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公開番号
2025011695
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113955
出願日
2023-07-11
発明の名称
腸状態推定プログラム、腸状態推定装置、および腸状態推定システム
出願人
ダイキン工業株式会社
,
国立大学法人徳島大学
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
A61B
10/00 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】所定の刺激が付与された後の腸の状態を推定する。
【解決手段】腸状態推定プログラムは、対象者に関する刺激前指標を取得する刺激前指標取得処理と、記憶装置(420)に予め記憶された複数人に関する相関情報を取得する相関情報取得処理と、刺激前指標取得処理において取得した刺激前指標と相関情報取得処理において取得した相関情報とに基づいて、対象者に関する刺激後指標を推定する推定処理とを、コンピュータ(200,400)に実行させる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
対象者の腸の状態を推定する処理をコンピュータ(200,400)に実行させる腸状態推定プログラムであって、
腸音に関する指標を腸音指標とし、
所定の刺激が付与される前の上記腸音指標を刺激前指標とし、
所定の刺激が付与された後の上記腸音指標を刺激後指標とし、
上記刺激前指標と、上記刺激前指標に対する上記刺激後指標の比との関係を示す情報を相関情報としたときに、
コンピュータ(200,400)に、
上記対象者に関する上記刺激前指標を取得する刺激前指標取得処理と、
記憶装置(420)に予め記憶された複数人に関する上記相関情報を取得する相関情報取得処理と、
上記刺激前指標取得処理において取得した上記刺激前指標と上記相関情報取得処理において取得した上記相関情報とに基づいて、上記対象者に関する上記刺激後指標を推定する推定処理とを、実行させる
腸状態推定プログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
上記刺激前指標は、上記推定処理を実行する直前に集音装置(110)において計測された指標である
請求項1に記載の腸状態推定プログラム。
【請求項3】
上記刺激前指標は、過去の平常時に計測された指標である
請求項1に記載の腸状態推定プログラム。
【請求項4】
上記対象者が推定したい刺激を推定刺激としたときに、
上記対象者によって入力された推定刺激の情報を取得する推定刺激取得処理と、
上記推定処理としての、上記推定刺激取得処理において取得した上記推定刺激に関する上記対象者の上記刺激後指標を推定する処理とを、コンピュータ(200,400)に実行させる
請求項1に記載の腸状態推定プログラム。
【請求項5】
上記推定処理において推定された上記刺激後指標を含む推定情報を表示装置(250)に表示するための信号を出力する推定表示出力処理を、コンピュータ(200,400)に実行させる
請求項4に記載の腸状態推定プログラム。
【請求項6】
上記推定処理において推定された上記刺激後指標と上記刺激前指標取得処理において取得された上記刺激前指標との差に基づいて、刺激の強度を判定する強度判定処理と、
上記強度を含む推定情報を表示装置(250)に表示するための信号を出力する推定表示出力処理とを、コンピュータ(200,400)に実行させる
請求項4に記載の腸状態推定プログラム。
【請求項7】
過去に上記推定処理によって推定された上記刺激後指標と、過去に計測された上記刺激後指標との差に基づいて、刺激の推奨度合いを示す推奨度を判定する推奨度判定処理と、
上記推奨度を含む推定情報を表示装置(250)に表示するための信号を出力する推定表示出力処理とを、コンピュータ(200,400)に実行させる
請求項4に記載の腸状態推定プログラム。
【請求項8】
上記相関情報における推定値と実測値との乖離を乖離量としたときに、
過去の上記乖離量に基づいて、刺激の適合度合いを示す適合度を判定する適合度判定処理と、
上記適合度を含む推定情報を表示装置(250)に表示するための信号を出力する推定表示出力処理とを、コンピュータ(200,400)に実行させる
請求項4に記載の腸状態推定プログラム。
【請求項9】
上記刺激前指標取得処理において取得した上記刺激前指標と上記相関情報取得処理において取得した上記相関情報とに基づいて、上記対象者に関する上記刺激後指標を、複数種類の刺激のそれぞれについて推定する処理を、上記推定処理としてコンピュータ(200,400)に実行させる
請求項1に記載の腸状態推定プログラム。
【請求項10】
上記推定処理において推定された上記刺激後指標と上記刺激前指標取得処理において取得された上記刺激前指標との差に基づいて、複数種類の刺激のそれぞれについて、刺激の強度を判定する強度判定処理と、
上記強度を含む推定情報を、対応する刺激と関連付けた状態で、表示装置(250)に表示するための信号を出力する推定表示出力処理とを、コンピュータ(200,400)に実行させる
請求項9に記載の腸状態推定プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、腸状態推定プログラム、腸状態推定装置、および腸状態推定システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、健康に対する意識が高まっており、健康に関する情報提供の支援を行うための各種装置やサービスが提供され始めている。特に、健康を管理する指標として、腸の調子を重視するユーザも増加しつつある。特許文献1では、ユーザの腹部の音情報と、予め用意された学習情報とを用いて、ユーザの腸の調子を腸スコアとして表示するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/124190号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
腸の活動状態は、ユーザの活動状況や摂取した飲食物などの刺激に応じて変化する。そのため、実際に刺激を受けないと、その刺激を受けた後にユーザの腸の状態がどのように変化するのか分からない。また、毎日同じ食物を摂取して同じ刺激を受けたとしても、日によって腸の活動度合いが異なる場合もあり、刺激による腸活動の変化を把握することは難しい。
【0005】
一方で、例えば、慢性的な便秘状態を解消したいが重要な会議がある日には腸活動を促進させたくないというように、腸の調子やスケジュールに合わせてユーザ自身が受ける刺激の内容を調節したいという要望がある。
【0006】
本開示の目的は、所定の刺激が付与された後の腸の状態を推定することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様は、対象者の腸の状態を推定する処理をコンピュータ(200,400)に実行させる腸状態推定プログラムを対象とする。腸状態推定プログラムは、腸音に関する指標を腸音指標とし、所定の刺激が付与される前の上記腸音指標を刺激前指標とし、所定の刺激が付与された後の上記腸音指標を刺激後指標とし、上記刺激前指標と、上記刺激前指標に対する上記刺激後指標の比との関係を示す情報を相関情報としたときに、コンピュータ(200,400)に、上記対象者に関する上記刺激前指標を取得する刺激前指標取得処理と、記憶装置(420)に予め記憶された複数人に関する上記相関情報を取得する相関情報取得処理と、上記刺激前指標取得処理において取得した上記刺激前指標と上記相関情報取得処理において取得した上記相関情報とに基づいて、上記対象者に関する上記刺激後指標を推定する推定処理とを、実行させる。
【0008】
第1の態様の腸状態推定プログラムは、コンピュータ(200,400)に推定処理を実行させる。推定処理は、対象者に関する刺激前指標と複数人に関する相関情報とに基づいて、対象者に関する刺激後指標を推定する。したがって、この態様によれば、所定の刺激が付与された後の腸の状態を推定できる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様において、上記刺激前指標は、上記推定処理を実行する直前に集音装置(110)において計測された指標である。
【0010】
第2の態様では、対象者に関する最新の刺激前指標に基づいて、対象者の刺激後指標を推定できる。
(【0011】以降は省略されています)
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