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公開番号
2025092995
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208460
出願日
2023-12-11
発明の名称
打ち込み工具
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
B25C
7/00 20060101AFI20250616BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】電材を効率良く冷却できる打ち込み工具が必要とされている。
【解決手段】打ち込み工具1は、ドライバを打ち込み方向に移動させるための動力を発生させる駆動源であるメインモータ20を有する。打ち込み工具1は、メインモータ20を収容する本体ハウジング11を有する。打ち込み工具1は、本体ハウジング11に収容されかつメインモータ20とは独立して駆動するサブモータ51を有する。打ち込み工具1は、サブモータ51の出力軸51aに取付けられるファン52を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
打ち込み工具であって、
ドライバを打ち込み方向に移動させるための動力を発生させる駆動源であるメインモータと、
前記メインモータを収容する本体ハウジングと、
前記本体ハウジングに収容されかつ前記メインモータとは独立して駆動するサブモータと、
前記サブモータの出力軸に取付けられるファンを有する打ち込み工具。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の打ち込み工具であって、
前記メインモータの停止時にも前記サブモータを駆動可能に前記サブモータに駆動信号を発信するコントローラを有する打ち込み工具。
【請求項3】
請求項1または2に記載の打ち込み工具であって、
前記サブモータは、前記ドライバの打ち込み動作を1サイクル駆動させる際の前記メインモータの駆動時間よりも長く駆動する打ち込み工具。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1つに記載の打ち込み工具であって、
打ち込み具を収容するマガジンと、
前記マガジンから前記打ち込み具を供給されかつ前記ドライバを移動可能に案内するドライバガイドを有し、
前記サブモータは、前記メインモータと前記マガジンの間に設けられる打ち込み工具。
【請求項5】
請求項4に記載の打ち込み工具であって、
前記打ち込み具を前記マガジンから前記ドライバガイドへ供給する送り爪と、
前記送り爪を送り方向と反対方向へ移動させるソレノイドを有し、
前記ソレノイドは、前記メインモータと前記マガジンの間に設けられる打ち込み工具。
【請求項6】
請求項5に記載の打ち込み工具であって、
前記ソレノイドは、コイルを収容する筒状のホルダを有し、
前記本体ハウジングには、前記サブモータの駆動によって前記コイルと前記ホルダの内周面との間を突き抜けるように風が流れるソレノイド冷却通路が設けられる打ち込み工具。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1つに記載の打ち込み工具であって、
前記サブモータの前記出力軸は、前記メインモータの出力軸の延出方向と交差しかつ打ち込み具の打ち込み方向と交差する方向に延出する打ち込み工具。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1つに記載の打ち込み工具であって、
前記メインモータの出力軸はファンを備えておらず、
前記本体ハウジングには、前記サブモータの駆動によって前記メインモータへ風が流れるモータ冷却通路が設けられる打ち込み工具。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1つに記載の打ち込み工具であって、
前記メインモータと前記サブモータに駆動信号を発信するコントローラを有し、
前記本体ハウジングには、前記サブモータの駆動によって前記コントローラへ風が流れるコントローラ冷却通路が設けられる打ち込み工具。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか1つに記載の打ち込み工具であって、
前記本体ハウジングには、前記サブモータの駆動によって風が流れる複数の冷却通路と、前記複数の冷却通路を流れる風を排出する排気口が設けられ、前記排気口は前記複数の冷却通路で共通である打ち込み工具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、打ち込み具を被打ち込み材に打ち込むための打ち込み工具に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1、2には、圧縮ガスの推力を打ち込み力として利用するガスばね式の打ち込み工具が開示されている。打ち込み工具は、打ち込み具を打撃するドライバと、ドライバを待機位置または上死点へ移動させるリフト機構と、リフト機構の駆動源としてのモータを有する。打ち込み工具は、モータの駆動を制御するコントローラを有する。モータやコントローラ等は、打ち込み工具の本体ハウジングに内装される。モータの出力軸には、一体になって回転するファンが取付けられる。ファンが回転することで本体ハウジング内を流れる冷却風が発生する。冷却風は、例えばモータ、コントローラ等の電材を冷却する。
【0003】
打ち込み工具のモータは、ドライバを待機位置へ移動させる際、または上死点へと移動させる際にのみ駆動する。そのためモータの駆動時間が短い。そのためモータの出力軸と一体で回転するファンが冷却風を発生する時間も短い。そのため電材を十分に冷却できない場合がある。打ち込み工具には、モータやコントローラに加えて、例えばソレノイド等の発熱量が多い電材が設けられる場合がある。発熱量が大きい電材も含めて冷却できるように打ち込み工具の冷却構造に改良の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-64259号公報
国際公開第2018/198670号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって電材を効率良く冷却できる打ち込み工具が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの特徴によると打ち込み工具は、ドライバを打ち込み方向に移動させるための動力を発生させる駆動源であるメインモータを有する。打ち込み工具は、メインモータを収容する本体ハウジングを有する。打ち込み工具は、本体ハウジングに収容されかつメインモータとは独立して駆動するサブモータを有する。打ち込み工具は、サブモータの出力軸に取付けられるファンを有する。
【0007】
したがってサブモータは、メインモータの駆動とは独立して駆動する。そのためメインモータの駆動時間よりも長くサブモータを駆動させてファンを回転させることができる。そのため本体ハウジング内に設けられたメインモータやサブモータ等の電材へと冷却風を十分な時間送ることができる。これにより本体ハウジング内の電材を効率良く冷却できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施例に係る打ち込み工具の斜視図である。
右ハウジングを取外した打ち込み工具の右側面図である。
ドライバが待機位置の時の打ち込み工具を右方から見た断面図である。
左ハウジングを取外した打ち込み工具の左側面図である。
右ハウジングを取外した打ち込み工具の右側面図である。
ドライバが待機位置の時の工具本体の縦断面図である。
打ち込み具を打ち込み通路に装填する時の工具本体の縦断面図である。
ドライバが待機位置の時における右ハウジングとドライバガイドを取外した打ち込み工具の拡大右側面図である。
ソレノイドがオン状態の時における右ハウジングとドライバガイドを取外した打ち込み工具の拡大右側面図である。
打ち込み具を打ち込み通路に装填する時における右ハウジングとドライバガイドを取外した打ち込み工具の拡大右側面図である。
ドライバが待機位置の時における右ハウジングとドライバガイドを取外した打ち込み工具の拡大下面図である。
ソレノイドがオン状態の時における右ハウジングとドライバガイドを取外した打ち込み工具の拡大下面図である。
打ち込み具を打ち込み通路に装填する時における右ハウジングとドライバガイドを取外した打ち込み工具の拡大下面図である。
ソレノイドと動力伝達部材と送り爪の斜視図である。
第2実施例に係る打ち込み工具の右ハウジングを取外した右側面図である。
打ち込み工具の左ハウジングを取外した左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の他の特徴によると打ち込み工具は、メインモータの停止時にもサブモータを駆動可能にサブモータに駆動信号を発信するコントローラを有する。したがってメインモータの停止時にもサブモータを駆動させることで、冷却風が電材を冷却する時間を長くすることができる。そのため電材を十分に冷却できる。
【0010】
本開示の他の特徴によるとサブモータは、ドライバの打ち込み動作を1サイクル駆動させる際のメインモータの駆動時間よりも長く駆動する。したがってサブモータの駆動時間をメインモータよりも長くすることで冷却風による電材の冷却効率を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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