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公開番号2025107125
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2024020868
出願日2024-02-15
発明の名称建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 3/46 20060101AFI20250710BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】同一のレール上をスライド移動する2枚の障子の戸先側の縦框同士を突き合わせた際に、一方の障子の戸先側の縦框が、他方の障子の戸先側の縦框の室内側見付け面を覆って呑み込むように構成する必要なく、2枚の障子の戸先側と戸尻側の縦框の横幅を統一させて意匠性を向上させること。
【解決手段】横枠の長さ方向に沿って延びる室内側レール上をスライド移動する第1の障子及び第2の障子を備え、第1の障子は、第1の戸先側縦框及び第1の戸尻側縦框を有し、第2の障子は、第2の戸先側縦框及び第2の戸尻側縦框を有し、第1の障子及び第2の障子の閉鎖状態において、第1の戸先側縦框と第2の戸先側縦框とが突き合わされた状態の第1の戸先側縦框及び第2の戸先側縦框の全体の横幅は、第1の戸尻側縦框及び第2の戸尻側縦框のそれぞれの横幅と同等である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
横枠の長さ方向に沿って延びる室内側レール上をスライド移動する第1の障子及び第2の障子を備え、
前記第1の障子は、第1の戸先側縦框及び第1の戸尻側縦框を有し、
前記第2の障子は、第2の戸先側縦框及び第2の戸尻側縦框を有し、
前記第1の障子及び前記第2の障子の閉鎖状態において、前記第1の戸先側縦框と前記第2の戸先側縦框とが突き合わされる建具であって、
突き合わされた状態の前記第1の戸先側縦框及び前記第2の戸先側縦框の全体の横幅は、前記第1の戸尻側縦框及び前記第2の戸尻側縦框のそれぞれの横幅と同等である、建具。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1の戸先側縦框及び前記第2の戸先側縦框のそれぞれの横幅は、前記第1の戸尻側縦框及び前記第2の戸尻側縦框のそれぞれの横幅の1/2以下である、請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記第1の戸先側縦框及び前記第2の戸先側縦框は、それぞれ室内側に突出する室内側突出部を有し、
突き合わされた状態の前記第1の戸先側縦框及び前記第2の戸先側縦框のそれぞれの前記室内側突出部の間に、手掛け用の隙間が形成される、請求項1又は2に記載の建具。
【請求項4】
突き合わされた状態の前記第1の戸先側縦框及び前記第2の戸先側縦框のそれぞれの室内側突出部の間に、前記隙間を塞ぐように弾性部材が設けられる、請求項3に記載の建具。
【請求項5】
前記第1の戸先側縦框及び前記第2の戸先側縦框は、それぞれ室外側に突出する室外側突出部を有し、
前記第1の戸先側縦框及び前記第2の戸先側縦框のそれぞれの前記室外側突出部に、手掛け部が形成される、請求項1又は2に記載の建具。
【請求項6】
前記横枠の長さ方向に沿って延びる室外側レール上をスライド移動する第3の障子及び第4の障子と、
前記第3の障子は、第3の戸先側縦框及び第3の戸尻側縦框を有し、
前記第4の障子は、第4の戸先側縦框及び第4の戸尻側縦框を有し、
前記第3の戸尻側縦框は、閉鎖状態の前記第1の障子の前記第1の戸尻側縦框の室外側に重なるように配置され、前記第4の戸尻側縦框は、閉鎖状態の前記第2の障子の前記第2の戸尻側縦框の室外側に重なるように配置され、
前記第1の戸先側縦框及び前記第2の戸先側縦框のそれぞれの前記室外側突出部の室外側見付け面は、前記第3の障子の前記第3の戸尻側縦框及び前記第4の障子の前記第4の戸尻側縦框の室外側見付け面に対して、見込み方向の同一位置に配置される、請求項1又は2に記載の建具。
【請求項7】
前記横枠の長さ方向に沿って延びる室外側レール上をスライド移動する第3の障子及び第4の障子と、
前記室外側レールの室外側に配置され、前記横枠の長さ方向に沿って延びる網戸用レール上をスライド移動する網戸と、をさらに備え、
前記第3の障子は、第3の戸先側縦框及び第3の戸尻側縦框を有し、
前記第4の障子は、第4の戸先側縦框及び第4の戸尻側縦框を有し、
前記第3の戸尻側縦框は、閉鎖状態の前記第1の障子の前記第1の戸尻側縦框の室外側に重なるように配置され、前記第4の戸尻側縦框は、閉鎖状態の前記第2の障子の前記第2の戸尻側縦框の室外側に重なるように配置され、
前記第1の戸先側縦框及び前記第2の戸先側縦框のそれぞれの前記室外側突出部の室外側見付け面は、前記第3の障子の前記第3の戸尻側縦框及び前記第4の障子の前記第4の戸尻側縦框の室外側見付け面に対して、見込み方向の同一位置に配置され、
前記網戸は、閉鎖状態の前記第1の障子の前記第1の戸先側縦框の前記室外側突出部と前記第4の障子の前記第4の戸尻側縦框との間、もしくは前記第2の障子の前記第2の戸先側縦框の前記室外側突出部と前記第3の障子の前記第3の戸尻側縦框との間、に亘って設けられる、請求項1又は2に記載の建具。
【請求項8】
前記網戸は、共通の前記網戸用レール上をスライド移動する第1の網戸及び第2の網戸を有し、
