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公開番号2025064133
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173645
出願日2023-10-05
発明の名称施工情報管理システム、および施工情報管理方法
出願人住友建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E01C 23/07 20060101AFI20250410BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】作業機械により道路を施工した時の施工情報を適切に利用可能とすることで、利便性を高めることができる技術を提供する。
【解決手段】施工情報管理システム1は、道路の施工を行う作業機械10と、作業機械10による道路の施工時の施工情報を取得して、データベースDBに記憶するサーバ装置100と、サーバ装置100に対して情報通信可能に接続されるクライアント装置200と、を含む。サーバ装置100は、データベースDBに記憶された道路の施工時の施工情報の一部または全部を含む提供情報を、クライアント装置200のアクセスに基づき当該クライアント装置200に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
道路の施工を行う作業機械と、
前記作業機械による前記道路の施工時の施工情報を取得して、データベースに記憶するサーバ装置と、
前記サーバ装置に対して情報通信可能に接続されるクライアント装置と、を含む施工情報管理システムであって、
前記サーバ装置は、
前記データベースに記憶された前記道路の施工時の施工情報の一部または全部を含む提供情報を、前記クライアント装置のアクセスに基づき当該クライアント装置に送信する、
施工情報管理システム。
続きを表示（約 980 文字）【請求項２】
前記施工情報は、前記道路の施工位置の情報、および前記道路の施工内容の情報を含む、
請求項１に記載の施工情報管理システム。
【請求項３】
前記道路の施工内容の情報は、前記作業機械の機種、および前記作業機械による前記道路の施工時において当該作業機械の検出センサにより検出した検出情報を含む、
請求項２に記載の施工情報管理システム。
【請求項４】
前記検出情報は、前記作業機械による前記道路の施工時における施工軌道および施工速度の情報を含む、
請求項３に記載の施工情報管理システム。
【請求項５】
前記サーバ装置は、前記提供情報として、前記データベースに記憶された複数の前記道路の施工時の施工情報を地図情報に紐づけた配信情報を生成し、前記クライアント装置がアクセス可能なネットワークに前記配信情報を配信する、
請求項１乃至４のいずれか１項に記載の施工情報管理システム。
【請求項６】
前記サーバ装置は、前記クライアント装置における前記配信情報の操作に基づき、前記地図情報に紐づけられた前記道路の施工時の施工情報を、当該クライアント装置に表示させる、
請求項５に記載の施工情報管理システム。
【請求項７】
前記クライアント装置は、前記提供情報に含まれる過去の前記道路の施工時の施工情報に基づき、今回の前記道路の施工における作業機械の施工軌道を生成する、
請求項１乃至４のいずれか１項に記載の施工情報管理システム。
【請求項８】
前記作業機械が前記道路の施工時に検出した施工情報を取得して前記サーバ装置に送信する作業現場用端末を有する、
請求項１乃至４のいずれか１項に記載の施工情報管理システム。
【請求項９】
作業機械による道路の施工時の施工情報を、サーバ装置において取得する工程と、
前記サーバ装置において前記道路の施工時の施工情報をデータベースに記憶する工程と、
前記データベースに記憶された前記道路の施工時の施工情報の一部または全部を含む提供情報を、クライアント装置のアクセスに基づき当該クライアント装置に送信する工程と、を有する、
施工情報管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、施工情報管理システム、および施工情報管理方法に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、アスファルトフィニッシャ（道路舗装機）、切削機等の作業機械を使用して、道路を舗装するアスファルト舗装システムが開示されている。このアスファルト舗装システムは、作業機械の各々または外部にデータ処理ユニットを備える。データ処理ユニットは、複数のプロファイル（目標切削プロファイル、目標高さプロファイル、実切削プロファイル等）に基づき作業機械の経路等を計画して、各作業機械に施工を実行させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２‐１４０３５５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、道路の施工に使用した情報、または道路の施工時に検出した情報は、施工の終了に伴って使用しなくなる。このため、作業機械の作業者は、道路の施工時の施工情報を、施工内容の確認のために一時的に保存しておくことはあっても、長期的には削除していた。言い換えれば、道路の施工時の施工情報は、通常、作業機械の一度の施工のみに用いられた後、他の機会に使用されるものではなかった。
【０００５】
本開示は、作業機械により道路を施工した時の施工情報を適切に利用可能とすることで、利便性を高めることができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様によれば、道路の施工を行う作業機械と、前記作業機械による前記道路の施工時の施工情報を取得して、データベースに記憶するサーバ装置と、前記サーバ装置に対して情報通信可能に接続されるクライアント装置と、を含む施工情報管理システムであって、前記サーバ装置は、前記データベースに記憶された前記道路の施工時の施工情報の一部または全部を含む提供情報を、前記クライアント装置のアクセスに基づき当該クライアント装置に送信する、施工情報管理システムが提供される。
【発明の効果】
【０００７】
一態様によれば、作業機械により道路を施工した時の施工情報を適切に利用可能とすることで、利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施形態に係る施工情報管理システムの全体構成を示す図である。
作業機械のコントローラ、作業現場用端末、サーバ装置およびクライアント装置のハードウェア構造を示す図である。
施工情報管理システムの各装置の機能ブロックを示すブロック図である。
サーバ装置が管理するデータベースを示す図である。
サーバ装置が生成する配信情報を例示する図である。
作業現場から実施工情報を取得した際のサーバ装置の処理フローを例示するフローチャートである。
サーバ装置とクライアント装置の情報通信の手順を例示するフローチャートである。
クライアント装置において生成した施工軌道を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
【００１０】
図１は、実施形態に係る施工情報管理システム１の全体構成を示す図である。図１に示すように、実施形態に係る施工情報管理システム１は、作業機械１０により道路を実際に施工する作業現場ＣＰ、サーバ装置１００を有する管理場所ＡＰ、およびクライアント装置２００を有する利用場所ＵＰを含む。作業現場ＣＰの各種の構成、管理場所ＡＰのサーバ装置１００および利用場所のクライアント装置２００は、インターネット等のネットワーク３００を介して、相互に情報通信可能に接続される。
（【００１１】以降は省略されています）

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