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公開番号2025153873
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024056564
出願日2024-03-29
発明の名称電気装置、発振装置、及び方法
出願人東洋紡株式会社
代理人弁理士法人アスフィ国際特許事務所
主分類A01M 29/22 20110101AFI20251002BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】緑地帯において、安定した電力供給が可能な電気装置を提供する。
【解決手段】この発明の一態様の電気装置Eは、緑地帯Gに設置される電気装置であって、電子デバイス1と、電子デバイス1に接続されている有機薄膜太陽電池2とを有する。電子デバイス1は例えば振動子3である。例えば、ぶどうの木などの樹木Wの幹6A又は枝6Bに、螺旋状の基材シート5を巻き付けて電子デバイス1は装着され、有機薄膜太陽電池2は基材シート5の外側に設けられるとともに、基材シート5に振動子3が取り付けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
緑地帯に設置される電気装置であって、
電子デバイスと、前記電子デバイスに接続されている有機薄膜太陽電池とを有する電気装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記電子デバイスは振動子を含む、請求項1に記載の電気装置。
【請求項3】
樹木の幹又は枝に装着される基材シートを有し、前記有機薄膜太陽電池は、前記基材シートのうちの、前記基材シートが前記樹木の幹又は枝に装着される際に外側となる面に設けられている、請求項2に記載の電気装置。
【請求項4】
前記基材シートは、板状の第1形態と渦巻き状又は螺旋状の第2形態とに変形可能な帯状のものである、請求項3に記載の電気装置。
【請求項5】
前記振動子が前記基材シートに設けられている、請求項3に記載の電気装置。
【請求項6】
前記電子デバイスは、前記振動子に接続されている振動制御装置を含み、
前記振動制御装置は、外部から到達する振動を検知した場合に、当該振動の検知に応じて前記振動子を振動させるように構成される、請求項2~5の何れかに記載の電気装置。
【請求項7】
前記電子デバイスは、前記振動子に接続されている振動制御装置を含み、
前記振動制御装置は、外部からの電波を検知した場合に前記振動子を振動させるように構成される、請求項2~5の何れかに記載の電気装置。
【請求項8】
前記振動子の振動周波数は50Hz以上、1000Hz以下である、請求項2~5の何れかに記載の電気装置。
【請求項9】
前記電子デバイスは第1発振器であり、
前記電気装置はさらに、振動子を含む第2発振器を備え、
前記第2発振器は、前記第1発振器から到達する振動を検知し、当該振動の検知に応じて前記第2発振器の振動子を振動させるように構成される、請求項2~5の何れかに記載の電気装置。
【請求項10】
前記第2発振器は、前記第1発振器から到達する振動の周波数を検知し、当該検知された周波数で前記第2発振器の振動子を振動させるように構成される、請求項9に記載の電気装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、果樹園の害虫忌避などに好適な電気装置であって、緑地帯に設置される電気装置、発振装置、及び方法に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
農作物や果樹に付く害虫の駆除や防除に関する研究が行われている。とりわけ、果樹に多く付いて寄生するカメムシ類に関する防除手段として、特許文献1にて開示されるものが知られている。特許文献1は、作物や果実の幹や枝に特定周波数の振動を与えることにより、摂食、交尾や産卵といった害虫の行動を制御し、防除を行うことを可能とすることを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-093831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、振動付与手段として、超磁歪素子を有する加振機や振動発生装置などの電気式のものが用いられている。しかしながら、果樹や農作物は山間地などの緑地帯にあって、緑地帯では近くに電源がないことが多いので、振動付与手段などの電子デバイスへの給電には技術的改良の余地がある。
【0005】
本発明の目的は、緑地帯において、安定した電力供給が可能な電気装置を提供する点にある。また、電気装置に用いる発振装置、及び電気装置に関する方法の提供も目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]本発明は、緑地帯に設置される電気装置であって、
電子デバイスと、前記電子デバイスに接続されている有機薄膜太陽電池とを有する電気装置である、ことを特徴とする。
【0007】
[2]第2の本発明は、[1]に記載の電気装置において、前記電子デバイスが振動子を含むことを特徴とする。
【0008】
[3]第3の本発明は、[1]又は[2]に記載の電気装置において、樹木の幹又は枝に装着される基材シートを有し、前記有機薄膜太陽電池は、前記基材シートのうちの、前記基材シートが前記樹木の幹又は枝に装着される際に外側となる面に設けられていることを特徴とする。
【0009】
[4]第4の本発明は、[3]に記載の電気装置において、前記基材シートは、板状の第1形態と渦巻き状又は螺旋状の第2形態とに変形可能な帯状のものであることを特徴とする。
【0010】
[5]第5の本発明は、[3]又は[4]に記載の電気装置において、前記振動子が前記基材シートに設けられていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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