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公開番号
2025111829
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2025080167,2021012845
出願日
2025-05-13,2021-01-29
発明の名称
目地板を施工対象物の上面上に供給する方法及び装置
出願人
鹿島建設株式会社
代理人
個人
,
個人
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個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E02B
7/00 20060101AFI20250723BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】ダム堤体などの施工対象物に対する目地切り作業の効率化を図る。
【解決手段】施工対象物(例えば堤体1)内に挿入される目地板5を施工対象物の上面2上に供給する方法では、施工対象物の上面2上を走行可能な車体21と、車体21上に配置されて複数枚の目地板5を積載可能なストッカー40と、ストッカー40に積載された複数枚の目地板5を1枚ずつ施工対象物の上面2上に供給可能な供給部70と、を備える装置を用いる。前記方法は、施工対象物内への目地板5の挿入に先立って、供給部70を用いて施工対象物の上面2上に目地板5を載置することを含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
施工対象物内に挿入される目地板を前記施工対象物の上面上に供給する方法であって、
前記方法では、前記施工対象物の上面上を走行可能な車体と、前記車体上に配置されて複数枚の目地板を積載可能なストッカーと、前記ストッカーに積載された複数枚の目地板を1枚ずつ前記施工対象物の上面上に供給可能な供給部と、を備える装置を用い、
前記方法は、前記施工対象物内への目地板の挿入に先立って、前記供給部を用いて前記施工対象物の上面上に目地板を載置することを含む、方法。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記供給部は把持部を備え、前記把持部は、前記ストッカーに積載された複数枚の目地板を1枚ずつ把持しながら前記ストッカー外に排出するように構成されている、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記供給部は、エアー式の吸引部を備え、前記吸引部は、前記ストッカーに積載された複数枚の目地板を1枚ずつ吸引しながら前記ストッカー外に排出するように構成されている、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
施工対象物内に挿入される目地板を前記施工対象物の上面上に供給する装置であって、
前記施工対象物の上面上を走行可能な車体と、
前記車体上に配置されて複数枚の目地板を積載可能なストッカーと、
前記ストッカーに積載された複数枚の目地板を1枚ずつ前記施工対象物の上面上に供給可能な供給部と、
を備える、装置。
【請求項5】
前記供給部は把持部を備え、前記把持部は、前記ストッカーに積載された複数枚の目地板を1枚ずつ把持しながら前記ストッカー外に排出するように構成されている、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記供給部は、エアー式の吸引部を備え、前記吸引部は、前記ストッカーに積載された複数枚の目地板を1枚ずつ吸引しながら前記ストッカー外に排出するように構成されている、請求項4に記載の装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばダム堤体などの施工対象物内に挿入される目地板を施工対象物の上面上に供給する方法及び装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
コンクリートダムやCSGダムにおける堤体の構築工事では、堤体の膨張や収縮に伴って発生する応力に起因した弊害の発生を防止するために、いわゆる目地切り作業が実施されることが多い。この目地切り作業では、堤体の所定の位置に複数枚の目地板(板状の目地材)を挿入することで目地(継目)を形成する。この目地切り作業に用いられる装置の一例が特許文献1にコンクリート目地切り機として開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平08-184105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示の目地切り作業では、1枚の目地板を堤体内に挿入する度に、コンクリート目地切り機を構成する目地切り板に、J字状断面を有する目地板を装着する必要があるので(例えば特許文献1の段落0024,0033参照)、この装着作業に手間がかかっていた。
【0005】
本発明は、このような実状に鑑み、ダム堤体などの施工対象物に対する目地切り作業の効率化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そのため本発明の一側面は、施工対象物内に挿入される目地板を前記施工対象物の上面上に供給する方法であって、
前記方法では、前記施工対象物の上面上を走行可能な車体と、前記車体上に配置されて複数枚の目地板を積載可能なストッカーと、前記ストッカーに積載された複数枚の目地板を1枚ずつ前記施工対象物の上面上に供給可能な供給部と、を備える装置を用い、
前記方法は、前記施工対象物内への目地板の挿入に先立って、前記供給部を用いて前記施工対象物の上面上に目地板を載置することを含む。
【0007】
本発明の別の側面は、施工対象物内に挿入される目地板を前記施工対象物の上面上に供給する装置であって、
前記施工対象物の上面上を走行可能な車体と、
前記車体上に配置されて複数枚の目地板を積載可能なストッカーと、
前記ストッカーに積載された複数枚の目地板を1枚ずつ前記施工対象物の上面上に供給可能な供給部と、
を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、施工対象物の上面上に載置された目地板を施工対象物内に挿入するので、前述の目地板の目地切り板への装着作業を省略することができる。ゆえに、施工対象物に対する目地切り作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態における目地板挿入装置の概略構成を示す図である。
ストッカー及びガイド部を示す図である。
排出部の第1例を示す図である。
排出部の第2例を示す図である。
目地板をストッカーから堤体の上面上に供給する方法を説明するための図である。
目地板の挿入方法を示す図である。
目地板の挿入方法を示す図である。
目地板の挿入方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態における目地板挿入装置の概略構成を示す図である。図2(ア)は、ストッカー及びガイド部の平面図である。図2(イ)は、ストッカー及びガイド部の側面図である。図2(ウ)は図2(ア)のA-A断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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