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公開番号
2025167127
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024071456
出願日
2024-04-25
発明の名称
オイル塗布装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
F16N
3/04 20060101AFI20251030BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】潤滑剤を適切に塗布するとともに潤滑材を好適に回収可能な技術を提案する。
【解決手段】オイル塗布装置は、ロータコアの中心孔に挿入可能であり、潤滑剤吐出口が設けられた上部治具と、前記潤滑剤吐出口から吐出された潤滑剤を回収する潤滑剤回収路が設けられた下部治具を有し、上部治具がロータコアに上側からシャフトが圧入されるときに、シャフトに押されて中心孔内を下側へ移動する。オイル塗布装置の使用時には、上部治具は潤滑剤吐出口から潤滑剤を吐出する。また、上部治具はシャフトに押されて中心孔内を下側へ移動する。このため、ロータコアの中心孔の広い範囲に潤滑剤を塗布でき、シャフトを中心孔にスムーズに圧入できる。潤滑剤は上部治具から下部治具へ流れるので、下部治具に設けられた潤滑剤回収路によって回収される。そのため、潤滑剤を適切に塗布できるとともに潤滑材を好適に回収できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
オイル塗布装置であって、
ロータコアの中心孔に挿入可能であり、潤滑剤吐出口が設けられた上部治具と、
前記潤滑剤吐出口から吐出された潤滑剤を回収する潤滑剤回収路が設けられた下部治具、
を有し、
前記上部治具が、前記ロータコアに上側からシャフトが圧入されるときに、前記シャフトに押されて前記中心孔内を下側へ移動するように構成されている、
オイル塗布装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は、オイル塗布装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、圧入部材を被圧入部材に圧入する圧入工程において、被圧入部材に潤滑剤を塗布する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-134715号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
圧入部材を被圧入部材に接触させる面に適切に潤滑剤を塗布すると、圧入がスムーズになる。他方、塗布する潤滑剤が多すぎると、過剰な潤滑剤が設備に付着し、設備の管理が困難となる。本明細書では、潤滑剤を適切に塗布するとともに潤滑材を好適に回収可能な技術を提案する。
【0005】
(態様1)
本明細書が開示する態様1のオイル塗布装置は、ロータコアの中心孔に挿入可能であり、潤滑剤吐出口が設けられた上部治具と、前記潤滑剤吐出口から吐出された潤滑剤を回収する潤滑剤回収路が設けられた下部治具、を有し、前記上部治具が、前記ロータコアに上側からシャフトが圧入されるときに、前記シャフトに押されて前記中心孔内を下側へ移動するように構成されている。
【0006】
上記のオイル塗布装置の使用時には、上部治具がロータコアの中心孔に挿入され、下部治具が上部治具の下側に配置される。上部治具は、潤滑剤吐出口から潤滑剤を吐出することによってロータコアの中心孔に潤滑剤を塗布する。また、ロータコアに上側からシャフトが圧入されるときに、上部治具がシャフトに押されて中心孔内を下側へ移動する。このため、ロータコアの中心孔の広い範囲に潤滑剤を塗布でき、シャフトを中心孔にスムーズに圧入できる。また、潤滑剤は、上部治具から下部治具へ流れるので、下部治具に設けられた潤滑剤回収路によって回収される。このように、このオイル塗布装置によれば、潤滑剤を適切に塗布できるとともに潤滑材を好適に回収できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
オイル塗布装置の斜視図である。
オイル塗布装置の斜視図である。
圧入工程の説明図である。
【0008】
図1、2に示すオイル塗布装置100は、上部治具10と下部治具20を有している。上部治具10と下部治具20はそれぞれ、円柱形状を有している。図2に示すように、上部治具10は下部治具20の上側に配置される。
【0009】
上部治具10の内部には、潤滑剤流路が設けられている。潤滑剤流路の下流端は、上部治具10の径方向に沿って伸びており、上部治具10の外周面に設けられた潤滑剤吐出口12に接続されている。潤滑剤吐出口12は、潤滑材(例えば、油)を上部治具10内から外部へ吐出する。
【0010】
上部治具10の外周面には、溝14が設けられている。溝14は、潤滑剤吐出口12から下向き方向に沿って伸びている。潤滑剤吐出口12から垂れた潤滑剤は、溝14に沿って下側へ流れる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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