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公開番号2025069517
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179276
出願日2023-10-18
発明の名称ウォーターサーバー
出願人株式会社コスモライフ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B67D 1/08 20060101AFI20250423BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】幼児のやけど事故を効果的に防止することが可能なウォーターサーバーを提供する。
【解決手段】筐体3の前にいる人の身長を検出する赤外線センサ32を有し、赤外線センサ32の出力信号に基づいて、筐体3の前にいる人の身長が所定高さ以上であるか否かを判定し、人の身長が所定高さ未満のときは、出水操作部4の操作があっても温水を出水させない温水ロック状態とし、人の身長が所定高さ以上のときは、出水操作部4の操作に応じて温水の出水を許容する温水ロック解除状態とする。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
床面(F)に設置される筐体(3)と、
前記筐体(3)の内部に配置された温水タンク(9)と、
前記温水タンク(9)から前記筐体(3)の外部に温水を出水させる温水流路(28)と、
前記温水流路(28)を開閉する温水電磁弁(29)と、
前記筐体(3)の前面側に配置され、温水を出水するためにユーザーが操作する出水操作部(4)とを有するウォーターサーバーにおいて、
前記筐体(3)の前にいる人の身長を検出する身長検出センサ(32)と、
前記身長検出センサ(32)の出力信号と、前記出水操作部(4)の操作信号とに基づいて、前記温水電磁弁(29)の作動を制御する制御部(33)とを更に有し、
前記制御部(33)は、前記身長検出センサ(32)の出力信号に基づいて、前記筐体(3)の前にいる人の身長が所定高さ以上であるか否かを判定し、前記人の身長が前記所定高さ未満のときは、前記出水操作部(4)の操作があっても温水を出水させない温水ロック状態とし、前記人の身長が前記所定高さ以上のときは、前記出水操作部(4)の操作に応じて温水の出水を許容する温水ロック解除状態とすることを特徴とするウォーターサーバー。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記身長検出センサ(32)は、前記筐体(3)の前にいる人の身長が前記所定高さ以上のときはON信号を出力し、前記筐体(3)の前にいる人の身長が前記所定高さ未満のときはOFF信号を出力する赤外線センサ(32)である請求項1に記載のウォーターサーバー。
【請求項3】
前記筐体(3)は、その上端に上面板(11)を有し、
前記赤外線センサ(32)は、前記所定高さ未満の高さからの赤外線を前記筐体(3)で遮断して前記赤外線センサ(32)に到達させないように前記上面板(11)の上面に配置されている請求項2に記載のウォーターサーバー。
【請求項4】
前記上面板(11)は、前記床面(F)から100cm以上の高さに配置されている請求項3に記載のウォーターサーバー。
【請求項5】
前記所定高さが105cm以上に設定されている請求項1から4のいずれかに記載のウォーターサーバー。
【請求項6】
前記出水操作部(4)は、温水ボタン(4c)とチャイルドロック解除ボタン(4d)とを有し、
前記制御部(33)は、前記温水ロック状態では、前記チャイルドロック解除ボタン(4d)および前記温水ボタン(4c)が操作されたときにも、前記温水電磁弁(29)の閉弁状態を維持し、前記温水ロック解除状態では、前記チャイルドロック解除ボタン(4d)が長押し操作された後に前記温水ボタン(4c)が操作されたときに、前記温水電磁弁(29)を開弁させる請求項1から4のいずれかに記載のウォーターサーバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ウォーターサーバーに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、主にオフィスや病院などでウォーターサーバーが利用されてきたが、近年、水の安全や健康への関心の高まりから、一般家庭にもウォーターサーバーが普及しつつある(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1のウォーターサーバーは、床面に設置される筐体と、筐体の内部に配置された冷水タンクおよび温水タンクと、冷水タンクから筐体の外部に冷水を出水させる冷水流路と、冷水流路を開閉する冷水電磁弁と、温水タンクから筐体の外部に温水を出水させる温水流路と、温水流路を開閉する温水電磁弁と、筐体の前面側に配置された出水操作部とを有し、この出水操作部を操作することで冷水または温水を出水することが可能となっている。
【0004】
また、このウォーターサーバーは、幼児が温水を出水してやけどするのを防ぐため、チャイルドロック機能が設けられている。具体的には、ウォーターサーバーの出水操作部に、冷水ボタンと、温水ボタンと、チャイルドロック解除ボタンとが設けられている。そして、冷水を出水するときは、冷水ボタンを押すだけで、冷水電磁弁が開弁し、冷水タンクから冷水を出水させることが可能であるが、温水を出水するときは、温水ボタンを押しただけでは温水電磁弁が開弁せず、チャイルドロック解除ボタンを長押し操作した後に、温水ボタンを押すことではじめて温水電磁弁が開弁し、温水タンクから温水を出水させることができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-210467号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1のように、チャイルドロック機能(すなわち、チャイルドロック解除ボタンを長押し操作した後でなければ、温水ボタンを押しても温水が出水しない機能)を設けた場合であっても、大人であるユーザーが温水を出水するときに行なう操作を幼児が見て真似する可能性がある。そのため、幼児が温水を出水してやけどする危険性を完全には無くすことが難しい。
【0007】
この発明が解決しようとする課題は、幼児のやけど事故を効果的に防止することが可能なウォーターサーバーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、この発明では、以下の構成のウォーターサーバーを提供する。
[構成1]
床面に設置される筐体と、
前記筐体の内部に配置された温水タンクと、
前記温水タンクから前記筐体の外部に温水を出水させる温水流路と、
前記温水流路を開閉する温水電磁弁と、
前記筐体の前面側に配置され、温水を出水するためにユーザーが操作する出水操作部とを有するウォーターサーバーにおいて、
前記筐体の前にいる人の身長を検出する身長検出センサと、
前記身長検出センサの出力信号と、前記出水操作部の操作信号とに基づいて、前記温水電磁弁の作動を制御する制御部とを更に有し、
前記制御部は、前記身長検出センサの出力信号に基づいて、前記筐体の前にいる人の身長が所定高さ以上であるか否かを判定し、前記人の身長が前記所定高さ未満のときは、前記出水操作部の操作があっても温水を出水させない温水ロック状態とし、前記人の身長が前記所定高さ以上のときは、前記出水操作部の操作に応じて温水の出水を許容する温水ロック解除状態とすることを特徴とするウォーターサーバー。
【0009】
この構成を採用すると、ウォーターサーバーの筐体の前にいる人の身長を身長検出センサで検出し、その人の身長が所定高さ未満のときは、出水操作部の操作があっても温水を出水させない温水ロック状態とするので、大人であるユーザーが温水を出水するときに行なう操作を幼児が見て真似したとしても、その幼児の身長が所定高さよりも低ければ、温水は出水しない。そのため、幼児のやけど事故を効果的に防止することが可能である。
【0010】
[構成2]
前記身長検出センサは、前記筐体の前にいる人の身長が前記所定高さ以上のときはON信号を出力し、前記筐体の前にいる人の身長が前記所定高さ未満のときはOFF信号を出力する赤外線センサである構成1に記載のウォーターサーバー。
(【0011】以降は省略されています)

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