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公開番号2025034423
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140793
出願日2023-08-31
発明の名称シュート部材の監視方法、監視システム及びプログラム
出願人栗田工業株式会社,株式会社日立製作所
代理人弁理士法人IPX
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約【課題】効率的にシュート部材を監視することができる監視方法等を提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、粉体を通過させるシュート部材の監視方法が提供される。この監視方法は、次の各ステップを備える。取得ステップでは、予め設置された所定のセンサを介して、シュート部材に関する点群データを取得する。判断ステップでは、少なくとも点群データに基づいて、シュート部材に対する粉体の付着の程度を判断する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
粉体を通過させるシュート部材の監視方法であって、
次の各ステップを備え、
取得ステップでは、予め設置された所定のセンサを介して、前記シュート部材に関する点群データを取得し、
判断ステップでは、少なくとも前記点群データに基づいて、前記シュート部材に対する前記粉体の付着の程度を判断する、監視方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の監視方法において、
前記判断ステップでは、前記点群データと、前記シュート部材に関する基準状態に対応する基準データと、に基づいて、前記シュート部材に対する前記粉体の付着の程度を判断する、監視方法。
【請求項3】
請求項2に記載の監視方法において、
前記取得ステップでは、前記シュート部材に前記粉体が通過していない状態で前記点群データを取得し、
前記判断ステップでは、前記基準データとして、前記粉体が前記シュート部材に付着していない状態における前記シュート部材の形状に関するデータを用い、前記シュート部材に対する前記粉体の付着の程度を判断する、監視方法。
【請求項4】
請求項3に記載の監視方法において、
さらに検知ステップと、判定ステップと、を備え、
前記シュート部材の入口は、前記粉体を搬送するベルトコンベヤの下流端と連絡するものであり、
前記検知ステップでは、前記ベルトコンベヤの稼働状況を検知し、
前記判定ステップでは、検知した前記ベルトコンベヤの稼働状況に基づいて、前記シュート部材に前記粉体が通過していない前記状態を判定する、監視方法。
【請求項5】
請求項3に記載の監視方法において、
さらに判定ステップを備え、
前記取得ステップでは、前記シュート部材に関する前記点群データを経時的に取得し、
前記判定ステップでは、経時的に取得された前記点群データに基づいて、前記シュート部材に前記粉体が通過していない前記状態を判定する、監視方法。
【請求項6】
請求項2に記載の監視方法において、
前記取得ステップでは、前記シュート部材に前記粉体が通過している状態で前記点群データを取得し、
前記判断ステップでは、前記基準データとして、前記粉体が前記シュート部材を正常に通過している状態に関する点群データを用い、前記シュート部材に対する前記粉体の付着の程度を判断する、監視方法。
【請求項7】
請求項6に記載の監視方法において、
前記取得ステップでは、前記シュート部材に関する前記点群データを経時的に取得する、監視方法。
【請求項8】
請求項6に記載の監視方法において、
さらに検知ステップを備え、
前記シュート部材の入口は、前記粉体を搬送するベルトコンベヤの下流端と連絡するものであり、
前記検知ステップでは、前記ベルトコンベヤの稼働状況を検知し、
前記判断ステップでは、さらに検知した前記ベルトコンベヤの稼働状況に基づいて、前記シュート部材に対する前記粉体の付着の程度を判断する、監視方法。
【請求項9】
請求項1に記載の監視方法において、
前記判断ステップでは、前記点群データを学習済みモデルに入力することによって、前記付着の程度を判断し、ここで前記学習済みモデルは、点群データと付着の程度との関係を予め機械学習させたモデルである、監視方法。
【請求項10】
請求項1に記載の監視方法において、
さらに警告ステップを備え、
前記警告ステップでは、前記判断ステップで判断された付着の程度に応じて警告を発する、監視方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シュート部材の監視方法、監視システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、石炭、粉コークス、セメント、バイオマス燃料、土砂、鉱石、スラグ、ダスト等の粉体を長距離搬送するためにベルトコンベヤが用いられてきた。ここで、粉体を複数のベルトコンベヤの間を乗り継がせるために、シュート部(シュート部材)が用いられることがある(特許文献1など参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-183031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、粉体の搬送を続ける間にシュート部材の内部に粉体が詰まる可能性があり、これを防ぐために、相応のメンテナンスが必要な場合がある。このような背景もあり、効率的なシュート部材の監視方法を確立する要請があった。
【0005】
本発明では上記事情に鑑み、効率的にシュート部材を監視することができる監視方法等を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、粉体を通過させるシュート部材の監視方法が提供される。この監視方法は、次の各ステップを備える。取得ステップでは、予め設置された所定のセンサを介して、シュート部材に関する点群データを取得する。判断ステップでは、少なくとも点群データに基づいて、シュート部材に対する粉体の付着の程度を判断する。
【0007】
さらに、次に記載の各態様で提供されてもよい。
【0008】
(1)粉体を通過させるシュート部材の監視方法であって、次の各ステップを備え、取得ステップでは、予め設置された所定のセンサを介して、前記シュート部材に関する点群データを取得し、判断ステップでは、少なくとも前記点群データに基づいて、前記シュート部材に対する前記粉体の付着の程度を判断する、監視方法。
【0009】
このような態様によれば、効率的にシュート部材の監視をすることができる。
【0010】
(2)上記(1)に記載の監視方法において、前記判断ステップでは、前記点群データと、前記シュート部材に関する基準状態に対応する基準データと、に基づいて、前記シュート部材に対する前記粉体の付着の程度を判断する、監視方法。
(【0011】以降は省略されています)

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