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公開番号
2025142072
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2025120260,2024114407
出願日
2025-07-17,2015-02-20
発明の名称
情報処理装置、システム、プログラム、情報処理方法
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250919BHJP(計算;計数)
要約
【課題】複数のネットワークに接続可能な機器へ要求を送信する際に、ユーザにネットワークを指定させずに機器へ要求を送信することを可能とする情報処理装置を提供すること。
【解決手段】情報処理装置を、第1のネットワークを介して機器と接続するための第1の通信情報と第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを介して機器と接続するための第2の通信情報を取得する取得手段12と、取得された第1の通信情報に基づく第1のネットワークを介して機器に処理を要求することが可能かを判断する判断手段13と、第1のネットワークを介して処理を要求できないと判断された機器に対して、第2の通信情報に基づく第2のネットワークを介して接続する接続手段15と、第1のネットワークを介して処理を要求することが可能であると判断された機器、または接続手段によって接続された機器に処理を要求する要求手段と、として機能させるための技術を提供する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のネットワークおよび前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを介して通信可能な機器に対し、前記第1および第2のネットワークのうちのいずれか一のネットワークを介して所定の処理を要求する情報処理装置であって、
前記第1のネットワークを介して前記機器と接続するための第1の通信情報と、前記第2のネットワークを介して前記機器と接続するための第2の通信情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記第1の通信情報を用いて、前記情報処理装置が接続しているネットワークを介して前記機器から情報の取得を試み、前記情報を受信したか否かの判断と、前記情報を受信した場合は、前記情報に基づいて特定の機器であるか否か、を判断する判断手段と、
前記判断手段によって、前記情報を受信し、かつ、前記特定の機器であると判断された場合、前記第1の通信情報に基づいて、前記第1のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求し、
前記情報を受信したと判断されなかった場合、前記第2の通信情報に基づいて、前記第2のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求し、
前記情報を受信したと判断され、かつ、前記特定の機器であると判断されなかった場合、前記第2の通信情報に基づいて、前記第2のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求する要求手段と、を有する情報処理装置。
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【請求項2】
前記判断手段は、前記第1のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求しない場合、前記第2の通信情報に基づいて、前記第2のネットワークを介して前記機器との通信を試み、前記機器との通信が可能か否かを判断し、
前記要求手段は、前記判断手段によって、前記機器との通信が可能であると判断された場合、前記第2の通信情報に基づいて、前記第2のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記判断手段は、前記第1の通信情報又は第2の通信情報に含まれる前記機器を一意に識別する機器情報が、受信した前記情報に含まれているかを判断し、
前記機器情報が受信した前記情報に含まれていると判断された場合、前記情報の取得に用いた通信情報に基づき該通信情報に対応するネットワークを介した前記機器との通信を行うと選択する、請求項1又は2のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記所定の処理は、画像処理を少なくとも含む請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記情報は、機器が有する、MIB(Management Information Base)情報、WebAPI(Web Application Programming Interface)を介して取得された情報、又は、MAC(Media Access Control)アドレスのいずれか1つを少なくとも含む請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記取得手段は、前記第1のネットワークを介して前記機器と接続するための第1の通信情報であって、前記情報処理装置にすでに記憶されている情報を含まない前記第1の通信情報と、前記第2のネットワークを介して前記機器と接続するために必要な第2の通信情報を取得する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記取得手段は、前記機器から近距離無線通信を介して、前記機器と通信を行うための複数のネットワークのそれぞれに対応する複数の通信情報を取得する、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
第1のネットワークおよび前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを介して通信可能な機器に対し、前記第1および第2のネットワークのうちのいずれか一のネットワークを介して所定の処理を要求する情報処理装置を、
前記第1のネットワークを介して前記機器と接続するための第1の通信情報と、前記第2のネットワークを介して前記機器と接続するための第2の通信情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記第1の通信情報を用いて、前記情報処理装置が接続しているネットワークを介して前記機器から情報の取得を試み、前記情報を受信したか否かの判断と、前記情報を受信した場合は、前記情報に基づいて、特定の機器であるか否か、を判断する判断手段と、
前記判断手段によって、前記情報を受信し、かつ、前記特定の機器であると判断された場合、前記第1の通信情報に基づいて、前記第1のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求し、
前記情報を受信したと判断されなかった場合、前記第2の通信情報に基づいて、前記第2のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求し、
前記情報を受信したと判断され、かつ、前記特定の機器であると判断されなかった場合、前記第2の通信情報に基づいて、前記第2のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求する要求手段、として機能させるプログラムと、
前記情報処理装置から要求された前記所定の処理を実行する前記機器と、を有するシステム。
【請求項9】
第1のネットワークおよび前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを介して通信可能な機器に対し、前記第1および第2のネットワークのうちのいずれか一のネットワークを介して所定の処理を要求する情報処理装置を、
前記第1のネットワークを介して前記機器と接続するための第1の通信情報と、前記第2のネットワークを介して前記機器と接続するための第2の通信情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記第1の通信情報を用いて、前記情報処理装置が接続しているネットワークを介して前記機器から情報の取得を試み、前記情報を受信したか否かの判断と、前記情報を受信した場合は、前記情報に基づいて、特定の機器であるか否か、を判断する判断手段と、
