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公開番号
2025010395
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024193179,2020009404
出願日
2024-11-01,2020-01-23
発明の名称
建設資材製造方法、および、地盤固化方法
出願人
三井住友建設株式会社
,
公立大学法人大阪
代理人
弁理士法人インテクト国際特許事務所
,
個人
主分類
E02D
3/12 20060101AFI20250109BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】より強度を向上させた生物分解性の建設資材製造方法、および、地盤固化方法を提供する。
【解決手段】
生分解プラスチックPのペレットを粉末化し(S1)、粉末化した生分解プラスチックを、所定のメッシュ値のフィルタでフィルタリングし(S2)、混合対象土と、フィルタリングされた生分解プラスチックと、を混合した生分解プラスチック混合土を生成し(S3)、生分解プラスチックが融解する温度以上、生分解プラスチックが熱分解しない温度で、生分解プラスチック混合土を、フィルタのメッシュ値に応じた所定時間加熱し(S5)、加熱した生分解プラスチック混合土を、生分解プラスチックのガラス転移点以下まで冷却して固化する(S6)。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
生分解プラスチックのペレットを粉末化する粉末化ステップと、
前記粉末化した生分解プラスチックを、所定のメッシュ値のフィルタでフィルタリングするフィルタリングステップと、
混合対象土と、前記フィルタリングされた生分解プラスチックと、を混合した生分解プラスチック混合土を生成する混合ステップと、
前記生分解プラスチックが融解する温度以上、前記生分解プラスチックが熱分解しない温度で、前記生分解プラスチック混合土を、前記フィルタのメッシュ値に応じた所定時間加熱する加熱ステップと、
前記加熱した生分解プラスチック混合土を、前記生分解プラスチックのガラス転移点以下まで冷却して固化する固化ステップと、
を含むことを特徴とする建設資材製造方法。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の建設資材製造方法において、
前記フィルタリングステップは、前記粉末化した生分解プラスチックを、メッシュ値が異なる2種類のフィルタで所定の範囲の粒径に収まるようにフィルタリングすることを特徴とする建設資材製造方法。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の建設資材製造方法において、
前記生分解プラスチックの割合が、前記混合対象土より少ないことを特徴とする建設資材製造方法。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の建設資材製造方法において、
前記生分解プラスチックが、ポリ乳酸であることを特徴とする建設資材製造方法。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の建設資材製造方法において、
前記生分解プラスチックが、天然物利用系の高分子であることを特徴とする建設資材製造方法。
【請求項6】
生分解プラスチックのペレットを粉末化する粉末化ステップと、
前記粉末化した生分解プラスチックを、所定のメッシュ値のフィルタでフィルタリングするフィルタリングステップと、
混合対象土と、前記フィルタリングされた生分解プラスチックと、を混合した生分解プラスチック混合土を、地盤に敷設する敷設ステップと、
前記生分解プラスチックが融解する温度以上、前記生分解プラスチックが熱分解しない温度で、前記敷設された生分解プラスチック混合土を、前記フィルタのメッシュ値に応じた所定時間加熱する加熱ステップと、
前記加熱した生分解プラスチック混合土を、前記生分解プラスチックのガラス転移点以下まで冷却して固化する固化ステップと、
を含むことを特徴とする地盤固化方法。
【請求項7】
請求項6に記載の地盤固化方法において、
前記生分解プラスチック混合土が敷設された後に、振動により圧縮する圧縮ステップを更に含むことを特徴とする地盤固化方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生物分解性の建設資材製造方法、および、地盤固化方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、環境負荷軽減のため生分解性の材料が注目され、建設関連においても生分解性の材料の適用の研究がされている。例えば、特許文献1には、ポリビニルアルコール等の生分解性ポリマーと生分解性ポリマーの硬化剤とを対象地盤に注入する生分解性地盤改良材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-47337号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記技術では、液体のポリビニルアルコールを硬化剤と共に注入しているため、地盤として十分な強度を得ることが難しいという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は上記の問題点等に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、より強度を向上させた生物分解性の建設資材製造方法等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、生分解プラスチックのペレットを粉末化する粉末化ステップと、前記粉末化した生分解プラスチックを、所定のメッシュ値のフィルタでフィルタリングするフィルタリングステップと、混合対象土と、前記フィルタリングされた生分解プラスチックと、を混合した生分解プラスチック混合土を生成する混合ステップと、前記生分解プラスチックが融解する温度以上、前記生分解プラスチックが熱分解しない温度で、前記生分解プラスチック混合土を、前記フィルタのメッシュ値に応じた所定時間加熱する加熱ステップと、前記加熱した生分解プラスチック混合土を、前記生分解プラスチックのガラス転移点以下まで冷却して固化する固化ステップと、を含むことを特徴とする。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の建設資材製造方法において、前記フィルタリングステップは、前記粉末化した生分解プラスチックを、メッシュ値が異なる2種類のフィルタで所定の範囲の粒径に収まるようにフィルタリングすることを特徴とする建設資材製造方法。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の建設資材製造方法において、前記生分解プラスチックの割合が、前記混合対象土より少ないことを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の建設資材製造方法において、前記生分解プラスチックが、ポリ乳酸であることを特徴とする。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の建設資材製造方法において、前記生分解プラスチックが、天然物利用系の高分子であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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