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公開番号2025159214
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2025138177,2021108063
出願日2025-08-21,2021-06-29
発明の名称ズームレンズおよびそれを有する撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 15/20 20060101AFI20251009BHJP(光学)
要約【課題】 ネガティブリードのズームレンズにおいて、小型かつ広画角でありながら広いズーム域で高い光学性能を有するズームレンズを実現すること。
【解決手段】 ズームレンズL0は、負の屈折力の第1レンズ群L1と、1以上のレンズ群を含む中間群Lmと、正の屈折力の最終レンズ群を有する。第1レンズ群L1は、物体側から像側へ順に連続して配置された第1負レンズ、第2負レンズ、第3負レンズを有する。第1レンズ群L1に含まれる負レンズの枚数は4枚以下である。中間群Lmは物体側に凸面となる接合面を有する複数の接合レンズと、中間群Lmに含まれる負の屈折力のレンズ要素のうち最も像側に配置されるレンズ要素Lnを有する。ズームレンズL0は所定の条件式を満足する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群と、1以上のレンズ群を含む中間群と、正の屈折力の最終レンズ群から構成され、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、
前記ズームレンズは開口絞りを有し、
前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に連続して配置された第1負レンズ、第2負レンズ、第3負レンズを有し、
前記第1レンズ群に含まれる負レンズの枚数は4枚以下であり、
前記中間群は物体側に凸面となる接合面を有する複数の接合レンズと、前記中間群に含まれる負の屈折力のレンズ要素のうち最も像側に配置されるレンズ要素Lnを有し、
前記第1レンズ群の焦点距離をf1、広角端における前記ズームレンズの焦点距離をfw、広角端における前記ズームレンズの最も物体側のレンズ面から前記開口絞りまでの光軸上の距離をL1s、広角端における前記開口絞りから前記レンズ要素Lnの最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をLsn、前記レンズ要素Lnの焦点距離をfn、前記第1レンズ群に含まれる負レンズの材料の中でd線に対するアッベ数が最も大きいレンズL1nのアッベ数をνd1nとするとき、
1.2<|f1|/fw<2.0
0.5<L1s/Lsn<1.8
0.7<|fn|/Lsn<2.0
80.0<νd1n<100.0
なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1レンズ群は最も物体側に配置された負レンズL11を有し、
広角端における前記中間群の焦点距離をfmw、前記負レンズL11の焦点距離をf11とするとき、
2.0<fmw/fw<3.6
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項3】
前記第1レンズ群は最も物体側に配置された負レンズL11と、前記負レンズL11の像側に隣接して配置された負レンズL12を有し、
前記負レンズL11の焦点距離をf11、前記負レンズL12の焦点距離をf12とするとき、
0.70<f11/f12<2.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
【請求項4】
前記レンズ要素Lnの最も像側のレンズ面から像面までの光軸上の距離をsknとするとき、
1.0<|fn|/skn<3.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項5】
前記最終レンズ群の焦点距離をfLとするとき、
1.0<fL/|fn|<5.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項6】
前記第1レンズ群に含まれる負レンズの中でd線に対するアッベ数が最も大きい負レンズL1nの焦点距離をf1nとするとき、
1.5<f1n/f1<3.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項7】
前記中間群に含まれ、物体側に凸面を向けた接合面を有する接合レンズの中で最も像側に配置される接合レンズLmcは正レンズと負レンズを含み、
前記接合レンズLmcに含まれる負レンズのd線に対するアッベ数をνdmn、前記接合レンズLmcに含まれる正レンズのd線に対するアッベ数をνdmpとするとき、
35.0<νdmp-νdmn<70.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項8】
広角端から望遠端へのズーミングに際して、前記第1レンズ群は像側に移動した後に物体側に移動することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項9】
前記中間群は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群からなることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項10】
前記中間群は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と負の屈折力の第4レンズ群からなることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のズームレンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ズームレンズ等に関し、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、放送用カメラ、銀塩フィルム用カメラ等の撮像装置に好適なものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
レンズ全系が小型で、広角化が容易なズームレンズとして、最も物体側に負の屈折力のレンズ群が配置されるネガティブリード型のズームレンズが知られている。
【0003】
特許文献1には、5つのレンズ群よりなるネガティブリード型のズームレンズが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-176096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ネガティブリード型のズームレンズではレンズ構成が非対称となるため、諸収差の補正が難しいという課題があった。例えばネガティブリード型のズームレンズにおいて広画角化を図るには、負の屈折力の第1レンズ群の屈折力を強くする必要がある。しかしながら、この場合広角域における倍率色収差等の諸収差が大きく発生し易くなってしまう。
【0006】
ネガティブリード型のズームレンズにおいて光学系を小型かつ広画角としつつ高い光学性能を得るには、強い屈折力を持つ第1レンズ群で生じる諸収差を補正するために、開口絞りより像側に配置されるレンズ群を適切に構成する必要がある。しかしながら、特許文献1に記載のズームレンズではこの点において必ずしも十分でなかった。
【0007】
そこで、本発明はネガティブリードのズームレンズにおいて、小型かつ広画角でありながら広いズーム域で高い光学性能を有するズームレンズを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群と、1以上のレンズ群を含む中間群と、正の屈折力の最終レンズ群から構成され、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、前記ズームレンズは開口絞りを有し、前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に連続して配置された第1負レンズ、第2負レンズ、第3負レンズを有し、前記第1レンズ群に含まれる負レンズの枚数は4枚以下であり、前記中間群は物体側に凸面となる接合面を有する複数の接合レンズと、前記中間群に含まれる負の屈折力のレンズ要素のうち最も像側に配置されるレンズ要素Lnを有し、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、広角端における前記ズームレンズの焦点距離をfw、広角端における前記ズームレンズの最も物体側のレンズ面から前記開口絞りまでの光軸上の距離をL1s、広角端における前記開口絞りから前記レンズ要素Lnの最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をLsn、前記レンズ要素Lnの焦点距離をfn、前記第1レンズ群に含まれる負レンズの材料の中でd線に対するアッベ数が最も大きいレンズL1nのアッベ数をνd1nとするとき、
1.2<|f1|/fw<2.0
0.5<L1s/Lsn<1.8
0.7<|fn|/Lsn<2.0
80.0<νd1n<100.0
なる条件式を満足することを特徴とする
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ネガティブリードのズームレンズにおいて、小型かつ広画角でありながら広いズーム域で高い光学性能を有するズームレンズを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。
実施例1のズームレンズの収差図である。
実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。
実施例2のズームレンズの収差図である。
実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。
実施例3のズームレンズの収差図である。
実施例4のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。
実施例4のズームレンズの収差図である。
撮像装置を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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