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公開番号2025149778
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-08
出願番号2024091425
出願日2024-06-05
発明の名称飲料製造方法、飲料樽および飲料製造システム
出願人サッポロビール株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65B 61/02 20060101AFI20251001BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】製造コストを抑えるとともに、作業負荷および環境負荷を低減できる飲料製造方法、飲料樽および飲料製造システムを提供する。
【解決手段】一実施形態に係る飲料製造方法は、飲料樽10に飲料を充填する飲料製造方法である。飲料製造方法は、飲料樽10の側面11にインクBを塗布することにより側面11に飲料の液種を印字する工程を備え、インクBは、飲料樽10の側面11の洗浄によって側面11から除去可能なインクである。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
飲料樽に飲料を充填する飲料製造方法であって、
前記飲料樽の側面にインクを塗布することにより前記側面に前記飲料の液種を印字する工程を備え、
前記インクは、前記飲料樽の前記側面の洗浄によって前記側面から除去可能なインクである、
飲料製造方法。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記印字する工程の前に、前記飲料樽の前記側面を洗浄剤によって洗浄する工程を備える、
請求項1に記載の飲料製造方法。
【請求項3】
前記洗浄剤は、アルカリ性洗浄剤である、
請求項2に記載の飲料製造方法。
【請求項4】
前記飲料樽の内部を殺菌するために前記飲料樽の内部に蒸気を導入する工程を備え、
前記蒸気を導入する工程は、前記印字する工程よりも後に行われる、
請求項1または請求項2に記載の飲料製造方法。
【請求項5】
飲料が充填される飲料樽であって、
前記飲料の液種を示す印字がインクによって施された側面を有し、
前記インクは、前記側面の洗浄によって前記側面から除去可能なインクである、
飲料樽。
【請求項6】
前記印字の幅が7mm以上である、
請求項5に記載の飲料樽。
【請求項7】
前記印字が白抜きで表示されている、
請求項5または請求項6に記載の飲料樽。
【請求項8】
飲料樽に飲料を充填する充填機と、
前記飲料樽の側面にインクを塗布することにより前記側面に前記飲料の液種を印字する印字機と、
を備え、
前記インクは、前記飲料樽の前記側面の洗浄によって前記側面から除去可能なインクである、
飲料製造システム。
【請求項9】
前記飲料樽の内部を殺菌するために前記飲料樽の内部に蒸気を導入する内洗機を備え、
前記内洗機は、前記印字機が前記飲料の液種を印字した後に、前記飲料樽の内部に蒸気を導入する、
請求項8に記載の飲料製造システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、飲料製造方法、飲料樽および飲料製造システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ステンレス鋼製の飲料容器本体部を有する飲料容器が記載されている。飲料容器本体部は、胴部と、胴部の上側に配置された第1端面と、胴部の下側に配置された第2端面とを含む。第1端面には、開口部が設けられており、当該開口部を介して飲料容器内への飲料の注入、および飲料容器外への飲料の注出が行われる。
【0003】
胴部には、ラベル構造体が貼り付けられる。ラベル構造体は、ベース層と、ベース層を覆うカバー層と、ベース層およびカバー層の間に位置するインク層とを有する。ベース層は、飲料容器に取り付けられる第1面と、インク層の下面に接触配置される第2面とを有する。カバー層は、ベース層に接合されるとともに、インク層の上面に接触配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-51477号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述したラベル構造体のように、飲料樽に液種を示すラベルが貼り付けられることがある。飲料樽に液種を示すラベルが貼り付けられる場合、飲料樽の再利用のときにラベルが剥がされることがある。例えば、飲料樽に収容される飲料の種類が変わる場合には、飲料樽からラベルが剥がされる。
【0006】
飲料樽から剥がされたラベルは、廃棄される。よって、飲料樽にラベルを貼り付けたり、飲料樽からラベルを剥がしたりすることが必要となるので、ラベルの製造コストがかかっているという現状がある。また、ラベルを貼り付けたりラベルを剥がしたりする作業が必要であるため、作業負荷が高いという問題が生じうる。さらに、ラベルが廃棄されるので、環境負荷が高いという問題も生じうる。
【0007】
本開示は、製造コストを抑えるとともに、作業負荷および環境負荷を低減できる飲料製造方法、飲料樽および飲料製造システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)本開示に係る飲料製造方法は、飲料樽に飲料を充填する飲料製造方法である。飲料製造方法は、飲料樽の側面にインクを塗布することにより側面に飲料の液種を印字する工程を備え、インクは、飲料樽の側面の洗浄によって側面から除去可能なインクである。
【0009】
この飲料製造方法では、飲料樽に飲料が充填される。この飲料製造方法は、飲料樽の側面に飲料の液種を印字する工程を備える。飲料の液種を印字する工程では、飲料樽の側面にインクが塗布される。飲料樽の側面に塗布されるインクは、飲料樽の側面の洗浄によって当該側面から除去可能なインクである。インクの塗布によって飲料の液種の印字を飲料樽の側面に行うことにより、液種を示すラベルを不要とすることができる。飲料樽に収容される飲料の種類が変わるときには、飲料樽の側面を洗浄して当該側面からインクを除去できるので、ラベルを剥がす作業は生じない。したがって、ラベルの製造コストをなくすとともに、ラベルを剥がす作業が不要となるので作業負荷を低減できる。さらに、洗浄によって液種を示す印字を除去できるので、ラベルを廃棄することを回避できる。よって、廃棄されるラベルが生じないので、環境負荷を低減できる。したがって、製造コストを抑えるとともに、作業負荷および環境負荷を低減できる。
【0010】
(2)上記(1)において、飲料製造方法は、印字する工程の前に、飲料樽の側面を洗浄剤によって洗浄する工程を備えてもよい。この場合、新たに印字を行う前に、飲料樽の側面が洗浄されるので、この洗浄によって飲料樽から液種を示す印字を除去できる。したがって、洗浄によって液種を示す印字を容易に除去できる。
(【0011】以降は省略されています)

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