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公開番号
2025161917
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2025138973,2021577501
出願日
2025-08-22,2021-12-17
発明の名称
導電性粒子、ソケット、導電材料及び接続構造体
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
弁理士法人大阪フロント特許事務所
主分類
H01B
5/00 20060101AFI20251017BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】長期間に渡り圧縮されても、高い接続信頼性を維持することができる導電性粒子を提供する。
【解決手段】本発明に係る導電性粒子は、基材粒子と、前記基材粒子の表面上に配置された導電部とを備える導電性粒子であり、前記導電性粒子を20%圧縮した状態で168時間保持した後の圧縮回復率が、85%以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材粒子と、前記基材粒子の表面上に配置された導電部とを備える導電性粒子であり、
前記導電性粒子を20%圧縮した状態で168時間保持した後の圧縮回復率が、85%以上である、導電性粒子。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記導電部が、第1の導電層を有し、
前記第1の導電層の材料が、延展性金属を含み、
前記導電性粒子の粒子径の、前記第1の導電層の厚みに対する比が、50以上1000以下である、請求項1に記載の導電性粒子。
【請求項3】
前記導電性粒子を荷重1000mNで圧縮したときの圧縮変形率が、10%以上である、請求項1又は2に記載の導電性粒子。
【請求項4】
前記基材粒子を14.12mN/秒の負荷速度で1961mNまで負荷した後、14.12mN/秒の除荷速度で除荷したときに、
負荷時の圧縮荷重が500mNにおける圧縮変位の、除荷時の圧縮荷重が500mNにおける圧縮変位に対する比が、0.7以上であり、
負荷時の圧縮荷重が1000mNにおける圧縮変位の、除荷時の圧縮荷重が1000mNにおける圧縮変位に対する比が、0.7以上である、請求項1~3のいずれか1項に記載の導電性粒子。
【請求項5】
前記基材粒子の材料が、ポリエーテル骨格を有する多官能(メタ)アクリレートを含み、
前記基材粒子の材料100重量%中、前記ポリエーテル骨格を有する多官能(メタ)アクリレートの含有量が、5重量%以上である、請求項1~4のいずれか1項に記載の導電性粒子。
【請求項6】
前記導電性粒子の粒子径が、100μm以上1000μm以下である、請求項1~5のいずれか1項に記載の導電性粒子。
【請求項7】
前記導電部が、2層以上の積層構造を有し、
前記導電部の外表面の材料が、金、銀、銅、錫、亜鉛、ニッケル、ベリリウム、コバルト、パラジウム、白金、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、又はこれらの合金である、請求項1~6のいずれか1項に記載の導電性粒子。
【請求項8】
ソケット又はコネクタを得るために用いられる、請求項1~7のいずれか1項に記載の導電性粒子。
【請求項9】
ソケット本体と、請求項1~8のいずれか1項に記載の導電性粒子とを備え、
前記導電性粒子が、接続端子を構成している、ソケット。
【請求項10】
請求項1~8のいずれか1項に記載の導電性粒子と、バインダーとを含む、導電材料。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基材粒子の表面上に導電部が配置されている導電性粒子に関する。また、本発明は、上記導電性粒子を用いたソケット、導電材料及び接続構造体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
異方性導電ペースト及び異方性導電フィルム等の異方性導電材料が広く知られている。上記異方性導電材料では、バインダー中に導電性粒子が分散されている。
【0003】
上記異方性導電材料は、フレキシブルプリント基板(FPC)、ガラス基板、ガラスエポキシ基板及び半導体チップ等の様々な接続対象部材の電極間を電気的に接続し、接続構造体を得るために用いられている。また、上記導電性粒子として、基材粒子と、該基材粒子の表面上に配置された導電部とを有する導電性粒子が用いられることがある。
【0004】
近年、IOT、5G通信、VR、AR、人工知能、及び自動運転システム等の市場拡大に伴う情報量の増加や通信速度の高速化により、データサーバー、PC、及び携帯端末等のプロセッサには、情報処理速度の高速化がより一層求められている。
【0005】
大容量の情報を高速に処理する方法としては、例えば、CPU(中央演算処理装置)の処理能力を向上させる方法等が挙げられる。CPUの処理能力を向上させるために、CPUとマザーボードとを接続するソケット(CPUソケット)の金属端子(金属ピン)の多ピン化及び狭ピッチ化が進行している。
【0006】
金属端子(金属ピン)を用いたソケットの一例が下記の特許文献1に開示されている。下記の特許文献1には、半導体素子又は半導体装置等の電子部品と実装基板との間に介在して電子部品を着脱可能に装着するとともに、電子部品と実装基板とを電気的に接続する電子部品用ソケットが開示されている。上記電子部品用ソケットでは、樹脂から構成されたソケット本体の実装面側に、接続端子が設けられている。この接続端子は、ソケット本体と一体にソケット本体から突出して設けられた樹脂バンプの外面に、導体膜が被着して形成されている。上記電子部品用ソケットでは、上記導体膜の内面に基端が接合され、かつ基端側が上記樹脂バンプ及び上記ソケット本体に埋没して封止されて、接続端子が設けられている。この接続端子は、先端側が上記ソケット本体の実装面とは反対面側から屈曲形状に延出して形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2003-297507号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1に記載されているような従来のソケット等では、さらなる多ピン化及び狭ピッチ化に対応するために、微細な金属端子(金属ピン)を加工することが非常に困難である。また、金属端子(金属ピン)を微細化することで、金属端子(金属ピン)の強度が低下し、CPU接続時等に金属端子(金属ピン)が折れたり、曲がったりすることで、接続不良が発生することがある。従来の金属端子(金属ピン)を用いるソケットでは、さらなる多ピン化及び狭ピッチ化に対応することは困難であり、情報処理速度の高速化を実現することが困難である。
【0009】
本発明の目的は、長期間に渡り圧縮されても、高い接続信頼性を維持することができる導電性粒子を提供することである。また、本発明の目的は、上記導電性粒子を用いた導電材料及び接続構造体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは、上記の課題を鋭意検討した結果、金属端子(金属ピン)の代わりに、特定の導電性粒子を用いることで、上記の課題を解決できることを見出した。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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