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公開番号2025146870
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2025122426,2024006390
出願日2025-07-22,2024-01-18
発明の名称フッ素系ポリマー組成物、電気化学デバイス用バインダー、電極合剤、電極、及び、二次電池
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類H01M 4/62 20060101AFI20250926BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電気化学デバイスの粉体成分と均一に混合することができ、また、強度及び柔軟性に優れる合剤シートを得ることができる電気化学デバイス用バインダー用フッ素系ポリマー組成物、並びに、それを用いた電気化学デバイス用バインダー、電極合剤、電極、及び、二次電池を提供する。
【解決手段】電気化学デバイス用バインダーに使用されるフッ素系ポリマー組成物であって、フッ素系ポリマーを含み、前記フッ素系ポリマーは、2種以上のテトラフルオロエチレン系ポリマーを含み、前記フッ素系ポリマーの含有量は、前記フッ素系ポリマー組成物に対し、90質量%以上であるフッ素系ポリマー組成物である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
電気化学デバイス用バインダーに使用されるフッ素系ポリマー組成物であって、
フッ素系ポリマーを含み、
前記フッ素系ポリマーは、2種以上のテトラフルオロエチレン系ポリマーを含み、
前記フッ素系ポリマーの含有量は、前記フッ素系ポリマー組成物に対し、90質量%以上であるフッ素系ポリマー組成物。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
実質的にフッ素系ポリマー組成物のみからなる電気化学デバイス用バインダーであって、
前記フッ素系ポリマー組成物は、フッ素系ポリマーを含み、
前記フッ素系ポリマーは、2種以上のテトラフルオロエチレン系ポリマーを含み、
前記フッ素系ポリマーの含有量は、前記フッ素系ポリマー組成物に対し、90質量%以上である電気化学デバイス用バインダー。
【請求項3】
前記フッ素系ポリマー組成物は、テトラフルオロエチレンのホモポリマーと、変性モノマーとテトラフルオロエチレンとの共重合体とを含む請求項2記載の電気化学デバイス用バインダー。
【請求項4】
前記フッ素系ポリマー組成物は、標準比重が異なる2種以上のテトラフルオロエチレン系ポリマーを含む請求項2又は3記載の電気化学デバイス用バインダー。
【請求項5】
前記フッ素系ポリマー組成物は、ペースト押出可能な2種以上のテトラフルオロエチレン系ポリマーを含む請求項2又は3記載の電気化学デバイス用バインダー。
【請求項6】
前記フッ素系ポリマー組成物は、押出圧力が異なる2種以上のテトラフルオロエチレン系ポリマーを含む請求項2又は3記載の電気化学デバイス用バインダー。
【請求項7】
前記フッ素系ポリマー組成物は、ペースト押出可能である請求項2又は3記載の電気化学デバイス用バインダー。
【請求項8】
前記フッ素系ポリマー組成物は、吸熱ピーク温度が320℃以上である請求項2又は3記載の電気化学デバイス用バインダー。
【請求項9】
前記フッ素系ポリマー組成物は、粉末である請求項2又は3記載の電気化学デバイス用バインダー。
【請求項10】
前記フッ素系ポリマー組成物は、水分を実質的に含まない請求項2又は3記載の電気化学デバイス用バインダー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、フッ素系ポリマー組成物、電気化学デバイス用バインダー、電極合剤、電極、及び、二次電池に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
リチウムイオン二次電池等の二次電池は、高電圧、高エネルギー密度で、自己放電が少ない、メモリー効果が少ない、超軽量化が可能である、等の理由から、ノート型パソコン、携帯電話、スマートフォン、タブレットパソコン、ウルトラブック等小型で携帯に適した電気・電子機器等に用いられるとともに、更には、自動車用等の駆動用車載電源や定置用大型電源等に至るまでの広範な電源として実用化されつつある。二次電池には、更なる高エネルギー密度化が求められており、電気化学デバイス特性の更なる改善が求められている。
【0003】
特許文献1には、カソード及びアノードのうち少なくとも一方が、ポリテトラフルオロエチレン混合バインダー材を含むエネルギー貯蔵装置が記載されている。
【0004】
特許文献2~6には、ポリテトラフルオロエチレンを電池のバインダーとして使用することが記載されている。
【0005】
特許文献7には、ポリテトラフルオロエチレンとポリフッ化ビニリデンとの混合物を電池のバインダーとして使用することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特表2017-517862号公報
国際公開第2021/181887号
国際公開第2021/181888号
国際公開第2021/192541号
国際公開第2022/138942号
国際公開第2022/138939号
国際公開第2022/234227号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示は、電気化学デバイスの粉体成分と均一に混合することができ、また、強度及び柔軟性に優れる合剤シートを得ることができる電気化学デバイス用バインダー用フッ素系ポリマー組成物、並びに、それを用いた電気化学デバイス用バインダー、電極合剤、電極、及び、二次電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示(1)は、電気化学デバイス用バインダーに使用されるフッ素系ポリマー組成物であって、
フッ素系ポリマーを含み、
前記フッ素系ポリマーは、2種以上のテトラフルオロエチレン系ポリマーを含み、
前記フッ素系ポリマーの含有量は、前記フッ素系ポリマー組成物に対し、90質量%以上であるフッ素系ポリマー組成物である。
【0009】
本開示(2)は、実質的にフッ素系ポリマー組成物のみからなる電気化学デバイス用バインダーであって、
前記フッ素系ポリマー組成物は、フッ素系ポリマーを含み、
前記フッ素系ポリマーは、2種以上のテトラフルオロエチレン系ポリマーを含み、
前記フッ素系ポリマーの含有量は、前記フッ素系ポリマー組成物に対し、90質量%以上である電気化学デバイス用バインダーである。
【0010】
本開示(3)は、前記フッ素系ポリマー組成物は、テトラフルオロエチレンのホモポリマーと、変性モノマーとテトラフルオロエチレンとの共重合体とを含む本開示(2)記載の電気化学デバイス用バインダーである。
(【0011】以降は省略されています)

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