前記第1の障子の前記第1の戸先側縦框と前記第1の網戸の戸先側縦框との間、及び前記第2の障子の前記第2の戸先側縦框と前記第2の網戸の戸先側縦框との間に、緩衝部材が設けられる、請求項7に記載の建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、建具に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、横枠に沿って延びる同一のレール上をスライド移動する2枚の障子を有し、互いの戸先側の縦框を突き合わせて閉じた際に、一方の障子の戸先側の縦框が、他方の障子の戸先側の縦框の室内側見付け面を覆って呑み込むように構成される建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。これによって、2枚の障子の戸先側と戸尻側の縦框の横幅が同等になり、建具の意匠性が向上する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3173161号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、同一のレール上をスライド移動する2枚の障子の戸先側の縦框同士を突き合わせた際に、一方の障子の戸先側の縦框が、他方の障子の戸先側の縦框の室内側見付け面を覆って呑み込むように構成する必要なく、2枚の障子の戸先側と戸尻側の縦框の横幅を統一させて意匠性を向上させた建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の建具は、横枠の長さ方向に沿って延びる室内側レール上をスライド移動する第1の障子及び第2の障子を備え、前記第1の障子は、第1の戸先側縦框及び第1の戸尻側縦框を有し、前記第2の障子は、第2の戸先側縦框及び第2の戸尻側縦框を有し、前記第1の障子及び前記第2の障子の閉鎖状態において、前記第1の戸先側縦框と前記第2の戸先側縦框とが突き合わされる建具であって、突き合わされた状態の前記第1の戸先側縦框及び前記第2の戸先側縦框の全体の横幅は、前記第1の戸尻側縦框及び前記第2の戸尻側縦框のそれぞれの横幅と同等である、建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
一実施形態に係る建具を室内側から見た正面図である。
図1中のA-A線に沿う横断面図である。
図2中のB-B線に沿う縦断面図である。
図2中の第1の障子と第2の障子との突合せ部の拡大図である。
図2中の第1の障子と第3の障子との召合せ部の拡大図である。
図2中の第2の障子と第4の障子との召合せ部の拡大図である。
第2の障子を開放した状態を示す建具の横断面図である。
第2実施形態に係る第1の障子と第2の障子の突合せ部を拡大して示す横断面図である。
第3実施形態に係る第1の障子と第2の障子の突合せ部を拡大して示す横断面図である。
第4実施形態に係る第1の障子と第2の障子の突合せ部を拡大して示す横断面図である。
第5実施形態に係る第1の障子と第2の障子の突合せ部を拡大して示す横断面図である。
第6実施形態に係る第1の障子と第2の障子の突合せ部を拡大して示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本開示の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1及び図2に示すように、建具1は、建物躯体100の開口部に取り付けられた枠体2を有する。枠体2は、上横枠21と下横枠22と左右一対の縦枠23、24とを矩形に枠組みすることによって構成される。枠体2の内側には、第1の障子3、第2の障子4、第3の障子5及び第4の障子6の4枚の障子と、第1の網戸7及び第2の網戸8の2枚の網戸と、が納められている。
【0008】
各図中の方向について定義する。図中のX1は、建具1の室外側を示し、X2は、建具1の室内側を示す。建具1において、室外側X1に対向するように配置される面を室外側見付け面と称し、室内側X2に対向するように配置される面を室内側見付け面と称する。建具1において、室外側見付け面及び室内側見付け面に沿う左右方向を見付け方向とする。建具1において、室外側見付け面及び室内側見付け面に対して直交し、室外側X1と室内側X2とを結ぶ直線に沿う方向を見込み方向とする。建具1において、見込み方向に沿うように配置される面を見込み面と称する。
【0009】
図3に示すように、上横枠21は、室内側X2から室外側X1に向けて順に、それぞれ長さ方向に沿って延びる室内側レール211、室外側レール212及び網戸用レール213を有する。下横枠22は、室内側X2から室外側X1に向けて順に、それぞれ長さ方向に沿って延びる室内側レール221、室外側レール222及び網戸用レール223を有する。
【0010】
上横枠21における室内側レール211と室外側レール212との間、及び室内側レール211の室内側X2には、それぞれ樹脂製のカバー材214,215が取り付けられている。下横枠22における室内側レール221と室外側レール222との間、及び室内側レール221の室内側X2には、それぞれ樹脂製のカバー材224,225が取り付けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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