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公開番号2025147427
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024047675
出願日2024-03-25
発明の名称アレイアンテナモジュール
出願人富士通株式会社
代理人個人,個人
主分類H01Q 21/06 20060101AFI20250930BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】増幅器の発熱を放熱可能な放熱構造を有するアレイアンテナモジュールを提供する。
【解決手段】アレイアンテナモジュールは、複数層の放熱板と、前記複数層の放熱板を保持する保持部とを有する筐体と、前記複数層の放熱板の間に設けられる複数の基板であって、各基板が端辺を有する、複数の基板と、アレイアンテナを構築する複数のアンテナであって、前記複数の基板の各々に少なくとも1つの前記アンテナが設けられるとともに、前記複数の基板の当該複数の前記端辺から前記複数の基板の外側に向けて電波を放射可能な位置に配置される、複数のアンテナと、前記複数の基板の各々に実装されるとともに、前記複数のアンテナに接続される複数の増幅器であって、各増幅器は、前記基板に実装される第1面と、前記第1面とは反対側の第2面とを有し、前記第2面が前記放熱板に接続される、複数の増幅器とを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数層の放熱板と、前記複数層の放熱板を保持する保持部とを有する筐体と、
前記複数層の放熱板の間に設けられる複数の基板であって、各基板が端辺を有する、複数の基板と、
アレイアンテナを構築する複数のアンテナであって、前記複数の基板の各々に少なくとも1つの前記アンテナが設けられるとともに、前記複数の基板の複数の前記端辺から前記複数の基板の外側に向けて電波を放射可能な位置に配置される、複数のアンテナと、
前記複数の基板の各々に実装されるとともに、前記複数のアンテナに接続される複数の増幅器であって、各増幅器は、前記基板に実装される第1面と、前記第1面とは反対側の第2面とを有し、前記第2面が前記放熱板に接続される、複数の増幅器と
を含む、アレイアンテナモジュール。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記アンテナ及び前記増幅器は、各基板に複数個ずつ設けられており、
各基板において、前記複数個の前記アンテナは、前記端辺に沿って配置されている、請求項1に記載のアレイアンテナモジュール。
【請求項3】
前記筐体は、前記複数層の放熱板の間に設けられ、各基板に前記複数個ずつ設けられている前記増幅器の間を仕切る仕切壁を有する、請求項2に記載のアレイアンテナモジュール。
【請求項4】
前記基板は、前記仕切壁が位置する側の表面に設けられる金属層を有し、
前記仕切壁は、前記金属層に接続されている、請求項3に記載のアレイアンテナモジュール。
【請求項5】
前記第2面と前記放熱板との間に設けられる接着層をさらに含む、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアレイアンテナモジュール。
【請求項6】
前記接着層は、熱伝導性フィラーを含む接着剤で形成されている、請求項5に記載のアレイアンテナモジュール。
【請求項7】
前記放熱板は、炭化シリコン(SiC)、窒化シリコン(SiN)、窒化アルミ(AlN)、シリコン(Si)、若しくは、金属のうちのいずれか1つで形成されている、又は、炭化シリコン(SiC)、窒化シリコン(SiN)、窒化アルミ(AlN)、シリコン(Si)、若しくは、金属のうちのいずれか複数の材料で形成された複数の層が積層された積層構造を有する、請求項1に記載のアレイアンテナモジュール。
【請求項8】
各基板に前記複数個ずつ設けられている前記アンテナのピッチは、前記アンテナの動作周波数における電波の1波長よりも短い、請求項2に記載のアレイアンテナモジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、アレイアンテナモジュールに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、誘電体製の基板の両面に、ダイポールと該ダイポールに給電する給電線がプリントされ、前記基板の両面のうち、少なくとも一方の面に前記ダイポールと離間する導波器がプリントされ、反射器が前記基板の一方の面に設置されて、前記導波器、前記反射器、及び前記ダイポールによって平面八木宇田アンテナが構築され、前記基板の他方の面には、該他方の面の給電線に接続されるテーパ形バラン及び該テーパ形バランに接続される地導体がプリントされている平面マイクロ波アンテナがある。前記平面マイクロ波アンテナは、共通の基板上に複数個並列に配置されて一次元マイクロ波アンテナを構築する。複数の前記一次元マイクロ波アンテナが互いに重ねて配置されて二次元マイクロ波アンテナアレイを構築する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-200719号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の二次元マイクロ波アンテナアレイ(アレイアンテナモジュール)は、放熱構造を有していない。例えば、第五世代移動通信システム(5G)や、第六世代移動通信システム(6G)等のミリ波帯であって、100GHz以上の周波数帯域の電波を送信する場合には、通信距離を延ばすために増幅器で増幅するが、増幅器は発熱するため、放熱構造が必要になる。
【0005】
そこで、増幅器の発熱を放熱可能な放熱構造を有するアレイアンテナモジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の実施形態のアレイアンテナモジュールは、複数層の放熱板と、前記複数層の放熱板を保持する保持部とを有する筐体と、前記複数層の放熱板の間に設けられる複数の基板であって、各基板が端辺を有する、複数の基板と、アレイアンテナを構築する複数のアンテナであって、前記複数の基板の各々に少なくとも1つの前記アンテナが設けられるとともに、前記複数の基板の当該複数の前記端辺から前記複数の基板の外側に向けて電波を放射可能な位置に配置される、複数のアンテナと、前記複数の基板の各々に実装されるとともに、前記複数のアンテナに接続される複数の増幅器であって、各増幅器は、前記基板に実装される第1面と、前記第1面とは反対側の第2面とを有し、前記第2面が前記放熱板に接続される、複数の増幅器とを含む。
【発明の効果】
【0007】
増幅器の発熱を放熱可能な放熱構造を有するアレイアンテナモジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態のアレイアンテナモジュール100の平面構成の一例を示す図である。
図1に示すアレイアンテナモジュール100の一部の構成要素を省いた状態における平面構成(図3のB-B矢視における平面構成)の一例を示す図である。
図1におけるA-A矢視断面の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示のアレイアンテナモジュールを適用した実施形態について説明する。
【0010】
以下、本開示のアレイアンテナモジュールを適用した実施形態について説明する。以下では、同一の要素に同一の符号を付して、重複する説明を省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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