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公開番号2025153099
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024055392
出願日2024-03-29
発明の名称内視鏡
出願人富士フイルム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61B 1/045 20060101AFI20251002BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】挿入部の先端部に備えられた可動部が観察窓を介して撮像される画像内に映り込む場合であっても、自然な見た目の画像を撮像できる内視鏡を提供する。
【解決手段】内視鏡は、挿入部と、挿入部の先端部に配置される観察窓と、先端部に配置される照明窓と、先端部に配置される可動部と、を有し、体腔に照明窓から光を照射して観察窓を介して撮像される画像において、可動部の少なくとも画像に映り込む第1領域が低視認性を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
挿入部と、
前記挿入部の先端部に配置される観察窓と、
前記先端部に配置される照明窓と、
前記先端部に配置される可動部と、
を有し、
体腔に前記照明窓から光を照射して前記観察窓を介して撮像される画像において、前記可動部の少なくとも前記画像に映り込む第1領域が低視認性を有する、
内視鏡。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記画像において、前記第1領域は前記体腔の表面と近似する色を有する、
請求項1に記載の内視鏡。
【請求項3】
前記可動部は、少なくとも前記第1領域が鏡面で構成される、
請求項1に記載の内視鏡。
【請求項4】
前記可動部は、表面全体の中で前記第1領域が部分的に鏡面で構成される、
請求項3に記載の内視鏡。
【請求項5】
前記可動部は、表面全体が鏡面で構成される、
請求項3に記載の内視鏡。
【請求項6】
前記可動部が金属で構成され、前記鏡面が研磨面で構成される、
請求項3に記載の内視鏡。
【請求項7】
前記鏡面の正反射率が60%以上である、
請求項3から6のいずれか1項に記載の内視鏡。
【請求項8】
前記可動部は、少なくとも前記第1領域が、前記体腔の表面と近似する色を有する、
請求項1に記載の内視鏡。
【請求項9】
前記可動部が樹脂で構成され、少なくとも前記第1領域が、前記体腔の表面と近似する色で着色される、
請求項8に記載の内視鏡。
【請求項10】
前記可動部が、前記体腔の表面と近似する色の樹脂で構成される、
請求項7に記載の内視鏡。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内視鏡に係り、特に、挿入部の先端部に可動部を有する内視鏡に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
十二指腸鏡は、内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP:endoscopic retrograde cholangiopancreatography)等に用いられる医療機器であり、他の一般的な内視鏡と異なり、挿入部の先端部に鉗子起立機構(鉗子起上機構ともいう。)を備えている(たとえば、特許文献1等参照)。鉗子起立機構は、鉗子等の処置具を目的位置に誘導しやすくするための機構であり、鉗子出口に備えられた起立台(鉗子台ともいう。)を揺動させて、処置具の導出方向を所望の方向に偏向させる。起立台は、操作部に備えられた鉗子起立レバーの操作によって揺動し、起立、倒伏する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/202541号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
鉗子起立機構を有する内視鏡では、起立台を起立させると、その一部が、観察窓を介して撮像される画像内に映り込む。起立台の色(一般的には銀色)は、体腔の表面の色と異なるため、起立台が画像内に映り込むと、術者によっては目障りと感じる場合がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、挿入部の先端部に備えられた可動部が、観察窓を介して撮像される画像内に映り込む場合であっても、自然な見た目の画像を撮像できる内視鏡を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る内視鏡は、挿入部と、挿入部の先端部に配置される観察窓と、先端部に配置される照明窓と、先端部に配置される可動部と、を有し、体腔に照明窓から光を照射して観察窓を介して撮像される画像において、可動部の少なくとも画像に映り込む第1領域が低視認性を有する。
【0007】
第2の態様に係る内視鏡は、第1の態様に係る内視鏡において、画像において、第1領域は体腔の表面と近似する色を有する。
【0008】
第3の態様に係る内視鏡は、第1又は第2の態様に係る内視鏡において、可動部は、少なくとも第1領域が鏡面で構成される。
【0009】
第4の態様に係る内視鏡は、第3の態様に係る内視鏡において、可動部は、表面全体の中で第1領域が部分的に鏡面で構成される。
【0010】
第5の態様に係る内視鏡は、第3の態様に係る内視鏡において、可動部は、表面全体が鏡面で構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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