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公開番号
2025161159
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024064112
出願日
2024-04-11
発明の名称
電気イオン濃縮装置
出願人
栗田工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C02F
1/469 20230101AFI20251017BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】同極性のイオンであっても別々に流出口して回収することができる電気イオン濃縮装置を提供する。
【解決手段】一端側に流入口を有し、他端側に複数個の流出口を有するシェル2と、該シェル2内に配置され、該一端側から他端側に向って延在する4本以上の電極と、該シェル内に充填された導電性物質とを有する電気イオン濃縮装置であって、該電極として、シェルの長手方向と直交方向の断面におけるシェル中心点を挟んで対となるように複数対の電極5a~5dが配置されている電気イオン濃縮装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一端側に流入口を有し、他端側に複数個の流出口を有するシェルと、
該シェル内に配置され、該一端側から他端側に向って延在する4本以上の電極と、
該シェル内に充填された導電性物質と
を有する電気イオン濃縮装置であって、
該電極として、シェルの長手方向と直交方向の断面におけるシェル中心点を挟んで対となるように複数対の電極が配置されている電気イオン濃縮装置。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記シェルの中心点を中心として周回する周回方向に等間隔に前記電極が配置されている請求項1の電気イオン濃縮装置。
【請求項3】
前記中心点を挟んで対となる電極に同極の電圧が添加され、前記周回方向において隣り合う電極に互いに反対の極性の電圧が印加される請求項2の電気イオン濃縮装置。
【請求項4】
前記他端面の中心部と、該他端面の周縁部とにそれぞれ前記流出口が設けられている請求項1~3のいずれかの電気イオン濃縮装置。
【請求項5】
前記他端面の中心を通る一直線方向に複数の前記流出口が設けられている請求項1~3のいずれかの電気イオン濃縮装置。
【請求項6】
前記導電性物質は、イオン交換樹脂、無機イオン交換体、又は金属有機構造体である請求項1~3のいずれかの電気イオン濃縮装置。
【請求項7】
前記電圧は、直流電圧、交流電圧または、直流と交流電圧の内の一つであり、前記電圧が任意の時間中で変化可能な請求項1~3のいずれかの電気イオン濃縮装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水中のイオンを濃縮するための電気イオン濃縮装置に関する。本発明の一態様は、複数のイオンが共存する水中から特定のイオンを濃縮回収する電気イオン濃縮装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
水中のイオンを濃縮する装置として連続式電気脱イオン装置が広く用いられている。連続式電気脱イオン装置は、電極(陽極,陰極)の間に複数のアニオン交換膜及びカチオン交換膜を交互に配列して濃縮室と被処理水室(脱塩室)とを形成し、被処理水室にアニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂との混合イオン交換樹脂等のイオン交換体を充填した構成を有している。被処理水室(脱塩室)にイオンを含む被処理水を通水し、電極間に電圧を印加することにより、被処理水をイオン濃度が低い処理水とイオン濃度が高い濃縮水とに分離する(特許文献1,2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特公平4-72567号公報
特開2000-350991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の電気脱イオン装置のイオンの移動方向は一次元方向(陽極と陰極とを結ぶ方向)のみに限られている。そのため、同極性のイオンは、種類によらず、同一の方向にのみ移動するため、同極性のイオン種を区別して回収することはできない。
【0005】
本発明は、同極性のイオンであっても別々に分離して回収することができる電気イオン濃縮装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電気イオン濃縮装置の要旨は、以下の通りである。
【0007】
[1] 一端側に流入口を有し、他端側に複数個の流出口を有するシェルと、
該シェル内に配置され、該一端側から他端側に向って延在する4本以上の電極と、
該シェル内に充填された導電性物質と
を有する電気イオン濃縮装置であって、
該電極として、シェルの長手方向と直交方向の断面におけるシェル中心点を挟んで対となるように複数対の電極が配置されている電気イオン濃縮装置。
【0008】
[2] 前記シェルの中心点を中心として周回する周回方向に等間隔に前記電極が配置されている[1]の電気イオン濃縮装置。
【0009】
[3] 前記中心点を挟んで対となる電極に同極の電圧が添加され、前記周回方向において隣り合う電極に互いに反対の極性の電圧が印加される[2]の電気イオン濃縮装置。
【0010】
[4] 前記他端面の中心部と、該他端面の周縁部とにそれぞれ前記流出口が設けられている[1]~[3]のいずれかの電気イオン濃縮装置。
(【0011】以降は省略されています)
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