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公開番号
2025106944
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2024000571
出願日
2024-01-05
発明の名称
電子機器
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04L
67/141 20220101AFI20250710BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】通信によって発生する障害を抑制しつつ、より好適に障害を解消できるようにする仕組みを提供する。
【解決手段】電子機器は、第1の動作モードを有効化する第1の指示と、第2の動作モードを有効化する第2の指示とを受け付ける受付手段と、前記第1の動作モードでは、前記第1の指示の後にユーザーからの通信を指示する操作がなくとも、第1の通信先との通信を行うように制御するとともに、ファームウェアアップデートのための第2の通信先との通信を行うように制御し、前記第2の動作モードでは、前記第1の通信先との通信を制限するように制御するとともに、前記第2の指示の後にユーザーからの通信を指示する操作がなくとも、前記第2の通信先との通信を行うように制御する制御手段とを有する。
【選択図】図3A
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の動作モードを有効化する第1の指示と、第2の動作モードを有効化する第2の指示とを受け付ける受付手段と、
前記第1の動作モードでは、前記第1の指示の後にユーザーからの通信を指示する操作がなくとも、第1の通信先との通信を行うように制御するとともに、ファームウェアアップデートのための第2の通信先との通信を行うように制御し、
前記第2の動作モードでは、前記第1の通信先との通信を制限するように制御するとともに、前記第2の指示の後にユーザーからの通信を指示する操作がなくとも、前記第2の通信先との通信を行うように制御する制御手段と
を有することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1の指示と前記第2の指示はいずれも当該電子機器の起動指示であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記受付手段は、第1の操作を前記第1の指示として受け付け、前記第1の操作と異なる操作方法である第2の操作を前記第2の指示として受け付けることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記制御手段は、前記第2の動作モードでは、前記第2の指示の後にユーザーからの通信を指示する操作がなくとも、所定の条件を満たしたことに基づいて前記第2の通信先との通信を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記所定の条件は、時間に関する条件であることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記所定の条件は、所定期間の経過、所定の時刻となったこと、及び、無操作状態が所定時間に達したことのうちの少なくとも1つの条件であることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記制御手段は、前記第2の動作モードでは、前記第2の動作モードで起動したことに応じて、前記第2の指示の後にユーザーからの通信を指示する操作がなくとも、前記第2の通信先との通信を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記制御手段は、前記第2の動作モードでの前記第2の通信先との通信によって、当該電子機器の現在のファームウェアよりも新しいバージョンのファームウェアがあるか否かを示す情報を取得するように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
新しいバージョンのファームウェアがあることを示す情報を取得できた場合、前記制御手段は、ファームウェアアップデートを実行するか否かを確認する確認画面を表示するように制御し、前記確認画面を表示している状態でユーザーからのファームウェアアップデートの実行を指示する操作を受け付けた場合に、前記新しいバージョンのファームウェアでのアップデートの処理を実行するように制御することを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
【請求項10】
前記制御手段は、前記確認画面を、前記新しいバージョンのファームウェアがあることを示す情報を取得できたことに応じたタイミングと、電源をオフとする操作に応じたタイミングの少なくとも一方のタイミングで表示するように制御することを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、電子機器の制御方法、プログラム及び記録媒体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、通信による障害、例えば、Webサーバーとの接続時に装置のプログラム障害によって、装置がシャットダウンしてしまうことがあった。装置を起動してもすぐシャットダウンしてしまうと、Webサーバー接続に関係ないサービスまでもユーザーに提供出来なくなってしまう。これに対し、通常の起動操作と異なる起動操作によって、自動的なネットワーク接続を禁止(制限)したモード(セーフモード)で起動することで通信による障害を抑制しつつ、ネットワーク接続以外のサービスをユーザーに提供する方法が従来知られている。
【0003】
特許文献1では、再起動処理を実行しても画像形成装置が正常に起動しないという不都合に対し、予め定められた再起動対象エラーが発生したとき、外部機器との通信で使用するネットワークポートを無効化した状態で再起動処理を実行することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-194833号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
通信が制限されたモードでの起動後に、障害要因が解決された新しいファームウェアが公開され、ユーザーによる手動操作によって新しいファームウェアをダウンロードし、ファームウェアアップデートを行って再起動することで、再び自動的なネットワーク接続を障害なく行え、通信が必要な機能(Webサービス等)をユーザーが使用することができるようになる。しかしながら、通信が制限されたモードで起動している場合、自動的な通信接続が制限されているため、新しいファームウェアがアップデートされたかどうかの情報を自動的に受信することができない。そのため、ユーザーが、障害要因が解決された新しいファームウェアがあることを知らなければ、新しいファームウェアでアップデートして障害を解決することができず、通信が制限された状態では利用できない機能を利用できないままとなってしまう。障害要因が解決された新しいファームウェアがある事をユーザーがWeb情報やコールセンター等から情報を得られた場合であっても、ユーザーが手動操作で最新のファームウェアをダウンロードする操作が必要となり、煩わしい。
【0006】
そこで本発明は、上記課題を鑑み、通信によって発生する障害を抑制しつつ、より好適に障害を解消できるようにする仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
電子機器は、第1の動作モードを有効化する第1の指示と、第2の動作モードを有効化する第2の指示とを受け付ける受付手段と、前記第1の動作モードでは、前記第1の指示の後にユーザーからの通信を指示する操作がなくとも、第1の通信先との通信を行うように制御するとともに、ファームウェアアップデートのための第2の通信先との通信を行うように制御し、前記第2の動作モードでは、前記第1の通信先との通信を制限するように制御するとともに、前記第2の指示の後にユーザーからの通信を指示する操作がなくとも、前記第2の通信先との通信を行うように制御する制御手段とを有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、通信によって発生する障害を抑制しつつ、より好適に障害を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
印刷システムの構成例を示す図である。
プリンタのハードウェア構成例を示すブロック図である。
プリンタの制御方法を示すフローチャートである。
プリンタの制御方法を示すフローチャートである。
プリンタの制御方法を示すフローチャートである。
表示される画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、好適な実施形態を例示的に説明する。ただし、本実施形態については、その趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下に記載する実施形態に対して適宜変更、改良が加えられたものについても本実施形態の範囲に入ることが理解されるべきである。
(【0011】以降は省略されています)
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