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公開番号2025157515
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-15
出願番号2025124056,2023206857
出願日2025-07-24,2018-05-17
発明の名称伝送波の処理方法
出願人マクセル株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類H04J 99/00 20090101AFI20251007BHJP(電気通信技術)
要約【課題】高度デジタル放送サービスをより好適に送信または受信する技術を提供する。
【解決手段】方法は、第1の偏波方向で第1の伝送波を送信し、前記第1の偏波方向と異なる第2の偏波方向で第2の伝送波を送信する送信ステップと、前記第1の伝送波と前記第2の伝送波を受信する受信ステップと、前記第1の伝送波と前記第2の伝送波に含まれる階層を識別する階層識別ステップと、を備える。第1の伝送波と第2の伝送波は、それぞれ所定の帯域幅が所定数のセグメントに分割されているものであり、第2の伝送波には、階層識別ステップで、第2の偏波方向の第2の伝送波で伝送されるセグメントのうち、第1の偏波方向の第1の伝送波で伝送される所定の階層に属するセグメントと同じセグメント番号を有するセグメント群を、当該所定の階層とは異なる階層であると識別可能な識別情報が格納されているように構成する。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
デジタル放送システムにおける伝送波の処理方法であって、
放送局側から同一周波数帯で送信電力の異なる上側階層変調波と下側階層変調波を合成した伝送波を伝送する伝送ステップと、
受信装置が前記伝送ステップで伝送された前記伝送波を受信する受信ステップと、
前記受信装置が前記受信ステップで受信した前記伝送波に含まれる識別情報に基づいて、前記上側階層変調波で伝送される放送サービスのサイマル放送が、前記上側階層変調波で伝送される放送サービスと異なる放送サービスとして前記下側階層変調波で伝送されるか否かを識別する識別ステップと、
を備える、
伝送波の処理方法。
続きを表示(約 99 文字)【請求項2】
請求項1に係る伝送波の処理方法において、
前記識別情報は、前記伝送波において、データキャリアと異なる変調がなされるキャリアに格納されている、伝送波の処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、放送送信技術または放送受信技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来のアナログ放送サービスに替わり、1990年代後半より各国でデジタル放送サービスが開始された。デジタル放送サービスは、誤り訂正技術を用いた放送品質の向上、圧縮符号化技術を用いた多チャンネル化及びHD(High Definition)化、BML(Broadcast Markup Language)やHTML5(Hyper Text Markup Language version5)を用いたサービスのマルチメディア化、等を実現した。
【0003】
近年では、さらなる周波数使用効率の向上、高解像度化や高機能化を目的として、各国において、高度デジタル放送方式の検討が進められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-14420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現行のデジタル放送はサービスを開始してから既に10年以上を経過しており、現行のデジタル放送サービスを受信可能な放送受信装置が充分に普及している。このため、現在検討を進めている高度デジタル放送サービスを開始するにあたっては、現行のデジタル放送サービスとの互換性を考慮する必要がある。即ち、現行のデジタル放送サービスの視聴環境を維持しつつ、映像信号のUHD(Ultra High Definition)化等を実現することが好ましい。
【0006】
デジタル放送サービスでUHD放送を実現する技術として特許文献1に記載のシステムがある。しかしながら、特許文献1に記載のシステムは現行のデジタル放送に置き換えるものであり、現行のデジタル放送サービスの視聴環境の維持を考慮したものではない。
【0007】
本発明の目的は、現行のデジタル放送サービスとの互換性も考慮した、より高機能な高度デジタル放送サービスをより好適に送信または受信する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲に記載の技術を用いる。
【0009】
一例を挙げるならば、デジタル放送システムにおける伝送波の処理方法であって、放送局側から同一周波数帯で送信電力の異なる上側階層変調波と下側階層変調波を合成した伝送波を伝送する伝送ステップと、受信装置が前記伝送ステップで伝送された前記伝送波を受信する受信ステップと、前記受信装置が前記受信ステップで受信した前記伝送波に含まれる識別情報に基づいて、前記上側階層変調波で伝送される放送サービスのサイマル放送が、前記上側階層変調波で伝送される放送サービスと異なる放送サービスとして前記下側階層変調波で伝送されるか否かを識別する識別ステップと、を備える、伝送波の処理方法を用いればよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、高度デジタル放送サービスをより好適に送信または受信する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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