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公開番号2025130814
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028127
出願日2024-02-28
発明の名称測定装置および測定方法
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G01N 21/84 20060101AFI20250902BHJP(測定;試験)
要約【課題】測定対象物を測定する精度を高めることができる測定装置の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の一態様に係る測定装置は、搬送方向に搬送される測定対象物を測定する測定装置であって、前記測定対象物を照明する照明部と、前記照明部によって照明された前記測定対象物からの正反射光を受光する受光部と、を備え、前記照明部は、複数の点光源を含む光源と、第1拡散板と、を含み、前記光源は、所定の配列方向に複数配列され、前記複数の点光源は、それぞれ前記配列方向と直交する直交方向に配列され、前記第1拡散板の前記配列方向の拡散角をAx、前記直交方向の拡散角をAyとしたとき、Ax<Ayの関係を満たす。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
搬送方向に搬送される測定対象物を測定する測定装置であって、
前記測定対象物を照明する照明部と、
前記照明部によって照明された前記測定対象物からの正反射光を受光する受光部と、
を備え、
前記照明部は、複数の点光源を含む光源と、第1拡散板と、を含み、
前記光源は、所定の配列方向に複数配列され、
前記複数の点光源は、それぞれ前記配列方向と直交する直交方向に配列され、
前記第1拡散板の前記配列方向の拡散角をAx、前記直交方向の拡散角をAyとしたとき、Ax<Ayの関係を満たす、
測定装置。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記点光源は、異なる波長の光を発光する、
請求項1に記載の測定装置。
【請求項3】
前記第1拡散板は、前記光源と前記測定対象物との間に配置される、
請求項1に記載の測定装置。
【請求項4】
前記測定装置は、前記第1拡散板と前記測定対象物との間に第2拡散板を含む、
請求項1に記載の測定装置。
【請求項5】
前記第2拡散板は前記測定対象物を照明する光の照明パターンが形成される、
請求項4に記載の測定装置。
【請求項6】
前記光源と前記第1拡散板との間の距離をL1、前記第1拡散板と前記第2拡散板との間の距離をL2としたとき、L1<L2の関係を満たす、
請求項4に記載の測定装置。
【請求項7】
前記第2拡散板において形成される前記照明パターンは、波長ごとに光の輝度が前記配列方向に正弦波状に変化する明暗パターンが組み合わされた縞パターンである、
請求項5に記載の測定装置。
【請求項8】
前記受光部が受光した前記測定対象物からの正反射光に基づいて、前記測定対象物の欠陥を検出する欠陥検出部をさらに備える、
請求項1に記載の測定装置。
【請求項9】
前記光源は、赤色に発光する前記複数の点光源と、緑色に発光する前記複数の点光源と、青色に発光する前記複数の点光源と、を含む、
請求項1に記載の測定装置。
【請求項10】
前記点光源は、発光した光の光路を前記測定対象物に導くレンズ部材を備える、
請求項1に記載の測定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、測定装置および測定方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
測定対象物として、例えば車体の塗装面の欠陥を検査する検査装置が知られている。例えば、特許文献1には、異なる周波数成分及び色成分を持つ複数の正弦波状のスリットパターンデータを合成して作成したパターン光を物体に投影して画像を得る三次元形状計測方法を用いた検査装置が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1の検査装置では精度が必ずしも十分でない虞がある。
【0004】
本発明は、上記の課題を解決するため、測定対象物を測定する精度を高めることができる測定装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る測定装置は、搬送方向に搬送される測定対象物を測定する測定装置であって、前記測定対象物を照明する照明部と、前記照明部によって照明された前記測定対象物からの正反射光を受光する受光部と、を備え、前記照明部は、複数の点光源を含む光源と、第1拡散板と、を含み、前記光源は、所定の配列方向に複数配列され、前記複数の点光源は、それぞれ前記配列方向と直交する直交方向に配列され、前記第1拡散板の前記配列方向の拡散角をAx、前記直交方向の拡散角をAyとしたとき、Ax<Ayの関係を満たす。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、測定対象物を測定する精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る測定装置の構成図である。
本発明の一実施形態に係る測定装置の光学部の概要を示す図である。
本発明の一実施形態に係る測定装置の光学部と測定対象物との関係を示す図である。
本発明の一実施形態に係る測定装置における光学配置図である。
本発明の一実施形態に係る測定装置の他の例の点光源の配列を示す図である。
本発明の一実施形態に係る測定装置において、第2拡散板に形成される照明パターンについて説明するための図である。
本発明に係る測定装置における第1拡散板の拡散角について説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る測定装置の制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る測定装置の制御部の機能構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る測定方法を説明するためのフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る測定装置の欠陥検出部が行う欠陥検出処理を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
【0009】
[実施形態]
<測定装置1の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る測定装置1の構成図である。測定装置1は、搬送方向に搬送される測定対象物2の状態を測定する。測定対象物2の状態は、表面2Pの画像に基づく1つ以上の特性値で表されてもよい。測定対象物2は、搬送部3によって搬送される。測定対象物2は、例えば塗装された大型自動車、普通自動車及び小型自動車等の車体である。車体は、例えば車体の表面2Pであって、当該車体の表面2Pは塗装されてもよい。なお、測定対象物2は車体以外の物でもよく、表面2Pは塗装されていなくてもよい。
【0010】
測定装置1は、少なくとも光学部10を含む。ここで図2を参照して光学部10の詳細を説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る光学部10の詳細を示す図である。また、光学部10は、照明部11と、受光部12と、を備える。以下、照明部11および受光部12を含む構成部を、「光学部10」と称する。
(【0011】以降は省略されています)

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