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公開番号2025152192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024053975
出願日2024-03-28
発明の名称光ネットワーク管理装置及び光ネットワーク管理方法
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類H04L 12/44 20060101AFI20251002BHJP(電気通信技術)
要約【課題】光パス収容設計における設計負荷を低減する。
【解決手段】複数の単位光ネットワークが光学的に接続された光ネットワークを管理する光ネットワーク管理装置であって、複数の単位光ネットワークのいずれとも異なる別の単位光ネットワークの光ネットワークへの追加が要求された場合、単位光ネットワーク間で使われる第1光チャネルの第1チャネル数と、各単位光ネットワーク内で使われる第2光チャネルの第2チャネル数を含む設定情報から第1チャネル数を取得する取得手段と、光ネットワークで使われる複数の光チャネルを管理するDBに対し、複数の単位光ネットワークの各々と別の単位光ネットワークの間で使われる第1チャネル数に応じた数の第1光チャネル群が予約される前に、DBに空きがないと、既に予約した光チャネルの一部をDBから解放し、解放後のDBの空きに第1光チャネル群の予約を割り当てる予約手段と、を有する。
【選択図】図10

特許請求の範囲【請求項1】
複数の単位光ネットワークが光学的に接続された光ネットワークを管理する光ネットワーク管理装置であって、
前記複数の単位光ネットワークのいずれとも異なる別の単位光ネットワークの前記光ネットワークへの追加が要求された場合に、前記複数の単位光ネットワークの間で使用される第1光チャネルの第1チャネル数と、前記光ネットワークに属する各単位光ネットワークのネットワーク内で使用される第2光チャネルの第2チャネル数とを含む設定情報から前記第1チャネル数を取得する取得手段と、
前記光ネットワークで使用される複数の光チャネルを管理するデータベースに対し、前記複数の単位光ネットワークのそれぞれと前記別の単位光ネットワークの間で使用される前記第1チャネル数に応じた数の第1光チャネル群が予約される前に、前記データベースに空きがあるか否かを判断する判断手段と、
前記データベースに前記空きがない場合、既に予約した所定の光チャネルの一部を前記データベースから解放し、前記所定の光チャネルの一部を解放した後の前記データベースの前記空きに前記第1光チャネル群の予約を割り当てる予約手段と、
を有する光ネットワーク管理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記判断手段は、前記所定の光チャネルの後半部を前記データベースから解放し、
前記予約手段は、前記所定の光チャネルの一部を解放した後の前記データベースの前記空きに前記第1光チャネル群の予約を割り当てる、
ことを特徴とする請求項1に記載の光ネットワーク管理装置。
【請求項3】
前記予約手段は、前記データベースに対し、前記複数の単位光ネットワークのそれぞれと前記別の単位光ネットワークの間で使用される前記第1チャネル数の倍数の前記第1光チャネル群の予約を割り当てる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ネットワーク管理装置。
【請求項4】
前記判断手段は、前記第1光チャネル群の一部に光パスが設定されたと判断した場合、前記第1光チャネル群の残部に対する予約の割り当てを解放し、前記残部の再利用を許可する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ネットワーク管理装置。
【請求項5】
前記判断手段は、前記データベースに前記空きがなく、かつ、前記第1光チャネル群の未使用本数が閾値本数未満である場合、前記複数の単位光ネットワークと前記別の単位光ネットワークのいずれとも異なる新たな単位光ネットワークの追加を提案するメッセージを表示する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ネットワーク管理装置。
【請求項6】
前記複数の単位光ネットワークの少なくとも1つは、メッシュ型に接続された複数のノードを含み、
前記複数のノードの各々は、入力された光信号の波長を変換せずに出力する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ネットワーク管理装置。
【請求項7】
複数の単位光ネットワークが光学的に接続された光ネットワークを管理する光ネットワーク管理方法であって、
前記複数の単位光ネットワークのいずれとも異なる別の単位光ネットワークの前記光ネットワークへの追加が要求された場合に、前記複数の単位光ネットワークの間で使用される第1光チャネルの第1チャネル数と、前記光ネットワークに属する各単位光ネットワークのネットワーク内で使用される第2光チャネルの第2チャネル数とを含む設定情報から前記第1チャネル数を取得し、