前記判断手段によって、前記情報を受信し、かつ、前記特定の機器であると判断された場合、前記第1の通信情報に基づいて、前記第1のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求し、
前記情報を受信したと判断されなかった場合、前記第2の通信情報に基づいて、前記第2のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求し、
前記情報を受信したと判断され、かつ、前記特定の機器であると判断されなかった場合、前記第2の通信情報に基づいて、前記第2のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求する要求手段、
として機能させるプログラム。
【請求項10】
第1のネットワークおよび前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを介して通信可能な機器に対し、前記第1および第2のネットワークのうちのいずれか一のネットワークを介して所定の処理を要求する情報処理装置が行う情報処理方法であって、
取得手段が、前記第1のネットワークを介して前記機器と接続するための第1の通信情報と、前記第2のネットワークを介して前記機器と接続するための第2の通信情報を取得するステップと、
前記取得手段によって取得された前記第1の通信情報を用いて、前記情報処理装置が接続しているネットワークを介して前記機器から情報の取得を試み、判断手段が、前記情報を受信したか否かの判断と、前記情報を受信した場合は、前記情報に基づいて、特定の機器であるか否か、を判断するステップと、
前記判断手段によって、前記情報を受信し、かつ、前記特定の機器であると判断された場合、前記第1の通信情報に基づいて、前記第1のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求し、
前記情報を受信したと判断されなかった場合、前記第2の通信情報に基づいて、前記第2のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求し、
前記情報を受信したと判断され、かつ、前記特定の機器であると判断されなかった場合、前記第2の通信情報に基づいて、前記第2のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求するステップと、
を有する情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、システム、プログラム、及び情報処理方法に関する。
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【背景技術】
【0002】
端末を保持するユーザが無線通信により端末を画像形成装置などの他の機器と通信させて機器の機能を利用できれば、有線による接続が不要であるため便利である。しかし、端末が機器と無線通信を行うためには無線通信のためのパラメータが必要である場合が多く、また、無線通信パラメータの機器への設定は必ずしも容易でない。
【0003】
そこで、従来からユーザ設定なしに又はユーザ設定を最小限にして端末に無線通信パラメータを設定する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、同じ機器に対し異なる無線通信パラメータを用いて無線通信装置が接続できるように、ユーザのNFC(Near Field Communication)チップから記憶されている情報を読み取り、該情報に応じてホーム用の無線通信パラメータ又は外出先用の無線通信パラメータを無線通信装置に設定する管理装置が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された無線通信パラメータの設定方法では、ユーザが複数の無線通信パラメータのうちどちらを選択すべきかを判断しにくいという問題がある。
【0005】
具体的な例を挙げて説明する。例えば、画像形成装置が社員専用の社員用ネットワークと来客者向けのゲスト用ネットワークとに接続されている場合を想定する。この場合、NFCチップにネットワークごとの無線通信パラメータが記憶されていれば、ユーザが携帯する端末がNFCチップから無線通信パラメータを読み取って端末に設定することができる。しかし、一般に来客者を社員用ネットワークに接続させるべきではなく、社員であればゲスト用ネットワークよりも外部から遮蔽されている社員用ネットワークを経由して機器と通信すべきである。すなわち、ユーザは適切なネットワークを介して画像形成装置に接続すべきであるが、無線通信パラメータなどを取得できてもユーザがどの無線通信パラメータを選択すべきか判断することは困難である場合が多い。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、複数のネットワークに接続可能な機器へ要求を送信する際に、ユーザにネットワークを指定させずに機器へ要求を送信することを可能とする情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため、本発明の実施の形態は、第1のネットワークおよび前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを介して通信可能な機器に対し、前記第1および第2のネットワークのうちのいずれか一のネットワークを介して所定の処理を要求する情報処理装置であって、前記第1のネットワークを介して前記機器と接続するための第1の通信情報と、前記第2のネットワークを介して前記機器と接続するための第2の通信情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記第1の通信情報を用いて、前記情報処理装置が接続しているネットワークを介して前記機器から情報の取得を試み、前記情報を受信したか否かの判断と、前記情報を受信した場合は、前記情報に基づいて特定の機器であるか否か、を判断する判断手段と、前記判断手段によって、前記情報を受信し、かつ、前記特定の機器であると判断された場合、前記第1の通信情報に基づいて、前記第1のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求し、前記情報を受信したと判断されなかった場合、前記第2の通信情報に基づいて、前記第2のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求し、前記情報を受信したと判断され、かつ、前記特定の機器であると判断されなかった場合、前記第2の通信情報に基づいて、前記第2のネットワークを介して前記機器に対して前記所定の処理を要求する要求手段と、を有する情報処理装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の実施の形態によれば、複数のネットワークに接続可能な機器へ要求を送信する際に、ユーザにネットワークを指定させずに機器へ要求を送信することを可能とする技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の印刷システムが想定する主なユースケースについて説明する図の一例である。
印刷システムの一例の構成図である。
携帯端末の一例のハードウェア構成図である。
画像形成装置及び情報媒体の一例のハードウェア構成図である。
印刷システムの一例の機能ブロック図である。
通信情報の一例を説明するための図である。
印刷処理の一例のシーケンス図である。
接続可否判断処理の一例のフローチャートである。
携帯端末の表示装置に表示される画面例を示す図である。
携帯端末の表示装置に表示される画面例を示す図である。
通信情報の別の一例を説明するための図である。
図7にて説明した印刷処理におけるステップS608の接続可否判断処理について説明するフローチャート図の一例である。
印刷システムの一例の機能ブロック図である(実施例2)。
印刷処理の一例のシーケンスである(実施例2)。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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