に関わらず、輝度を保持する技術を開示する。この技術では、EL素子は、累積点灯時間の増加に伴い輝度特性が変化することに着目し、累積点灯時間に対応してEL素子に印加する電圧を増加することによって、輝度を保持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-245033号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の技術は輝度を保持するために印加電圧を増加する結果、EL素子の寿命が短くなるという問題がある。
【0005】
本発明の一態様は、表示装置に映像を表示させるための映像信号に基づく処理によって、表示装置の長寿命化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、複数の画素が配置される表示領域を有する表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆動部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記表示領域内での映像信号において、所定値より高階調に対応する高階調要素を取得する取得処理と、前記高階調要素に基づいて、画素の使用度合いを表す使用度情報を導出する導出処理と、前記使用度情報に基づいて、前記表示領域において表示可能な輝度の上限を表す輝度上限を決定する決定処理と、を実行する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、表示装置の長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態1に係る表示装置の構成を表すブロック図である。
本発明の実施形態1に係る表示装置の制御方法を表すフロー図である。
図2に示される導出処理の詳細を表すフロー図である。
図2に示される決定処理の詳細を表すフロー図である。
APLと輝度の関係を表すAPL輝度カーブの一例を表すグラフである。
APLと階調の関係の一例を表すグラフである。
表示装置の輝度と使用度情報が表す使用度合いの時間的変化の一例を表すグラフである。
本発明の実施形態3に係る表示装置の構成を表すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る表示装置10の構成を表すブロック図である。以下、図1に基づき本発明の実施形態1を詳細に説明する。
【0010】
表示装置10は、表示パネル11、駆動部12、映像信号処理部13、メモリ14、及び制御部15を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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