前記光ネットワークで使用される複数の光チャネルを管理するデータベースに対し、前記複数の単位光ネットワークのそれぞれと前記別の単位光ネットワークの間で使用される前記第1チャネル数に応じた数の第1光チャネル群が予約される前に、前記データベースに空きがあるか否かを判断し、
前記データベースに前記空きがない場合、既に予約した所定の光チャネルの一部を前記データベースから解放し、前記所定の光チャネルの一部を解放した後の前記データベースの前記空きに前記第1光チャネル群の予約を割り当てる、
光ネットワーク管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本件は光ネットワーク管理装置及び光ネットワーク管理方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
複数のノードが光ファイバによりリング型やメッシュ型に接続された光ネットワークが知られている。ノードとしては、例えばROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer:再構成可能な光分岐挿入装置)が知られている。光ネットワーク内には膨大な数の光パスが設定されて収容される。光パスは光ネットワーク内の始点ノードと終点ノードとの間を結ぶ一連の通信経路である。光ネットワークの設計では、光信号の波長が光ネットワーク内の光パスごとに割り当てられる(例えば特許文献1参照)。
【0003】
光パスの設定には、様々な方法が提案されている。例えば、光パスの設定要求が生じるごとに、光パスの開通が可能な空き経路と空き波長を探索し、空き経路が持つ伝送劣化要因が通信品質に与える影響を評価し、伝送特性が維持可能な場合に、光パスを設定する方法が提案されている。伝送劣化要因としては、例えばPMD(Polarization Mode Dispersion)などが知られている(例えば特許文献2参照)。
【0004】
また、波長開通要求前に、需要計画に基づいて経路及び波長を割り当て予約し、その設計結果に基づき光パスを割り当てる方法も提案されている(例えば特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-039208号公報
特開2010-199891号公報
特開2011-023981号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、光パスを光ネットワークに収容する設計業務(以下、光パス収容設計という)では、事前の需要予測に基づいて光パスが設計される。しかしながら、需要予測に基づいて設計した光パスが光パスの開通時に実際の光パスと乖離する場合がある。
【0007】
例えば、需要計画を実際の光パスが上回る場合がある。この場合、既存の光ネットワークに新たなノードが追加される。また、需要計画を実際の光パスが大きく上回る場合もある。この場合、既存の光ネットワークに新たな別の光ネットワークが追加される。このような光ネットワークのスケールアウト(拡張)が発生すると、光ネットワーク全体での光パスの再設計が要求される。光パスの再設計が発生すると、設計負荷が増大する可能性がある。
【0008】
そこで、1つの側面では、光パス収容設計における設計負荷を低減する光ネットワーク管理装置及び光ネットワーク管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
1つの実施態様では、光ネットワーク管理装置は、複数の単位光ネットワークが光学的に接続された光ネットワークを管理する光ネットワーク管理装置であって、前記複数の単位光ネットワークのいずれとも異なる別の単位光ネットワークの前記光ネットワークへの追加が要求された場合に、前記複数の単位光ネットワークの間で使用される第1光チャネルの第1チャネル数と、前記光ネットワークに属する各単位光ネットワークのネットワーク内で使用される第2光チャネルの第2チャネル数とを含む設定情報から前記第1チャネル数を取得する取得手段と、前記光ネットワークで使用される複数の光チャネルを管理するデータベースに対し、前記複数の単位光ネットワークのそれぞれと前記別の単位光ネットワークの間で使用される前記第1チャネル数に応じた数の第1光チャネル群が予約される前に、前記データベースに空きがあるか否かを判断する判断手段と、前記データベースに前記空きがない場合、既に予約した所定の光チャネルの一部を前記データベースから解放し、前記所定の光チャネルの一部を解放した後の前記データベースの前記空きに前記第1光チャネル群の予約を割り当てる予約手段と、を有する。
【発明の効果】
【0010】
光パス収容設計における設計負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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